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2018年1月2日 

新年 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
また、皆さまにとってこの1年が良い年になりますよう、願っております。

さて、ポルトガルより9時間先に時を刻む日本ですが、ポルトガルは1月1日だけ休日で勤め人は2日から普通の生活に戻ります。夫の仕事も始まり、わたしも、クリスマス、大晦日、元日と一日中台所に立って料理に酷使した(笑)体を今日一日休めて、明日からは再び日本語教室再開です。

その2018年の最初のトピックは、なんとまぁ、ネコの話であります。

まず、こちらの過去記事を再掲載させてください。

2016年7月18日 

拙ブログ記事で、7月6日に取り上げた、瀕死の保護ねこちゃんの報告です。

「儀を見てせざるは勇なきなり」、で、目の前の行き倒れノラネコちゃんを黙って見過ごすことができず、とうとう拾って持ち帰ったモイケル娘のその後、いや、ネコちゃんのその後であります。

4週間ほど我がモイケル娘のアパートのベランダで獣医に連れて行きながら、面倒をみたようですが、仕事がある身です。残業も多く、ちゃんとした面倒をみるのは、仕事を犠牲にでもしない限り、難しい。外部はこれからどんどん暑くなっていくので、いくら日陰に工夫を凝らしても、ネコにとっては危険です。

動物保護のボランティアなどにも相談してはみたものの、どれも直接的な手助けにはならなかったようです。そこで、娘にクリニック入院を勧めました。その方が、ネコちゃんにとってもどんなにか安全なことでしょう。

また、本人も、帰宅後、自分の3匹猫の世話をした上に、動けないネコちゃんですから、下の世話から食事やり等は大変なことですから、入院することで、かなり気が楽になるはずです。 入院費、治療費とどのくらいの費用になるかは分かりませんが、娘の体調も心配ですしね。

そこで、彼女、近くの獣医さんに相談したところ、なんとまぁ、その獣医さん、入院費は要らない、治療費と食費だけでいい、と言ってくれたとこのとでした。これはとても嬉しいことです。元はと言えば、道で出会ったのが縁で、見捨てられずに保護したネコちゃんです、きっと、娘、どのくらいの費用になるか、ドキドキしながら相談をもちかけたことでしょう。

「ほ、ほんと?」ってな気持ちだったと思います。何しろ、そんな獣医さんは、海外ならいざ知らず、日本国内では、まだまだ少ないと見ていますから。そのようなわけで、しばらく前から娘の保護ネコちゃんは、近くの古い動物病院の獣医さんのところに入院していました。

モイケル娘もできるだけネコちゃんの入院先に顔を出すようにしているようですが、何しろ残業が多いので、閉院後の帰宅も多く、週末くらいしか覗きにいけないとこぼしていました。

費用はかさばると、ギョッとする金額になりかねないので、そろそろ、一度お支払いしなさい、といくらかサポートすることにしたおっかさんこと、わたしが言ったところ、件の獣医さん、「うちが面倒をみよう」と言ってくださったそうです!

そして、名前も「フジちゃん」と名づけられました。保護から2ヶ月近く、今のところは前足しか動かせないが、
2キロしかなかった体重も増え、ダニのせいで剥げていた頭もやっと毛が生えてきました。

ふじちゃん1

モイケル娘のメッセージには、

―親切な動物病院が引き取ってくれ、『不治の病から立ち直ったから、フジちゃん』と名付けられました。
体重はみるみる増え、足の突っぱりも完全回復。なんとか姿勢を保てるようになりましたが、後ろ足は依然として動かず。人馴れしておらず、いつも鋭い目か怯えた目のフジちゃん。思う所は色々あるけど、がんばってほしいー   

と、ありました。

保護した頃に比べると、状態はとてもよくなったように思います。ただ、未だにエサを差知れても人が見ている前では食べず、トイレの後は風呂に入れるので、ケージを開ける毎にシャーシャーッと威嚇するのだそうです。

生まれつきのノラネコ生活をしてきたのか、あるいはよほど人間に酷い目にあわされたのか。四肢、健康の完全回復までにはまだまだ時間を要すると思いますが、フジちゃん、元気になってね。そして、引き受けてくださった獣医さん、本当にありがとうございます。

実は、わたしは密かに考えていたことがあったのです。モイケル娘とその連れ合い、狭いアパートで、これ以上、飼い猫を増やすわけにはきませんから、これも乗りかかった船、もし回復して里親を探せど、どうしても見つからない、ということであれば、夫には「何をバカな! これ以上どうするのだ!どうやって連れてくるのだ!」と言われるのを承知で、ポルトで引き取るにはどういう手続きがいるだろうかと、おアホなことを考えて調べていたのでした。

しかし、なんと言う幸運!意思あるところに道は拓ける。なんとかしたいという強い願望のもと、ひとつひとつに懸命に取り組んでいると、手助けしてくれる人も現れるのだと、おめでたい母子は、件の獣医さんに感謝感激している次第です。わたしたちのためでなく、ネコちゃんのために、です。


これが、かれこれ一年半前のことです。そして、この保護から1年ほど経ったころが下の画像。

fujichan-1.jpg

目から察するに、人間に対する不信感はまだ取れていませんが、ふっくらしています。ほとんど治療は終わったものの、これでは里親は難しいでしょう。かといって一生涯ケージで過ごしてもらうわかにもいかない。かと言って、外へ解放したらどうやって食べていくのか、再び飢餓状態におちいるのではないかと、獣医さんもわたしたちも頭を悩ましていたのでした。

このフジちゃん、年末にモイケル娘の言うことにゃ、「避妊手術を施した後、試しに外へ出してみたら、毎日ご飯を食べに獣医さんの家に帰ってくる」のだとか。これだと、家と外を自由に出入りする飼い猫と同じようなもので、フジちゃんの件はなんとか一件落着、めでたし!

更に、娘曰く、「ちゃんと新しい土地でご飯を食べにくるように仕向けたのがすごいね」

保護した時は、あちこちの保護団体や新しい設備の整ったクリニック等にも相談したのですが、どこも引き受けてくれませんでした。結局、昔からその地域にあった年配の獣医さんが引き受け、娘も時にエサの差し入れをしたりしてフジちゃんを覗きに行ってたようですが、フジちゃんが独り立ちできるまで見てくれたことには、脱帽です。

獣医さん、ありがとう!そして、フジちゃん、逞しく生きてね。

新年から、こんな報告ができるのは嬉しいことです。

Jan_1-1.jpg

我が家の猫たち。パズルの如くしっかりくっつきあって暖房機の前でまどろむの寒い日。

では、皆さま、また明日。
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コメント
ウチのニャンコは余程甘やかされたのか、
悪さの度合いが今までのニャンコに比べ規格外で楽しませてはくれますが、

やはり幼少期って猫格形成にかなり影響しますね・・(^^;)
フジちゃん、少しずつ人を許し?認めてほしいものですね(^o^)

さて先日提案のあったブログですが、
そりゃ名案!と早速(^^ゞ

いつまでネタがあるか分かりませんが(笑)、出来る限り書き綴っていきたいと思いますm(__)m
2018/01/03(Wed) 01:27 | URL | マー | 【編集
明けましておめでとうございます
新年に相応しい良いお話しを拝見させて頂きました。お嬢様優しい方ですね。
妹も猫が大好きで、田舎家ですが、毎日近所の猫が集まって来ます。その子たちのためにキャットフードを沢山買ってあります。
一人暮らしですから猫は話相手なって呉れているようです。
2018/01/03(Wed) 11:02 | URL | 相子 | 【編集
マーさん
犬も猫も人間同様、若いうちは行動が活発で色々しでかしてくれますね。

マーさん、ブログ復活ですね。早速覗かせていただきました。

子育ては子が結婚するまで、続きくのではないかしら。それがまた楽しみでもあり。

終わっちゃったらつまんないや、が今のわたしの気持ちですだけどねv-290

ブログ、楽しみにしております!
2018/01/03(Wed) 18:17 | URL | spacesis | 【編集
相子さま
明けましておめでとうございます。
息子も娘も犬猫に関しては母親に似たようです。

これまで飼って来たネコたちは、全部ノラちゃんでした。

相子さんの妹さんもネコ助けをなさっているとのこと、生活の中で誰か気にかかる人、或いはペットがいるのは、案外気持ちに張りが出るのかもしれないなぁ、などと思ったりします。

コメントをありがとうございます。
2018/01/03(Wed) 18:25 | URL | spacesis | 【編集
生き物は皆同じね
spacesisさん

私はペットを飼ったことが無く
あ、九官鳥は飼ったことがありました~

兎に角犬や猫は触ることもできません
が 最近多くのペットブロガーさんのお陰で犬や猫も可愛いんだ~って感じています

そしてご自身の子供さんと同じように身を挺してペットに愛をささげている方々にも感動しています

体の傷は癒せても
心の傷を癒すのは難しいということ
生き物は皆同じですね


ほげとま
2018/01/03(Wed) 22:18 | URL | ほげほげとまと | 【編集
ほげとまさん
アレルギー体質なのですね。

ワンちゃんもネコちゃんも、たくさん飼って見ると
みなそれぞれ性格がちがって面白いことを発見します。

ほんと、人間と同じように思います。
2018/01/04(Thu) 06:53 | URL | spacesis | 【編集
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