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2018年2月22日 

子どもたちが帰国すると決まって夫が言う。「家族旅行に行こう」。
2月という時節柄、寒い中、知らない街を歩き回って風邪をひくのが嫌でわたしは行きたくないのだが、せっせとホテルの予約を取ってあるではないか。

行き先はというと、スペインのサラマンカだ。サラマンカにはちょっと面白いシンボルが彫られてある大寺院があるので、そのうち行って見たいとは思っているものの、雨でも降ってごらんなさい、撮影だってうまくできないんだから、とかなんとか行かなくて済む理由を述べ、終に夫が折れたのでありました。

しかし、去る月曜日の天気のいいこと!家にいるのはもったいない。そこで夫、息子とわたしの3人で、車で1時間ほど北にあるViana do Castelo(ヴィアナ・ド・カステロ)という古い町を日帰りで行って来ました。

山頂の聖堂「Santuário de Santa Luzia(サンタ・ルズィア聖堂)」が目的です。

Viana do Castelo

Viana駅。後ろの小山の頂上に見えるのがサンタ・ルズィア聖堂です。車でも行けるのですが今回はケーブルカー(Elevador)で登る事にしました。

Viana do Castelo
ケーブルカー乗り場。往復3ユーロ(約400円)

Viana do Castelo
無人のケーブルカー

ケーブルカーは2005年に造られ、国内で一番長い650mの距離を7分くらいで頂上に。
viana do cstelo

表三面は同じ建築スタイルだが、後ろは様子が全く違う。ゴチック、ロマネスク、ビザンチン建築様式を備えています。
Viana do Castelo

残念ながら祭壇は修繕中でした。
274-1.jpg

四方には美しいステンドグラス窓が。
Viana do Castelo

言い伝えでは、いつの頃か、騎兵隊キャプテンLuís de Andrade e Sousaが重い眼病にかかり、この山に見捨てられていたシラクサのサンタ・ルズィア礼拝堂に願をかけ、その願いが叶って後、町と山頂を結ぶ道を造り、サンタ・ルズィア友愛結社を創設したとあります。

サンタ・ルズィア聖堂の建築はは1904年に始まり1959年に完成、現在に至っています。

さて、この名前サンタ・ルズィアですが、イタリア語ではサンタ・ルチアとなります。イタリア民謡でも歌われるナポリの港の名前ですが、名前の本当の意味は聖ルシア(ルチア)です。ローマ帝国がキリスト教信者の迫害を行っていた時代の女性で、キリスト教徒であるがため捕らえられ、両目を抉り取られます。

が、それでも見ることができるという奇蹟がおこり、絵画にはよく皿の上に自分の眼球を置いた形でよく描かれます。騎兵隊キャプテンが荒れ果てたサンタ・ルズィア礼拝堂に願をかけたといういのは、これで頷けますね。

では、本日はこれにて。
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コメント
サンタルチアとくれば、パヴァロッティ(^_-)
1990年代の始め、出張でローマ経由トリエステ、トリエステからスロベニアのリュブリャーナまでのベンツのタクシー🚕で客と2人とパヴァロッティとソックリ顔のイタリア🇮🇹の運転手、長い道中、アカペラで、先ずは小生がサンタルチアを🎶すると、くだんのパヴァロッティ顔の運転手さんがオーソレミオ🎶でアカペラ合戦(^_-)
(^_-)(^_-)、今なら、簡単に、パヴァロッティ サンタルチア ユウチュウブ、パヴァロッティ オーソレミオ ユウチュウブで本格的に楽しめます(^_-)(^_-)(^_-)🎶🎶🎶🎶🎶〜懐かしいノスタルジアカペラかな(^_-)
2018/02/23(Fri) 14:09 | URL | やまひろ | 【編集
痺れるほどの寒さが続いている日本からおはようございます!
そんな寒さの中でも早咲きの桜(玉縄桜)が咲き始めました。

ヨーロッパ、意外に多いケーブルカー、ブダペスト、イタリアのオルビエートで乗車しました。
小高い場所からの景色は一気にあたり一面を俯瞰出来るからでしょうか記憶にしっかり残ります。
なのに、リスボン、ポルトでは乗り損ね、残念の極み。

ルチアの名前の由来、今度聞いてみます。




2018/02/24(Sat) 09:14 | URL | ぷいぷい | 【編集
ぷいぷいさん
おお!桜ですか!毎年帰国時には都内の桜を見に出かけるのですが、今年は時期をづらして行きますので、残念無念。

どこの春も美しいですが日本は格別ですね。

ブダペストのケーブルカー、乗りましたよ。2013年の秋に5日ほど夫の国際会議出席に同行して、日中は一人で歩き回りました。夜は寒くて大変でしたが美しい街でした。

左のカテゴリ欄、下方にブダペストと写真をたくさん載せてありますので、よろしかったら覗いてみてください。

2018/02/25(Sun) 08:30 | URL | spacesis | 【編集
ブダペストの写真と初めて知った解説ありがとうございます。
町並み、建物、くさり橋、議事堂等々、懐かしく拝見しました。

我々は郊外へのバスツアーでハンガリー人女性ガイドの方から共産圏時代の胸を打たれる話を聞きました。
直接会うことが許されない時代、チェコに嫁いでいた娘が孫の顔を見せるため、対岸から小船に乗ってハンガリー側の川岸で待つ母に船上から孫の顔を見せに来たという。
その母はガイドの女性の母であり、孫を見せに来たのは彼女の姉との事でした。

仲間の一人が直前にパスポートの期限切れで2日遅れで合流、おまけに全員ロストバゲッジの憂き目に合うという思い出深い旅でした。
オルリー⇒ブタペスト間はロスバゲ多いと、後に他の方から聞きましたっけ。

ちなみに中央市場で買ったフォアグラの缶詰まだ我が家の冷蔵庫にあります。

2018/02/26(Mon) 11:27 | URL | ぷいぷい | 【編集
ぷいぷいさん
ブダペスト旅行はハプニング等で大変だったようですね。

ポルトからは直行がなくリスボン経由でブダペストへ飛びましたが、夜の橋の寒かったこと!

でも秋はやはりブダペストも含んでフランスより上が美しいと思いました。
2018/02/27(Tue) 09:01 | URL | spacesis | 【編集
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