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2018年6月6日 

さて、今日から始めるぞと少し気合を入れて取り掛かろうとしていたDias先生の午後のポルトガル語が来週からとなったところへ、「今日は仕事が終わった」と、夫が3時頃に帰宅した。

そこで、することがないわけではないが、小雨ふる中、ポルトの街へ「A Casa Escondida」を見に行こうと相成った昨日であります。
Casaは家、escondidaは動詞escondirの変形で「隠れた、隠された」の意味です。

ポルト 隠れた家

写真は並んだカルモ教会とカルメリタ教会で、前者18世紀、後者17世紀に建てられました。この斜め向かいは4頭のライオンの噴水があるPraça dos Leões( 正式名 Praça Gomes Teixeira)です。

「隠れた家」はこの二つの教会の間にあるのです↓(黄色の線で囲まれた箇所)。ふたつの教会は過去に見学しているのですが、これはちょっと気付きませんでした。

casaescondida_2.jpg

ポルトで一番小さい家であるだけでなく、恐らくポルトガル国内でもそうではないかと言われています。入り口で切符を買い入ってみました。写真は入り口の前にある階段を上って撮りました。

ポルト 隠れた家

2階はベッドルームと小さな書斎に、3階はリビングルームと小さな台所になっています。

ポルト 隠れた家

写真を撮ってしまってから、夫に「あ、撮影禁止とあるぞ」と言われ、「えー!ちゃんと言ってよね」と自分の不注意を棚に上げて(笑)

幅は2メートル少しでしょうか、更に上階がありましたが、公開は2,3階のみ。250年もの間、ほとんど人に知られずに来た家ですが、ツーリストが増えたところで、公開に踏み切りました。

では、何ゆえ二つの教会の間にこんな狭い家が建てられたのか。これ、調べてみたら面白い理由が見つかりました。カルモ教会を建てるにあたり、二つの教会が並んで建設されるのをバチカンが許可しなかったとのこと。そこで取られた苦肉の策が、間に作られたこの狭い家です。

この家は教会の医者、また教会の建築装飾に携わるアーティストなどの住まいに提供されたとのこと。
また、ナポレオン軍が侵入してきた19世紀初期、同じく19世紀初期の自由主義者と保守主義者との間に起こったポルトガル内戦時などには、この家は密会の場でもあったと言われます。

狭い家は外部からは教会の建物の一部に見えるのでそういう場所にはもってこいですし、小さな窓からは、下の写真で分かるように、広場がよく見渡せることから、いざという時には、カルモ教会に続く廊下から教会内部に逃れられたことでしょう。

ポルト 隠れた家

ポルトの歴史が垣間見られる小さな空間です。

入場料:3ユーロ
通常は9時から18時までオープン。土曜日は16時、日曜日は13時半まで。

本日はこれにて。
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