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2019年6月13日 

senhordapedra1-1.jpg
 
ポルトと隣接するガイア市から車でちょっと走ることになるミラマールの海岸の海に突き出た岩の上に建つセニョール・ダ・ぺドラ礼拝堂(Capela do Senhor da Pedra=があります。

Pedraは「岩」を意味し、Senhorは、英語のLord(神)またはイエス・キリストを指します。17世紀に建てられたのですが、この岩場には古くから伝説があります。

紀元前までは自然主義の古代信仰の神聖な場として崇められてきたと言われます。また、ポルトの歴史に詳しいHelder Pacheco氏の著書によると、この辺りにグルピリャーレ(Gulpilhares)この近辺の名称)の人々が住み始めた時、空から海岸に向けて小さな光が当てられてきた。その光は毎夜ひとつの場所、牛の足跡がついている岩を煌々と照らし続けた。人々はそれを天からのサインと考え、その光の当てられた場所に礼拝堂を建てた、とのこと。

このような伝説があることから、今でもセニョール・ダ・ぺドラ礼拝堂は巡礼者の訪れる地となっています。一説には「毎年5月に魔女たちが集う場」との噂もあります。

ミラマールは6月も半ばを過ぎると、海水浴客がたくさんやってくるところですが。礼拝堂の裏側に回るとすぐ目の前に波が押し寄せ、岩場を洗って行きます。  

sr-pedra2019_1.jpg

そこで、今日はちょっとダヴィンチ・コードまがいになります。

sr-pedra-14-azulejo[1]

礼拝堂正面の扉の両脇にはアズレージュ(青タイル絵)で、「礼拝堂が建っている場所はこの郷土では最古の聖地で、キリスト教時代以前は異教の祭壇があった。」とあります。

木の扉に薄っすらと左右に彫られてある模様に目がいきました。
sr_pedra2019_2.jpg

真ん中のハートを中心に、縦長のクロス、ハンマー、雲?、コンパスをもじったもの、周りはアカシアの葉かな?これらはいずれも神秘思想、フリーメーソンなどのシンボルでもあります。

sr-pedra-4[1]

↑こちらは、トップに太陽、縦長クロス、ハンマー(フリーメーソンのシンボル)、そして中央、太陽の下にあるのは、わたしには「杯」のように見えるのだが・・・サングラール(聖杯)を意味するかな? 

ついでに借り物画像、メーソンシンボルの一部。
sr_pedra2019_3.jpg

さて、小さな礼拝堂内では、お!「全てを見通す叡智の目」こと、All Seeing Eyeはすぐ目につきました。祭壇のトップに。

sr-pedra2019_4.jpg

目の拡大図。どうだ!(笑)
sr_pedra2019_5.png

三角ピラミッドの中のAll-Seeing-Eyeeです。

夕映えの海と空を背景にするこの礼拝堂は不思議な美しさをかもし出すようで写真を撮る人も多いらしく、この祭壇の写真もネット内で見かけるのが、十字架のイエスが中心の写真で、上部が入っておらず、だれもこの「目」に言及していない。かつてのわたし同様、「見えても見ない」のか、それともそんな探究心は持ちあわせていないのか。

わたしなら、「果たしてあれは何の意味?」と、すぐさま飛びつくのですが(笑)
例えば、下の大理石テーブルのように^^

sr_pedra2019-6.png

祭壇の前の美しい大理石台ですが、ついてる脚の位置があれれ?普通と変わっています。
それで気がついたのは、見る方向によって脚が三本に見える!三本の柱、三本脚は神秘思想のシンボルです。
    
(参照)下はわたしが過去に何度か訪れたトマールの「聖堂騎士団(=テンプル騎士団)修道院聖堂内の騎士団入団の洗礼時に使用されたと思われる聖堂中央に配置された三脚に見える台。

トマールキリスト騎士団修道院

テンプル・キリスト騎士団聖堂は、この数年かなり修復が進んできましたが、どういう訳か、聖堂の中心に置かれていた三脚のテーブルが取り払われたままになっています。修繕中だからと、長い間、思ってきたのですが、聖堂中心の修繕はほぼ終わったはずです。いずれ、この石の三脚台が再び置かれるのを楽しみにしているのですが。

と言うので、「セニョール・ダ・ペドラ礼拝堂もまた、キリスト教の建物に異教のメッセージが隠された建物である」が、わたしの結論ではあります。  

フリーメーソンと聞けば、秘密結社という名称と、これまで出版された多くの興味本位中心の創作本から一般的に受ける印象は「陰謀を画するグループ」と、どうもなりがちですが、これまで調べてきたことから、わたしにはまったく違ったフリーメーソンの姿が浮かびあがってきます。いずれ、それを綴ってみたいと思っています。

この方面では、焦点が当たらないポルトガルですが、目を凝らすと意外や、驚くほどの隠されたシンボルが見られます。これらと照らし合わせて、今後膨大な資料を整理しながら、時間をかけてわたしは道楽して行くことになるのですが(笑)

現代のフリーメーソンから、カトリック、聖堂騎士団弾圧、初期キリスト教、さらにはギリシャ、古代エジプトのグノーシス(霊知)主義へと人類の歴史を遡って行くことになり、これらの不思議なシンボルの謎解きは、壮大な歴史ロマンを辿ることになる気がします。

トマール、テンプル・キリスト騎士団修道院に興味がある方はカテゴリ・トマールの下記までどぞ。
http://spacesis.blog52.fc2.com/category34-1.html

では、みなさま、また。
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コメント
ここは何が何でも行きたいと決めていたところです!
ありがとうございます。
あまり情報がなかったので詳しく知ることができてあり難い限りです。
2019/06/14(Fri) 10:28 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
サンベント駅からローカル線でミラマール駅まで行けると思うのですが、公共交通機関を利用しないもので、アドバイスできないのがざんねんです。

地図で見ると、駅から少し歩くことになりますね。わたしたちとムイントボンさんのスケジュールが上手く合って、ご案内できるようだったら、そうしましょうか?

わたしももう一度、日没に行きたいと思って、今、夫に話しているところです。
2019/06/14(Fri) 18:23 | URL | spacesis | 【編集
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2019/06/16(Sun) 06:09 |  |  | 【編集
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