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2019年4月22日

今でこそ日本国外にいてもインターネットを通じて母国日本のニュースを読むことができ、語学もその気になればネットサイトである程度習得できます。

わが子の日本語教育にしても、幾つかのキーワードを打ち込んで検索すると、逸れようのサイトがわんさとひっかかってくることでしょう。後は少々高くつくかもしれませんが、お金を払って教材を取り寄せる。しかし、1980年代初期の息子の幼児期にはそれがまだできませんでした。パソコンなどの言葉もなかったころです。自分でやるっきゃないのでした。

OLとビアハウスの歌姫バイトで数年かけて貯めた貯金は、ポルトに嫁いで来た時には、アメリカはアリゾナ州ツーソンの大学の語学コースと生活費、そして、ポルトまでの飛行機の足代で、全て使い果たしてしまったのでした。

夫がもっと早くに決断してプロポーズしてくれてたら、渡米せずに終わり、この貯金、当時のポルトガルでは、少し価値があったのに 長年のわたしの夢を中断させてまでして、言葉も習慣も全く違う日本娘を、あの頃のポルトガルに連れて来る勇気が夫には最初の頃なかったようでありました。

そんなんでしたから、ポルトに来るときには嫁入り道具どころか、提げる「鍋釜」もなかったんであります。そういう状況で我が子に、ポルトでピカ一授業料が高い「英国式の教育」をと言う、げに恐ろしき志を持った母ではありました。しかし、ヒントはありました。

「子供にどのような手立てで日本語を、英語を教えるか」をわたしは知人を通して、当時イギリスからとある資料を取寄せたのでした。

その資料とは、「How to teach your baby to read」のようなタイトルであったと思います。これは今でも車庫の中のどこかに他の本たちと一緒に眠っているはずです。

この本は英語圏の幼児に言葉を覚えてもらうためのガイドブックで、なぜ、幼児期がいいのか、そして、とられているその方法が効をなすであろう理由が説明されてありました。

本と一緒に、50枚くらいの薄いカードが入っていました。 
背景が真っ白な用紙に、真っ赤な色で、とても大きな字で単語が書かれていました。こんな感じです↓

doman-reading-booklet.jpg

最初のカードは mummy   daddy
たて20cm横80cmくらいは、あったでしょうか、びっくりするくらいの大きな字でした。白の背景に赤文字ですから、インパクトがある。今で言うフラッシュカード方式です。

この大きなカードを、日に何度かちょっとした機会を見ては、3歳の息子の前に、両手で広げて、「mummy」と言って見せます。

始めは、ポカンとしていた息子が、ゲームとでも思ったのか、やがてわたしが「マミー」と言い出す前に、彼の口から「マミー!」と出るようになり、こうして始まったreading、以後、覚える言葉はドンドン増えて行きます。カードのサイズは、読める単語が増えていくうちに、少しずつ小さくなって行きます。

こうして、3歳の息子が読める単語の数が増えていくのが、わたしは嬉しくてたまりませんでした。

今回、あらためてその本をネット検索してみましたが、多分これではなかったかと思います。

howteach.jpg

この本は、Glenn Doman方式と言うのだそうです。実はこの方式を初期の日本語学習者がひらがなを学ぶときに、教室で今でもわたしは大人相手に使っているのです。
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