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2019年3月6日 

我が日本語生徒には空手の武道関係者が少なからずいます。
ポルトガル国内の松涛館トップである師範Mario Aguasshi氏も週に一度、日本語レッスンに通ってきます。松涛館流空手には18才で黒帯を取ったと言われるアクションスターのジャン=クロード・ヴァン・ダムがいます。

過去には弓道、剣道、カンフーを習っている生徒もいましたが、もう一人、長年の付き合いで生徒というより友だちと呼ぶに近しいのがマリアさんです。拙ブログに何度か登場してもらってるマリアさんですが、彼女は長年太極拳を習っています。冬でも我が家に来てコートを脱ぐと半袖Tシャツです。冷える日には、ヒーターを入れて待っているのですが、そんな時の第一声が「暑い暑い!」(笑)

その元気さには参るわたしですが、その「参る」を更に上回って、なんとカンフーを習う、と聞いたのが3週間ほど前のこと。 「か、カンフー?あの、ブルース・リーやジャッキー・チェンがやるの?」と思わず聞き返してしまいました。だって、マリアさん、成人の孫もいて80歳になるんですよ!

カンフーは太極拳のまったりした動きとは違うはずです。気になっていたもので、今日レッスンが終わった後、「マリアさん、カンフー、始めたの?」と聞いてみましたら、「週に2回太極拳、1回カンフー」って@@ だいじょうぶかぁ~!!

すると、こんなことから始めたのだとフォームを見せてくれたのですが、細い彼女、サマになっててカッコいいんですよ。最近は40代の婿殿も一緒に太極拳に参加したとのこと。先生は、中国の山中で修業し師範を取ってきたポルトガル人だそうで、年を取っているからとて、練習に手加減はしないらしい。

あれを30回、これ30回やれと指令が出され、途中でへこたれると、「できる!数えてやるから続けよ!」と叱咤激励。そこで19回目まで行ったマリアさん、「にじゅういち~」と始めると、先生すかさず、「いや、にじゅうからだ!」(爆)

彼女の話に大笑いで授業とっつばれ(=津軽弁の終わりの意)

下記は2年前に挙げた「愉快なマイ・フレンド、マリアさん」の記事です。どぞ。

2017年11月29日 

日本語教室、個人授業の生徒ですが、長年の付き合いで生徒というより友達のマリアさん、週に一回の授業は教えるわたしも毎回楽しい。

78歳の彼女はTai chi(太極拳)を習っていて、冬でも半袖です。うわ!寒くないの?と聞くと、「触ってごらん」と言って腕を差し出します。触ってみると温かいのです。我が家に通うのも途中でバスを降り、20分ほどは歩いてくるのが常です。溌剌としたエネルギーが、本人の体から、精神から伝わってくるようです。

日本語の基本文法のテキスト2冊は数年前に修了しており、読解力本も一通り終わってここ数年は彼女が持ってくる現代作家のエッセイや短編小説を授業で読みます。と言うよりも、マリアさんに読ませられているとの感がなきにしもあらず(笑)

なぜなら、例えば最近では村上春樹、酒井順子がそれで、私自身は恐らく自分からは手にしない種類の読み物です。日本にいたころから活字中毒のわたしでしたが、「一緒に読んでください」と彼女がもってくる読み物は、わたしが、あの頃手にして読んだ本の文体と明らかに違っています。

そんな訳で、読み物の内容よりも日本語がどんな風に現代作家に使われているのかを知るのが面白いところです。

さて、マリアさんが先日、日本の知り合いから送られて来たので、その本の内容はだいたい分かる故、それは置いといて、前書きを読みたいと持って来たのがこの本です。

Nasreddin

ナ、ナスレディン?ひゃ~、懐かしや!

わたしは高校の授業での学習以外、英語はほぼ独学なのですが、アリゾナ大学のESL(English as a Second Language)コースの留学が決まった時点で、独学では不安になり、一時期オーストラリア人が経営し、講師は全員ネイティブ・スピーカーだという語学教室に通ったことがあります。

そこで、知り合い友達になったイギリス人講師が、遊び半分に授業で取り上げたのが、このNasreddinのトンチ話だったのです。もう40年以上も昔のことですぞ(笑) そして、この時の講師兼友人、ロブとは後にアリゾナで会い喧嘩別れのようなことになり、数年前のFacebookを通して30数年ぶりに向こうからコンタクトが入ったと言う、ロブに因む縁がある本でもあります。

※ロブは左カテゴリにある「アリゾナの空は青かった」の思い出話で何度か登場していますので、興味ある方はそちらからどぞ。 
 
まさか、マリアさんを通じて40年ぶりにナスレディンの名を耳にするとは思いも寄りませんでした。

マリアさんとは、音楽でも面白い偶然があるのです。(「Tom Waitsとワルツィング・マチルダ

そんなこんなで、我がアリゾナ時代の話で盛り上がり、今日は3ページに及ぶ字がびっしりの3ページを辛うじて2ページ終えた今日の授業の終わりに、マリアさん曰く、

昨日、街を歩いていると簡易健康診断車の側を通りかかった。と、中年の係員に年配者に受けて欲しいとマリアさんは声をかけられ、結構ですというのに強引に誘われ健康検査をする羽目になった。

その中に力の強さを測るバネ式の計量器があった。取っ手を持ち、グイと引き上げたが幾ら上げようと思っても上がらない。すると記録用紙とペンを手にした係員、まじまじと彼女の顔を見、「セニョーラ、もうそれ以上あがりません。測りを壊してしまいましたデ。」 (爆)

最初のグイで力余り、既に測りを壊していたって、マリアさん。ギャッハッハの大きな笑い声で授業は終了したのでした。いやはや、体力では恐らく8才歳上のマリアさんにわたしは太刀打ちできないでしょう。

もちろん、彼女のその他の検査は全て問題なく健康体そのものだと太鼓判を押してもらったのだそうな。心のどこかに少年期を隠し持っているような、気が合う愉快な我が友、マリアさんの話でした。


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