FC2ブログ
2018年4月2日 

毎年3月14日にブルッセルで発表される「European Tree of the Year」コンテストがあります。

2018年は13カ国が参加しましたが、ポルトガル南部、セトゥーバル(リスボンから南東約45km)の近くにあるÁguas de Moura(アグアス・デ・モウラ)の大きな「コルク樫」の古木が選ばれました。

1783年に町に植えられたコルク樫は樹齢234年です。コルク樫の寿命は200年といわれますが、それをとうに越しました。現在高さ16.2m、回りが5mの大きさで、人々には「assobiador」、「口笛を吹く樹」のニックネームで親しまれています。梢にたくさんの小鳥が憩いさえずることからこの名前がつけられたそうです。

1988年には世界で一番大きなコルク樫としてギネスブックにも記録されています。

コルク
wikiより

コルク樫の樹皮がコルク製品の原料になるのですが、この古木もこれまでに20回以上剥がされ、1999年には1200キログラムのコルクを提供し12万個のワイン栓が製造され、世界一のコルク製造樹木とされました。

そこで、今日はちょっとコルクのきについて紹介したいと思います。

ポルトガル語でコルクの木を「Cortica=コルティッサ」と言います。 ポルトガル南部の地方でよく見かけます。

下の画像はアレンテージュの田舎道で見つけた立派な「コルク園の木」。柵で囲いがあり、園の中に入ることはできませんが、
コルク

↓こうして見る剥皮された後の茶色の木は美しくすらあります。
コルク

これは随分昔にデジカメではないカメラで撮った写真なのですが、原画が見つからず小さいのでご勘弁ください。

コルクはコルクガシと呼ばれる木から剥がされた樹皮のことです。 主にイベリア半島に見られ、ポルトガルは世界の50%以上を生産すると言われ、国の保護樹木になっています。

植樹後25年ほどたってから最初の剥皮があり、これはひどいデコボコがあるため加工製品の素材としては不適合とのこと。その後、10年毎に剥皮がなされ、樹齢は200年ほどだと言われます。                

下は旅行中に道端で見かけたコルクの木。
コルク
木肌が茶色でないのは今年剥皮された木ではないと思われます。

コルク
こちらはシントラ・モンセラーの森で見かけたコルクガシ。

コルク
表皮がこんなにゴツゴツしています。

下記、2枚の画像はwikiからですが、コルク樹皮を剥いているところと         
コルク

剥がれた樹皮の置き場
コルク

コルクはその断熱性、吸音性、弾力性から近年は環境素材として活用されます。これに着眼してコルクレザー(コルク皮)を開発し、このエコ素材にファッション性を加えたユニークなアイテムを最初に売り出したのが、ポルトガルの「Pelcor社=ペルコル社」です。

高級エコファッションとしてアメリカでも評判を得たペルコル社は2008年にマドンナがリスボンでコンサートをしたのを機に、Mのイニシャルをあしらったコルクバッグをマドンナに贈与し、一時期「マドンナバッグ・ライン」を発表しています。

コルク

コルクレザーはコルクの持つ温かい手触り感触と軽さがが魅力、ウォータープルーフでそのまま洗うこともできます。ペルコル社製品はファッション性も優れていますが、高級ブランド製品で店舗はポルトガル国内でもリスボンにしかありません。後はオンラインショップです。

が、コルクはポルトガルの主要産物であることから、このエコファッショは現在手軽な値段で国中で見かけますし、お土産として買う人も増えました。

まだまだ日本市場ではあまり知られていないようですが、興味がある方は是非こちらを覗いてみてください。

オンラインショップ「東のポルト屋

他にも色々在庫はあるはずなのですが、店長が多忙らしく、新商品の紹介に少し手間取ってるようです。「東のポルト屋」では良心的なお値段でポルトガル・グッズの提供を心がけています。

なんだ、宣伝になっちゃった(笑)

本日はこれにて。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ blogram投票ボタン
コメント
コルク〜いいですね〜🎶
昔、三浦のシーボニアマリーナでフランス🇫🇷製造のワンオフのセーリングヨット⛵️に乗りました(^_-)、その時感動したのが『総コルク張りの船内(^_-)』コルクの特性で結露もなく、超快適な船内でした(^_-)、その時、飲んだchampagneの栓がこれまた、優美なコルクの栓でした(^_-)コルクは天然の素晴らしい『万能素材』ですね(^_-)小生の『杖の柄』がこれまた、コルク製(^_-)
2018/04/04(Wed) 08:15 | URL | やまひろ | 【編集
やまひろさん
なるほど!それは素晴らしいですね。

実はコルクを材料にした着物まで作られたことがあるようです。
コルクで有名なのはAmorin社なのですが、北部にコルク博物館をもっており、そこに展示されてあるという話を聞いています。

一度行ってみたいと思いながら、まだ訪問していませんが、是非その着物をみてみたいものです。

ところで、やまひろさん、杖をご使用なの?
2018/04/04(Wed) 19:20 | URL | spacesis | 【編集
ちょっと一休み(^_-)、あら、よっと(^_-)
杖は時々使います、歳ですから(^_-)
コルク張りの内装のヨット⛵️は、日本のカーレース黎明期のracer滝 進太郎氏の特注艇だったかも(^_-)、
レーシングヨット⛵️でかって、操船させていただいた最長のヨットは『SWAN60FD』クラスの艇で相模オーシャンレースでファーストホームしたことが(^_-)、同型艇は、北海、地中海、エーゲ海あたりのマリーナでは多数御座いますが、日本ではリクルートの創業者の江副さんがお持ちだったくらいみたいです(^_-) スワン60フィートぐらいのヨット⛵️になりますと、天候が良ければ、どっしりと海面を突き進み、超安定感が御座いました(^_-) つい、ヨット⛵️の思い出話にまで脱線しまして、失礼いたしました(^_-)
2018/04/04(Wed) 23:19 | URL | やまひろ | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村