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2017年12月13日 

自宅での個人レッスンはまだ続いていますが、市立図書館の初級、中級クラスは先週で学習納めになりました。
できれば、クリスマス前の23日の土曜日まで続けたかったのですが、教室として使用している部屋、2年ほど前までと違い、最近は利用希望者が増えたようで、日本語教室だけ専用するわけに行かず、他の利用者に譲らざるを得なかったのと、23、30日は閉館とのことゆえ、今年度の授業は終了というわけです。

年末ぎりぎりまで授業をしたかったのには、初級クラス8人全員が1月末の漢字検定試験10級を受験することになっているからで、丁寧な指導をしたかったのですが、こういう事情であればやむを得ません。クリスマスプレゼントとして、コピー店で取った試験問題集を生徒にどっさり上げたのでした(笑)

ポルトガルではわたしの元職場、ポルト補習校とリスボン補習校とが受験会場に指定されており、もう15年位も昔になりますが、我がモイケル娘も当校で漢検3級まで受験しています。補習校に通ったのは週に一度の3時間、そのうち国語学習は1時間半でしたが、3級を受験したのは高校1年のときで、よく頑張ったなぁと思ったものです。日本の大学に行きたいという夢あったればこそでしょう。

しかし、そうして覚えた漢字は、日本で生まれ育った人たちの身についたものとは別問題のようで、漢字に関しては結構面白い失敗をしでかしております。

早稲田大学に入学して2年目の終わり、我がモイケル娘、なにやら勝手に他大学編入試験を受けたときの話です。

手ごたえはどうだったの?」(←断固、転入編入反対していたのではあるが、とりあえず聞いてみたw)
「う~ん、どうなんだろ・・・でも、英語を和訳するところで、漢字間違った。」
「漢字を?自信がない漢字はひらがな、もしくはカタカナで行こうよ。」

試験問題の和訳は「核」に関する英文だったそうだ。「nuclear」つまり日本語では「核」であります。その「核」が三箇所も出てきたのだそうで、間違った漢字というのは、「核」なんだって^^;どんな風に間違ったかと言うと、あっはっはっはっは!これが笑わずにおらりょうか!

もう腹が痛くて涙が出てきて、それを披露した当時のチャット仲間たちにも一言、「お前、それ落ちてるぞ。」と言われプリプリしている娘をも構わずパソコン前で体よじって笑ったのでした。

で、どういう字を書いたかと言うと、木へんに玄。ぐっはっはっはっは!
そんな字、あったっけ?本人も既に調べたようで、「ない!」と(笑)しかし、なんとなく似てるには似てるわ^^
帰国子女は往々にして、こういう間違いをします。どれどれと思って調べて見ると、この「核」という漢字、2級で出題です。やっぱりねぇ^^ 2級まで挑戦してみましょう、もいちゃん^^

「核」の間違いに拘わらず、編入試験に通ってしまい、東京から遥か離れた本州南の外れに行ってしまった娘の話ではありました。

さて、大卒後、東京都内の某企業に就職し3年勤めて学費を稼いだ娘は今度はとんでもないことに挑戦しました。近世文学専攻だと(大汗)。 近世文学は徳川時代から明治維新間の文学で、古典に比べると文章も比較的分かりやすいとは言うものの、問題はくずし字でありました。

モイケル娘、当時、かように書いております。

<strong>こころは豚にひかるる大八車

いやー。参った。文字に襲われる夢を見ました。はっはっは。

自分のペースでできることをやるしかないと再度自分に念押しを。周りはどうあれもっと気楽に失敗しまくろう\(^o^)/ と思うことにした結果

豚にひかるる1

赤枠内の文字を「豚にひかるる大八車」と解釈して今朝発表して先生の盛大な苦笑いを頂きましたww正しくは「縁にひかるる」ですね。

いやー、おかしいとは思ったんだよ。でも他の字が浮かばなかったし、そもそも辞典の豚の字と似てたし、右のルビも「とん」に見えるし。「えん」だったんだねー。

ちなみにこれは1688年に増田円水に書かれた『好色大神楽』という浮世小説です。物語が井原西鶴のなんかの小説(忘れた)に酷似しているのがひとつ注目すべき点だとかなんとか。

ほんと気分は暗号解読者だよ。今日から暗号解読者を名乗ろうかな。

どうも。暗号解読者です。ディサイファー(decipher=判断が難しいものを読み解くこと)です。

豚は大八車をひきませんよ。



んで、ちょうどこの時、日本に帰国して子どもたちのところに滞在していたわたしと言えば、次の如くなり。

いやぁ、参った参った。紀貫之さまではありませんが、「娘もすなるくずし字といふものを、母もしてみむとてするなり」でありまして、モイケル娘が生まれて初めて取り組む1600年代に書かれた小説の原文読みの講義、いやはや崩し文字の漢字もさることながら平仮名のややこしいこと。

書物をただ眺める分には、美しいなぁで済ませるものの読むとなると、これは殆ど苦行であります。二人して迷路に入り込んだ心地して、面白いもののその結果、いと恥ずかしき(笑)

ひかるる2豚に

江戸時代に「豚」っておったのかな?いや、ブタとはイノシシのことかも知れんぞ・・・しかし、なんで「心」なのだ?と不可思議に思ったものの時間切れ。えぇい、分からん、しないよりはましだというのが「ブタにひかるる」と相成りそうろう(爆)これからが恐いような楽しみなような。

大学から帰宅した講師からの正解を聞き、ガハハハと爆笑してしまったくずし文字探りテイタラクでありました。この母にしてこの子あり。

本日はこれにて。お粗末さまでございました。
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