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2006年10月9日

子供たちの日本語教育でもうひとつ、わたしたちが積極的にして
きたことに体験入学があります。、
通っていたBritish Schoolが、6月末には試験、授業を終えていて
7月始めから夏休みまでの2週間はほとんどアクティヴィティ、
つまり学年末の色々な行事の時期であるのを利用しての、日本の
学校への一時入学を意味します。 
      
この時期を利用して、British shoolの許可をとり欠席、日本の
学校のほうへは3週間から一ヶ月ほどの受け入れをお願いします。
こういうことが受け入れてもらえるということを、始めは知りま
せんでした。
     
息子が第一期生として補習校の1年生にあがった時、既に述べまし
たように、読み書きはほとんど不自由がなかったのですが、実は
大きなホコロビを発見したのでした。
日本から来た子供たちと交流の手段となる日本語の「会話力」の
不足です。

ひらがな、カタカナ、漢字、計算はきちんとできる。
しかし、いかんせん日本の子供たちと思うように話が進まない
のです。
大人が相手ですと辛抱強く耳を傾けてくれるのですが、子供同士の
世界と言うのは、こういうことには意外とシビアなのです。
「どういう意味?なにを言いたいの?」などと待ってはくれ
ません。
 
日本語は書き言葉と話し言葉の違いが大きい言語です。
本来ならば、教科書に出てくる書き言葉が大切なのですが、いざ、
生活語となると、書き言葉そのままを使えば、仲間同士どうも
うまく運ばないような点が出て来るのです。もちろん日本に住んだ
ことがない環境ですから語彙不足もあります。
日本のビデオが見られるようになったのはずっと後でしたから、
生の日本語に触れることのなかった息子にしてみれば、無理からぬ
ことでした。
     
この当時から後年に渡ってずっとわたしが必読していた雑誌に
「海外子女教育」というのがありました。
これは海外子女教育財団が発行する月刊誌で、子を伴って海外赴任
する親に多くの内外の教育情報を提供してくれました。
体験入学を受け入れてくれる学校が国内にあると言うのも、この本
から得た情報です。

帰国雑誌
★海外子女教育雑誌。1998年8月号で表紙を飾ったモイケル娘。
     
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ー続きはここからー

周囲には体験入学をしたという経験者がいなかったので、まず財団
に手紙で相談し、手順などを教えていただきました。
手順はこうでした。

①まず、国内に家族親族がいる場合は、子供がそこから通学する
 として、その学区内にある小中学校に家族が直接学校を訪問し
 依頼するか、あるいは海外から手紙でお願いする。

②体験入学が受け入れられるとなった場合の必要だった書類に
 ついて。

 海外から一時帰国した形になり市役所に転入届けを出し住民票を
 取る。
 校内で万が一事故が起こった場合の責任の所在を明文化する。
 (要は学校には一切責任がないことを一筆したためるのです。)
      
 このような手続きを経て、息子は小学校2年と中学3年の二度、
 娘は、小学校、中学校、そして運良く高校1年と3度の体験入学
 許可をすることができました。
 小中学校は義務教育学年にあたり、たいていの学校で体験入学を
 させてくれるのですが、高校となると公立校では無理です。
     
 わたしたちの帰国時の滞在先は所沢にある西部池袋沿線の妹宅
 です。我がモイケル娘の場合は、運のいいことにその沿線に
 東京学芸大学教育学部付属高校大泉学園があり、この高校は早期
 から帰国子女教育に取り組んで海外から帰国して来た子女を受け
 入れていました。
 彼女はやはり夏休み前の2週間少しをこの大泉学園で体験入学を
 しました。

 次回は体験入学の思い出を少し^^

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コメント
はじめまして。
ニュージーランドに住んでいるじれと申します。
お子さんの日本語教育のカテゴリー、興味深く読ませていただきました。
まだ全部ではないので、これからゆっくり読ませてください♪
我が家の長男も今年の夏に幼稚園の体験入園をしました。
また行きたい!とはりきっていますw
とてもいい経験になったようです。
2006/10/16(Mon) 06:26 | URL | じれ | 【編集
>じれさん

初めまして^^
日本語教育カテゴリーに興味を持っていただきありがとうございます。

先方さまには、ご面倒をおかけするのですが、幼稚園、
小学校時代の体験入学は子供にとってかなり楽しいもののようです。

小さい頃のこのような体験は、海外にいて今後日本語学習を
継続していく上で、大きな土台になるのではないかと
思っています。

少しでもじれさんのお子さんたちの日本語教育のヒントになれば
わたしも嬉しいです。

どうぞまた、いらしてください。
今後ともよろしくお付き合いください。

2006/10/16(Mon) 17:53 | URL | spacesis | 【編集
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