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2019年6月19日 

年に一度の帰国では買って持ち込みきれないのが書物です。
本はわたしの生活から離せないものの一つで、高校3年間は図書館通いをして、英語、国語、音楽の科目を除いてはろくすっぽ勉強もせず、ひたすら外国文学を読み漁った時代でした。

その頃のことは、下記「わたしの蛍雪時代」に綴ってあります。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1495.html

わたしの好きな読書ジャンルはと言えば、ジャズ、シャンソン、ポップ、クラシック、流行歌、愛唱歌と、一帯どれが好きやねん?と思われる音楽同様、しっちゃかめっちゃかです。

推理探偵物を読んだかと思えば時代物、かと思えば宇宙考古学、謎追求の秘儀、ダヴィンチまがいの本、歴史本、政治関係の本と、言ってみれば乱読でしょうか。ひとつの本に興味を持つと、しばらくはそのジャンルに没頭してしまいます。本は我が人生の師であるとも言えるような気がします。

さほどの好きな本、評判になるものは読んでみたいと思うのですが、こればかりは先買いができません。そこで、帰国まで待てない、もう読む本があれへんやん、という時は、我がモイケル娘にアマゾンで買って送って~、ということになります。

現在わたしが読み終えつつあるのは「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」に続く百田尚樹氏の「日本国紀」。日本古代から平成までの歴史を要点を捉えて分かりやすく書いてあるのですが、この本の面白い点は500ページのうち半分のページが日本の現代史に割かれている点です。特に日本の学校の教科書では知らされないGHQ時代の章は、目からうろこが落ちる思いです。

興味が惹かれる本のみならず、日本語を教えていますので、その関係も帰国の度に書店で手に取り、参考になると思われるものは持ってきます。いい評判の教本をネットで目にしたときなどもモイケル娘に依頼します。

さて、そんなわけで、日本のとある日本語教師が薦めていた中級用のテキストを頼みました。送ったよ~、ちょっだけ食べ物も入れた、と娘がメッセで言ってきたのが、5月9日。

日本から送る際には箱を使うな、必ずクッション封筒で送るべしと、日頃からいってあります。なんとなれば、箱で日本から入ると、リスボンの税関に回される可能性が強いからです。手続きが色々七面倒で、嫌になるのであります。

ところが、待てど暮らせど届きません。二週間たったところで、そろそろわたしのブツブツが始まります。
相手は他ならぬ同居人の夫です。こうなると、長年のポルトガル暮らしでたいがいのことは、まぁいっか!で流せるようになったわたしもさすが眉間にシワ。

ブツブツも頂点に達した3週間過ぎた頃、郵便が来て「ネットサイトのここにアクセスし、必要事項を書き込め」とあります。見ると、「荷物の中身、値段、送り主の住所と名前」

って、おいおい。封筒に書いてあるだろうが!それに、荷物の中身と値段って、こちらが頼んだものだから今回は書き込めるけど、贈り物なら受取人は分からないじゃないの。どうなってんだ、この国!と久しぶりに頭髪逆立ち。

ふと友人のI氏がしばらく前に言っていたことを思い出しました。
「日本の友だちが気を利かして、レトルトの見本を送ってくれたのだが、税金がかけられどうしても欲しいものでもないから、受け取らずに送り返してもらった」

してみたら、先日、日本語の生徒さんも、日本から知人がお茶を贈ってくれたのだけど、50ユーロの関税をとられた、と言っていたのでした。

最近、なんだかんだととにかく国民からお金をふんだくってくれるわね!と、この静かな怒り、我が家だけでは収まらず、つい、ポルトガル語のDias先生にぶちまけてしまいました。

先生曰く、少しでも関税をかけてとろうと言うのもあるが、実はポルトガルはドラッグ密輸が頻繁に行われている国の一つで、EUから厳重に取り締まれと厳命されているのだそうです。どのくらい厳しいかと言うと、国内に入って後、どの職員が担当してどのように扱われたか、経路が全て分かるようにされていて、見つかった場合、処分されるのだとか。

今まででしたら、適当にそれが行われても責任の所在をうやむやにできたものの、今はそうは行きません。それで、特に海外からの郵便物の多くはリスボンに入って税関に廻されるようです。

nimotsu2.jpg

税関サイトにアクセスし 書き込んだ後、更に3週間ほど、やっと手元に届けられました。船便と変わらないジャン!と憤懣やる方ないわたし、顔なじみの配達夫さんについつい、「これ、航空便なのに6週間もかかったのよ」と漏らしたら、おじさん、日付を見て、「えーー、ホンマや!」 ポルトガル人もびっくり(笑)

もう気軽に、送って~とは頼めなくなりました。食料と本の補足で、これじゃ、日本に年2回は帰らなきゃいかんじゃないの。ねぇ、ダンナさま?というオチでございます。
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コメント
航空便で?ですか、、、
 それはそれはポルトガルの郵便が悪いのか日本の郵便が悪いのか・・・

 私はポルトガルからよくエアメールの絵葉書を出しますが3分の1ほどは届きません。田舎のポストに入れたものが多いようです。ニケ月程経ってから妹に届いてびっくりしたことも。だから見事に相手に届いたときはめちゃくちゃ嬉しいです。

 どうぞ頻繁に帰国して下さい。
2019/06/22(Sat) 10:58 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
100%、ポルトガルの国際郵便事情が良くないのです。

こちらから日本へ送る分には速やかに届けられるのですが、ポルトガルに入った後が、とんでもなく時間がかかるようです。

こういう点は、ポルトガルだもんなぁと、自分に言い聞かせておりますけどね、時に腹がたちますねんよe-444
2019/06/23(Sun) 07:08 | URL | spacesis | 【編集
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