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2018年5月10日

弘前からただいま!

行きは出発するなり東北自動車道路で事故による通行止め。いったん一般
道路に追い出され、停滞でノロノロ運転。朝6時前の出発なのに弘前に到着し
たのは9時間かかることの午後3時。

いったんホテルにチェックインしてから、今回の弘前訪問の主要目的である
おばの家を訪ねましたが、ちょっと面白いことがありました。これについて
はポルトに帰ってから書きたいと思います。

3泊4日で昨夜1時過ぎに所沢到着、平均年齢70の我ら三人、帰路はゆっくり
走って来たのですが、12時間はかかりすぎだー!成田からフランクフルトまで
の飛行時間じゃん!とは、座っている者より運転した義弟を前には口が裂けて
も言えませんですぞ^^;

ポルトガルも遠いけど弘前も遠いなぁと、つくづく感じ入った今回の今日では
ありました。もうひとつのビッグイベントは、懐かしい高校時代の恩師、同窓
生たちが集まってくれたことです。
これもポルト逆帰国後にとりあげたいと思います。

さて、今日は我がモイケル娘の誕生日です。正午頃、5月の真っ青なポルト空
の下で生まれた日のことを鮮やかに記憶しています。あれから32年、日本を
離れたおっかさんの人生軌道とは眞逆に、日本に憧れポルトガルからこっちへ
来てしまいました。

ポルト補習校中学部の卒業式時のスピーチで「わたしは日本へ行くのではあり
ません、帰るのです!」と宣言された」時は本当に驚いたものです。

これは帰国子女物語(受験編)エピソードトップに書いてあるのですが、今日は
その部分を再掲載してみます。

帰国子女物語(受験編)(1)「ぎょ!の卒業式」
2006年2月16日(木曜日)

卒業式の季節が来ると、毎年のように今ではもう5年前になってしまった、
ぎょっとした卒業式を思い出す。

ポルトガルには卒業式というものはないのだが、我が子二人は、月曜日から
金曜日までBritish Schoolに通学し、毎週土曜日は日本語補習校なるところに
9年間通い、日本の義務教育課程をとりあえず終えたのである。

週に一度の3時間授業で、国語数学2教科の日本の1年間の教育カリキュラムを
こなすのだからこれは大変な進度具合なのだ。しかし、補習校に通ったおかげ
で二人とも小中学部では日本式の厳かな卒業式なるものを経験することが
できた。

小規模の補習校であるから卒業生は一人か二人が通常であるので、どの子も
日本ではなかなか仰せつかうことのない「卒業生代表の答辞」とやらをする
ことになる。

その年、義務教育課程を終えたのは我が「もいける娘」ひとり。
補習校関係者は在校生はもちろんのこと、その親達も全員出席しており、
壇上に上がったもいける娘はおもむろに答辞原稿を開いて読み始めた。
と、あるくだりに来ると場内に笑い声がさざめいたのである。

「わたしは今から3年後、ポルトガルで高校を終えた後、日本へ行くつもり
です。いえ、行くのではありません、わたしは日本へ帰るのです。」

さざめく笑い声とともに、「おお~!」との声があちこちから響き、横に
いた大阪出身の同僚はひじでわたしを突っつきながら、「あんた!今の娘の
言葉を聞いた?行くんじゃなくて帰るんだってよ!覚悟しときや。」

ポ国で生まれ育ち日本には3年に一度の割で行き、夏休みの一ヶ月ほどを
過ごして来た日本。しかし、その日本へ彼女は「行く」のではなくて、「帰る」
と言うのだ。

その日、わたしは頭から水をぶっかけられでもしたように、意外な娘のなの
言葉にハッとさせられたのである。

これは彼女の、面と向かってはなかなか言い出せなかった、父親への、
実はメッセージでもあったのでした。そして、その父親はと言えば、仕事で
肝心の卒業式には出席できなかったのでありました。

わたしたち母子の、日本の大学受験奮闘はこうして始まったのでした。


その後、どのようにしてモイケル娘が日本行きの切符を手にしたかは、
下記のカテゴリで読むことができますので、興味のある方はどうぞ。

http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-category-6.html
「ズッコケ親子の帰国子女大学受験物語」

日本で大学を終えて会社勤務をした彼女は3年後には大学院で学び結婚
しました。

今回のわたしの帰国の特大イベントは挙式はしないという娘夫婦の記念
写真撮影なのです。わたしの帰国間近の今週土曜日になされます。夫が来ら
れないのは残念ですが、写真が出来次第、スカイプで送る予定です。

娘よ、日本に憧れ夢見ていたあの頃の気持ちを時に思い出して、これから
先の長い人生をポジティブにとらえて歩んでください。

誕生日、おめでとう!

本日も拙ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
では、また。
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コメント
母国
こんにちは。記事を楽しく読まさせて頂いております。このブログを紹介されたときは一番最初の記事から始めました。まだまだ全てを読み終えるには時間がかかりますが。
娘さんの『帰る』という言葉の重みを感じられます。そして何よりその目標を達成させた事に尊敬します。同年代という事もありますが私も負けてられません。
これからも記事楽しみにしてます。
2018/05/11(Fri) 06:46 | URL | 室橋 誠 | 【編集
室橋さん
日本からのレスです。

拙ブログを最初からだなんて10年分ですよ!大変でしょう。でも、嬉しいです。我が子たちの成長、そしてわたしの成長もきっと見えるでしょうね。少し気恥ずかしい思いです。

来週にはポルトに帰りますが、少し落ち着いたら、機会を見てお会いしましょうか?

2018/05/12(Sat) 08:27 | URL | spacesis | 【編集
こんにちは。
連絡が遅れて申し訳ありません。以前のようにてっきりレスの知らせがメールに来ると思っていました。

はい、もう情報がきっしりです!10年以上頻繁に上げていて本当にすごいですね。確かに家族ネタはそう感じられるかと。

是非お会いしたいと願っております。落ち着いた頃に連絡頂ければ嬉しく存じます。

お気をつけてお戻り(?)ください。
2018/05/17(Thu) 01:14 | URL | 室橋 誠 | 【編集
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