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2019年6月30日 

ポルトガルでは年に一度のJLPTこと日本語能力試験が、今年は7月7日にポルト大学文学部を試験会場に実施されます。我がYY塾のわたしのクラスからは5人、Oちゃんのクラスからも5人受験する予定です。

9人の中級クラスです。全員が受験するのであれば通常の授業をJLPT対策に充てるのですが、半分が受験しませんので、それができません。

そこで、9時からの日本の高2レベル国語をわたしと一緒に勉強している生徒Aちゃんが、ポルトガル国家統一試験のため、休講になったのを機に、その時間をJLPT受験生への特別授業に充てました。ボランティアで、授業料はもらいません。また、受験しない生徒も、10時から始まる日本語の予習復習時間にしてもよい、と言う形で、9時から10時までの1時間、教室を開放してみました。

受験生にはJLPTの過去問コピーを解いてもらい、その場で各々の回答を確認、アドバイスをします。
中級クラスの生徒はみな若いのですが、学生だったり勤め人だったりするもので、土曜日の朝、9時はきついかと思われ、みな、来るかな?とメールで打診すると、うち4人は来ると言う。

昨日はその3回目で、件のAちゃんも統一試験が終了し夏休みに入ったので、彼女の授業を再開しましたが、その間、JLPT受験生には過去問コピーを手渡し、教室で静かに自習してもらいました。

Aちゃんの授業をしていて、ふと思ったことが、あら、これは補習校時代の複式授業と同じだわん、です。補習校出身のAちゃんと思い出し笑いしていたのでした。

複式授業とは、学年が違う二クラスを一度に見ることです。これが低学年を二つとなると、ちょっと大変なのです。ひと学年を見ている時は、もうひと学年から目を離すことになるので、自習の習慣がついていない低学年は騒ぎ出したりいたずらしだしたりするのですね。

90分の授業時間を、わたしは各学年45分ずつ分ける、という仕方を取りませんでした。高学年にも同じことが言えるのですが、45分間自習というのは子どもたちがそうそうできるものではありません。ましてや、もうひと学年の授業内容が耳に入るわけですしね。片方が授業でワッと笑うともなると、なになに?と気が散って当然です。

ひと学年の授業を進めながら、もうひと学年にもちょこちょこ目を向けたり指図したりしますので、とても忙しい90分授業でしたが、わたしはこの方法が性にあっていました。この方法で90分授業を毎週2時限するわけですから、終わって帰宅するとエネルギーを使い果たしたような疲労感を感じましたが、充足感がありました。

21年間の複式授業補習校を離れて10年になります。今、もう一度あの授業を毎週となると、体力が持たないのではないかな?と、思うのですが、狭い日本人社会のことです、人間関係で辛い思いも経験しましたが、それが帳消しになるほど、子どもたちとの楽しい思い出の方が遥かに多い。

昨日は久しぶりに補習校を懐かしんだ次第です。
写真は2009年の退任式のスピーチです。花も花瓶も我が家から持って行ったものです。ははは。

hoshuko11-2.jpg

本日は、みなさまこれにて。
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コメント
日本語検定試験をトライしてみました。
いやぁ~難しい。日本人でありながら、日本語しか出来ないのに・・・最悪の結果です。
日本語検定に挑む方々に大いなるリスペクトを!そして彼らを導くSpacesisさんはじめ先生方に最敬礼です。
2019/07/02(Tue) 16:31 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
うわ!ムイントボンさん、好奇心がありますね!

JLPTは各部門50%以上の正解率で合格です。でも、1級となると日本人でも楽々とは行かないようですね。

JLPTは漢字検定試験と違い、漢字を書かなくて済むので、助かるみたいですよv-392

漢検は日本人向けなのですが、わたしは生徒たちに10級、9級(小1、小2の漢字)をすすめると言うか、義務付けてます。こちらは80%の正解率が要求されますので、勉強のしがいがあります。

私自身は日本語コースの修了書が出せないもので、その合格証が初級生徒たちの実力証明証にもなります。
2019/07/03(Wed) 17:18 | URL | spacesis | 【編集
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