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2018年8月29日

3年ほど前に書いた下の記事、題して「サラマンカ大聖堂に宇宙飛行士の彫り物が!」に今日は目を通していただきたい。
  
たまたま目にし、一瞬「ゥワオ!」と飛びついたこの写真。ご覧あれ。
サラマンカ

この彫り物が、スペイン、サラマンカにあるゴシック建築の大聖堂ファシャーダ(正門)に見られるというから、さぁ、大変。思わず身を乗り出したのでした。

ポルトガルのマヌエル建築様式の代表とされ、かつてはテンプル騎士団の町と言われたトマール(Tomar)にあるテンプル騎士団修道院(後にキリスト騎士団修道院と改称)のシンボル解明に挑戦しているわたしとしてはこの手のオーパーツには目がない!

サラマンカはスペインで一番古い大学がある町として知られます。サラマンカ大学は現在も約32000人程の学生を抱える総合大学です。かの有名な「ドン・キホーテ」の著者、セルバンテスも正規の学生ではなかったにしろ、ここで学んだと言われます。

12世紀に建てられた旧大寺院と16世紀から18世紀に建てられたゴチック・バロック様式の新大聖堂のふたつがありますが、上述の宇宙飛行士の彫り物が見られるのは旧大寺院の方。こうなるとわたしなどはウッホッホです。

現代科学の先端を行く宇宙飛行士の姿が中世の大寺院に見られるとはこれいかに?あな、摩訶不思議、と踊る心でこの話を追跡して行くと、件の大寺院ファシャードにこんな彫り物もある。
サラマンカ

サラマンカ
ライオンか,はたまたドラゴンか。しかも、手にコーンに盛り付けられたアイスクリームを持っているではありませんか!え?え? ここまで来ると、いかな乗せられやすいわたしでも、ちょいとお待ちよ、と相成ります。こうなると徹底して調べる作業に駆られます。

大聖堂のファシャード(正門)はこの数世紀でかなりの損傷を受け、1992年に修繕作業が入りました。この時に、彫刻家がその道の許可を得て「宇宙飛行士」と「アイスクリームコーンを持つドラゴン(ライオン?)」とを付け加えたのだそうです。これはどういうことかと言うと、慣習として、大寺院の修繕では度々、修繕する時代の象徴的な物が付け加えられるとのこと。現代の象徴として「宇宙飛行士」が選ばれたとあります。
サラマンカ

サラマンカは、昔、子供達を連れて車でピレネー山脈を越え、アンドラ王国から南フランスに入って家族旅行をしたときに通ったことがありますが、これが1992年に付け足されたのだったら、見られたはずもなし。

しかしながら、別説もあり、修繕以前の写真がないことから、この彫像が後で付け加えられたという確証はない。「宇宙飛行士」は修繕以前にあった可能性もあるとの別説もある。

う~~む。ここで言われる「慣習」ってスペインだけのことだろうか?と、ポルトガルのシンボル追っかけとしてはいささか不安になってきます。

さて、この宇宙飛行士ですが、2010年にバンダリズムこと破壊行為を受けて片方の腕がなくなっていました。
サラマンカ

トップの写真は、見てお分かりのように右腕が修繕されたものです。

「何ゆえ、今更こんなものを歴史ある大聖堂に付け加えるのだ!」との反対意見もあるでしょうし、また、歴史観点からもこれらの彫り物は困惑を招くので、気持ちは分かりますが、バンダリズムはいただけません。

サラマンカには他にも興味深いシンボルがたくさん見られるそうです。そのひとつが下のサラマンカ大学正門にあるもの。蛙を頭上に乗せたドクロ。これを見たものは学業成就するとのジンクスがあるそうです。左横にはユニコーンも見られます。ドクロもカエルも錬金術のシンボルであることを一言付け加えておきます。
サラマンカ

今回、大聖堂とシンボルについても調べてみたところ、意外やサラマンカ大聖堂の彫り物のようなモダンなガーゴイルシンボル(Gargoyle=怪物などをかたどった雨樋の機能をもつ彫刻)が加えられているところが意外や、あるのに驚きました。それら中から面白いものをいくつか拾い上げてみました。

gargois1.jpg

この辺はまだいい。

gargois
フランス、ナントの近くにある小さなベツレヘム礼拝堂のガーゴイルたち。

gargois
エイリアン!

こちらにはダーツ・ヴェーダーが(笑)↓
gargois
ワシントン国立大寺院に

gargois6-1.jpg
んで、こちらは、カマを手にしたヨダ?ET?↓

gargois
グレムリンのギズモじゃん!

ここまで来るとなんか笑っちゃいますよ。人が真面目にシンボルの謎解きに取り組んでいるのに、なんじゃいな、これはw おふざけじゃござんせん^^;本日の画像は全てWikiからです。

という記事をあげたのですが、以来、一度はサラマンカを訪れてみたいと口にしていたのです。 実は息子が帰省していた今年2月に夫は計画を立てたのですが、2月は雨が多い季節です、せっかくサラマンカへ行っても、雨と寒さの中では街の散策もしたくない、とわたしが猛烈に反対し、この旅行は今夏にずれこんだというわけです。

次回はサラマンカ旅行について綴ります。
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2018/08/31(Fri) 06:52 |  |  | 【編集
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