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2018年5月28日 ハロ現象

今回の弘前訪問でのこと。
まだ名残りの桜が見られるやもしれぬと、妹夫婦と車で岩木山麓まで出かけた帰りのことです。

ところどころで咲いている桜を見かけはしたものの、山中でぽつりぽつりと咲く桜を目にするのは寂しいものだなぁと思いつつ、ふと車中から見上げた空に、あれ、にかけらか?

虹 ハロ現象と環水平アーク

見ると、これまで見たアーチ型とは反対の凹型ので、一瞬、え?と思ったものだが、窓から身を乗り出して上空を見上げて、あっと驚く。

虹 ハロ現象と環水平アーク

なんと、二重のでしかも太陽を取り囲んでいます。太陽の周りの虹、つまり光の輪は「ハロ現象」と呼ばれるそうで、わたしは初めてなのですが、とても珍しいというものではないとのこと。しかし、今回はその輪の下にもう一つ見られる虹は「環水平アーク」と言い、 この二つの現象が同時に現れるのは非常に珍しいのだそうです。

ハロ現象だけをとらえてみました。神秘的です。まるで天使でも飛んでいるかのような錯覚に陥りました。

虹 ハロ現象と環水平アーク

虹 ハロ現象と環水平アーク

「車、止めてとめて!」と同乗していた妹夫婦に告げ車外に出てカメラのシャッターを切り騒いでいたのはわたしたちだけで、周囲のリンゴ園や農家は気もつかず、のんびりした光景でした。ringoen1-1.jpg

珍しい現象に興奮冷めやらず、空を見上げてはしばし息を呑むような思いで感動していたのでした。

虹 ハロ現象と環水平アーク

古代の中国人は虹を「天上に住む巨大な虫」だと考えたと、読んだことがあります。巨大な虫とは龍を意味します。雄を虹(コウ)、雌を霓(ゲイ)と言い、二重の虹は「虹霓(コウゲイ)」。今回わたしが見たのは、さすづめ天上の龍の「コウゲイ」と呼べるのでしょうか。

「虹」の漢字にどうして「虫扁」がつくのか、なるほどと分かったものです。 虹を良き事の予兆と思っている人が多い現代ですが、古代の中国では虹は不吉の前兆とされていました。

この記事を書くにあたりネット検索してみると、5月7日に青森近辺にこの珍しい二つの現象が見られたとが話題になっていたようです。ハロ現象は下り天気のサインだそうですが、環水平アークは地震の予兆とも言われ、東日本大震災、小笠原沖地震にも見られたとのことで、古代の人たちに不吉の前兆だと信じられていたのには、それなりの理由があったことになります。

この世にあらざるような美しいものは、時にわたしたちに不安を与え裏切ったりすることがあるゆえ、見た見たと喜んでばかりもいられないのかも知れません。

では、みなさま、また。
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