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2019年6月27日

さても、ヨーロッパはまだ6月だと言うのに40度近くの熱波に襲われている中、ポルトガルはと言えば、通常はサン・ジュアン祭が終わると一挙に暑くなるはずなのに、涼しくて夏はいずこに?の感じです。

突如として予想もつかないような天候が多い近年ですが、来夏の東京オリンピック、大丈夫でしょうか。
やむを得ない場合は別ですが、わたしもできるものなら日本の蒸し暑い夏の帰国は遠慮したいと、ずっと避けてきました。今更と思いながらも、東京オリンピック、秋口の開催とはいかなかったのだろうかと思ってしまいます。日本語学習者の中には、オリンピックボランティアに行こうかと考えている人もいるわけで、気になるところではあります。

さて、今日はもう終わったと言うのに、実はまだブログにあげていなかった日中のサン・ジュアン祭りの様子を。本日は盛りだくさんの写真で案内です。写真の腕はいまいちですが、ご勘弁。

サン・ジュアン祭りはリベイラ、市庁舎通り、それにもう一所フォンタイーニャス(Fontainhas)が中心です。フィンタイーニャスはサン・ジュアン祭りの古里ですから、今でも昔ながらの雰囲気が残っています。

Quinta de Sao Roque

22日の土曜日はサン・ジュアン当日の23日に二箇所を回るのはきついと思われ、夫と二人で昼食後フォンタイーニャスを歩いてきました。フォンタイーニャスは翌日の準備たけなわ。

サン・ジュアン祭り欠かせないAlho pôrros(野生のにんにく)を売っているおばあさん。

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Fontainhasの祭りは、Infante橋のたもとで催されます。23日の前夜祭とサンジュアン祭り当日にあたる24日も人出でにぎわいます。アミューズメント、わたアメ、ポプコーン、いわしを食べさせてくれる出店などで一帯はごった返しになります。

2008fontainhas_6.jpg

matraquilhos(マトラキーリュス)と呼ばれる祭りには必ず出るサッカーをもじったゲーム。二人ずつ二組みに分かれ人形のついたバーを回して小さなボールを打ちゴールに入れます。

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Fontainhasのカスカータ(Cascata)。カスカータは滝をことですが、この時期はサン・ジュアンの飾りつけを意味します。例えば、フォンタイーニャスのカスカータは毎年、昔からある泉に設置されます。

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聖ジュアンがキリストに洗礼を授けて いる場面です。
正式にはcascata sanjoanina(カスカーター・サンジョアニーナ)と呼びます。
                       
これまで見たカスカータで、わたしが一番素晴らしいと思ったのが、夫が勤めていたサン・ジュアン国立病院のカスカータです。毎年、病院の入り口奥に大きなテントが張られ、そこに展示されました。写真は拡大できますので、写真をクリックしてみてください

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聖ジュアンにつきものの川、滝が必ずつくられますが、病院のは真ん中に川が見られます。トップにはもちろん聖ジュアンの人形。ポルトに見られる有名な建物がたくさん置かれています。ポルトを旅行したことがある人は、幾つか分かるでしょうか。

聖人の向かって右側の建物はガイアの Serra do Pillar、左側は大寺院Sé, 下の段左はBolsa宮、
昔のポルト大学部、現在は博物館になっているライオン噴水広場、クレリゴス塔、三段目左がサン・ジュアン国立病院、右はリベイラにある古いカペラ。そこかしこに羊や伝統衣装を着けた人形が置かれています。

フォンタイーニャスに話はもどって、フォンタイーニャス地区には、「Ilha」(イーリャ=島)と呼ばれる昔からの長屋があります。
こちらもカスカータ。フォンタイーニャスのとあるカフェ内にて。
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↑通りがけに見つけたその一つ、「Ilha 」 この奥に何軒も連なって住んでいる。「中のカスカータ自由に見てください」と掲示していたので、入って見ました。長屋の人たちで作ったのだそうだ。話し好きなポルトガル人はすぐに寄ってきて、聞かれもしないのに説明をしてくれます。犬まで寄ってきて。(上の写真は数年前訪れたときのもの)

下が今年のもの。
  
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長屋通りも飾りつけてあります。
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長屋の人達の手で作られたカスカータ。フォンタイーニャスではカスカータのコンクールがあるのだそうです。

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ドウロ川のこんな崖っぷちでもサン・ジュアン祭の飾りが。 これもクリックで拡大できます。 

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昼下がりのフォンタイーニャスの路地を二人で歩いたら、古い家の窓辺に半身出したおばさんが、フランス語で話しかけてきました。で、夫もフランス語で受け答え。わたしはまったく分かりません(笑)
聞くと、「祭りはもっと下のほうだよ」と教えてくらたのだそうだ。フランス人とまちがったのだろう、せっかくだから、フランス語で答えた、ですって(笑)  わたしたち地元の人間なのにね。

こちらはいわしの炭焼き。あちこちでもう始まってます。たっぷり煙を浴びて参りました


そして、面白い遭遇がありました。
路地を下りて、祭りの場所になるであろう川沿いの道で、石に腰掛けた若者から「Boa Tarde」と、親しみをこめた挨拶を受けました。え~っと・・・といぶかしがっていると、夫「お!J君じゃないか!」

そうです、息子のBiritish School時代のクラスメートでした。いやはや、わたしは息子の卒業以来、顔が識別できる彼の友人は3、4人くらいで、気がつかなくて面目ない。

しばらく立ち話をし、夫とJ君のツーショットをデジカメに納め、その日のうちの息子に「J君に偶然会ったよ!」と写真を送った次第。
今風のサンジュアン祭りもそれなりに楽しいけれど、昔ながらの祭りの風景は郷愁を誘い、なかなかい味わいがあるものです。

下記では夜のFontainhasの祭りがあります。興味あらばどぞ。
http://spacesis.blog52.fc2.com/blog-entry-1597.html

さてと、祭りも終わったところで、日本語教室の生徒たちも、7月7日に控えたJLPT(日本語能力試験)にじっくり取り組めるかな?

では、みなさな、本日はこれにて。

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コメント
来年のオリンピックですが・・・
 個人的には日本開催を喜んではいません。莫大な資金が使われますが、それを震災の復興に使ったらいいのでは?と思うのです。
 猛暑の夏はなるべく外出しないで、熱中症にならないように静かにインドアで過ごしたいと今から考えています。苦笑。

 日本に大勢海外からおいでになる方々には嫌な思いをしないで楽しんで帰っていただきたい。おもてなしの国と言われていますが、お天気や気温が果たして
心地いいものか?不安です。

 お祭りの様子を細やかに案内して下さり一緒に歩いたような気持になっています。
ハンマーでたたかれたら,脳に悪いのではと怖いです。背が低いので叩かれやすいかも。

 Alho pôrros(野生のにんにく)はポルトガルで見たことがありましたが、それが野生ニンニクとは知りませんでした。こちらのネギ坊主にそっくりですね。

 hmatraquilhos(マトラキーリュス)は
駅の待合室に置いてあるのを見かけました。人気のサッカーゲームなんですね。

 ヨーロッパの熱波、こちらでもニュースになっています。40℃を超える暑さなんて想像もつきません。メトロにも冷房がないものが多いとニュースでいってました。

 北ポルトガルはまだ涼しいのですね。9月は気温はどうなのでしょうか。今から気になります。

 いろいろ教えて下さりありがとうございます。
2019/06/28(Fri) 15:17 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
いつもコメントをありがとうございます。

ハンマーは軽いプラスティックでできていて、でたいがい皆さん、通りがけにピコットするもので、問題ないのです。

でも、どこの国にでもいるお調子者が思い切り叩いてくると、いた!っとなったりします。

こちらは小中高の国家統一試験も終わり、学校はもう長い長い夏休みに入りました。

日本は梅雨ですね。


わたしも背が低いので子どもからもピコピコやられます(笑)
2019/06/30(Sun) 18:01 | URL | spacesis | 【編集
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