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2018年4月21日 

いえいえ、わたしがお別れするわけではありませんてば(笑)

ハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの本の一冊であり、ハンフリー・ボガード主演で映画化もされている題名なのです。
今日、こんな話をとりあげるのは、所沢にて妹夫婦と二人、外国文学や日本の歴史小説作家の文章に話が及んだからです。

特に原語で読む語学力なく翻訳本を手にする場合、本のファンになるか否かはその訳者の文章が大いに影響する云々の話がでたのでした。

高校時代は外国文学に夢中になりましたが、20代にはハードボイルド作品に熱を上げていました。その頃の我が憧れのヒーローは誰あろう、レイモンド・チャンドラーの作品の主人公、私立探偵、「フィリップ・マーロー」なのであります。

書店の本棚にならぶ本の背表紙を読んで行きながら、偶然手にした一冊が時には思いの外おもしろくて、その作家に病みつきになったということは、みなさんにもあるでしょう。

偶然タイトルに惹かれて手にしたチャンドラーの一冊は、まだフィリップ・マーローが登場しない「ミス・ブランディッシュの蘭」という強烈な一冊でした。切れの良い、大人の香りがする、ちょっとキザッぽい日本語訳がわたしには抜群に新鮮だと思われました。
以来、チャンドラーの作品は次から次へと読破、ここがわたしのマニアックなところでして^^;

「あぶく銭は身につかない」「ある晴れた朝、突然に」「貧乏くじは君が引く」「高い窓」 「ダイヤを抱いて地獄へ行け」「悪女イブ」「さらば愛しき人よ」そして、この「長いお別れ」です。
「さらば愛しき人」は、ロバート・ミッチャムがマーローとして主演、映画化され、近年、村上春樹氏も翻訳をしていますが、わたしは俄然、清水俊二氏訳が好きです。

面白いことに、チャンドラーは実はイギリス人でありながら、書かれた全てのハードボイルド作品は、アメリカが舞台になっています。デビュー作品の「ミス・ブランディッシュの蘭」は、その暴力的な場面であると言うことと、イギリス人でありながらアメリカを舞台にした作品だということで、イギリスでは当初、発禁の憂き目を見たのだそうです。

フィリップ・マーロー。歳食っており、いつもヨレヨレのスーツをひっかけ、探偵事務所も薄汚いビルの一室。冴えない感じのこの探偵が人生の悲劇を織り成す様々な人間模様を見せる事件に取り組むとき、俄然、大人の魅力と哀愁をかもし出してきます。

「ギムレット(4分の3のドライジン+4分の1のライム・ジュース)」と言うカクテルがあるのも「長いお別れ」を読んで知ったのでした。
「タフでなければ男は生きていけない。優しくなければ生きている資格はない」
「さよならを言うことは、わずかの間死ぬことだ」
等はマーローのカッコいいセリフです。

ハドリー・チェイスの作品を殆ど読みきった後に熱中したハードボイルド作家はロス・マクドナルド。これも私立探偵「リウ・アーチャー」のシリーズです。え?どこか聞いたことがある?はい^^息子の日本名はこの「リウ」を実は絡めてありますです(笑) ポルトガル名は夫が、日本名はわたしが選び互いの選択に同意して決めたというわけです。    

が、息子の名の由来が、我が青春のヒーローの私立探偵たちの一人であるリウ・アーチャーからくることを、夫は知りませなんだ(笑)

今日は妹夫婦との話題からこんなことを思い出していたのでした。

本日はこれにて。

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コメント
ギムレット
このカクテルを知ったのは、ゴルゴ13だったりする(笑)女性絡みで、ターゲットは愛した女性というちょっとロマンチックな話でした。彼はギムレットが好みらしいです。
2018/04/22(Sun) 02:35 | URL | なみ | 【編集
はーどぼいるど、だど〜(^_-)
フリップ マーローのライフスタイルは正直でよろしおま(^_-)、黒いソフト帽で会議に出掛ける貧相なお顔のおっさんに、煎じて飲ませたい、○の垢(^_-)
2018/04/22(Sun) 07:40 | URL | ヤマヒロ | 【編集
やまひろさん
あらら、やまひろさん、麻生氏お嫌い?
わたしはにあってると思うんだけどなぁv-290そう言えば昔の男性もよくはっとをかぶっていましたよね。
2018/04/22(Sun) 11:19 | URL | spacesis | 【編集
なみちゃん
ゴルゴもギムレットファンとは知らなかった!

最近は河野外務大臣が声で出演していたという話を聞きます。残念ながらわたしは読んだことがないのですが。
2018/04/22(Sun) 11:25 | URL | spacesis | 【編集
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