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2018年3月27日 

冬から春への季節の変わり目は時にグンと気温が下がったりするが、その寒い空気がかすかに春の気配を伝えてくれる。春到来を待ち焦がれる身には、寒さにブルブルッとくる感覚もいいなぁと思ってきたものですが、今年は来る日も来る日も雨が降り続き、辟易。

真っ青な空に木蓮の鮮やかなピンクや白が映える中、車を走らせながら春の訪れに胸をふくらませるのに、今年は異常な気候がそれを許さず、3月も下旬だというのに、咲けや咲けの花の勢いも感じられません。ベランダの花々も咲く気配未だなし。真に残念です。

吉野山の桜を生涯愛してやまなかった西行は、

ねかはくは はなのもとにて 春しなん そのきさらきの 望月のころ

と歌いましたが、詠んだ歌のように、桜咲く頃に入寂したといわれます。

北面の武士、佐藤義清(のりきよ)は23歳で出家し西行と名乗ったのですが、裕福な家に生まれ幸福な家庭生活がありながら、何もかもかなぐり捨てて出家するに至ったその動機は今も謎です。

異国に住んで40年目に入りますが、春が来るたびに桜に寄せて思い浮かべる花吹雪、落花、花いかだ、花衣、花冷の言葉は、日本人であるわたしの桜に馳せる思いですが、これらの言葉を使えずにもてあましている才の無さよ。

せめてはと、花にまつわる短歌を探っては読んでいるポルトガルにての春です。
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