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2019年7月28日

七十路の門を既にくぐったわたしたち夫婦、たまにくだらない言い合いもあったりしますが、もう尾を引きません、根に持ちません。いたって平和なのは、もしかしたらまだ毎日それぞれに外部の人達と接してすることがあるからかもしれないなと思ったりします。

二人とも完全に仕事を退いて、年がら年中一緒にいることになったら、果たしてどうなるのか?ま、わたしの場合、しばらくは終活の一環として、断捨離に励んだり、好きな勉強をしたり?う~ん、今は考えんとこうっと(笑)

わたしは、幾つになっても笑いこそは人生で絶対必要要素のひとつだと思っています。笑う角には福来る、と昔からいいますし、本当にそうだなと感じます。しかし、意味なく笑っているのはアホですしね、気持ち悪がられるのが関の山。

毎朝起きるとネットで新聞を読み、お気に入りのブロガーサイトを訪問するのが習慣ですが、これがほとんど政治関係なもので、ニコニコ顔になるはずもありません。 起きてきた夫が後ろから「おはよー」と声をかけてくると、記事に怒ってるもので振り向いた顔が「オニ」ってこともざらにあり、夫は「ぐは!」となります。

笑うときは、大きな声ですから、読んでる本を開いたまま、あるいはモイケル娘のブログ記事を目の前にして、わっはっはですから、夫が「何がそんなに面白いのか」とやってきます。笑うことによって肩の凝り、ストレスは薄らぐし、爽やかな楽しい気持ちになります。

時には昔の出来事を思い起こしたりして、笑いがこみ上げてくることもよくあります。今日はそのエピソードのひとつを。
みなさんとわたしの笑いのツボが同じかどうかわかりませんが、以下、ご笑覧あれ。

★中川くん

自身は染まりませんでしたが、20歳の頃の大阪京橋時代、まわりには上に素人とつく、演出家、役者、シナリオライター、作家志望と、演劇関係の知り合いがいました。

そしてわたしはその中で、いつのまにか、これまた上にへんちくりんなものがついて「自由人yuちゃん」で呼ばれていたのです。どこが自由人か、と問いますと、常識の枠にとらわれないで行動するからだそうで、褒められているのか呆れられているのか、複雑なところではありました。

わたしは素人劇団の何のお役目も担っていないのに、あちこちと引っ張りまわされ、出来上がったばかりのシナリオを読まされたりしたものです。

劇団長はかつて「劇団四季」に籍を置いたことがあるという人で、彼らはサマセット・モームの作品のみを手がける劇団だったのですが、そのお芝居を観にいったりしたものです。

そんな役者仲間に、ただ一人、プロダクションには属していなかったものの、中川君という一応プロの役者がおりまして、これが顔が大きいもので、現代劇より時代劇でよく映えるのですね。

案の定、彼は京都四条にある南座で、よく歌舞伎公演での役回りをしていたのでした。なに、役回りといってもハシッパの役(笑)

これが、ある日浮かぬ顔をして現れまして、
「舞台でドジッた。トップの役者さんにこってりしぼられてん」と情けない顔で言います。何をしたかと言いますと、出番寸前にどうにも我慢ができなくなってトイレに行った。そしたら、出番の合図が聞こえたので慌てて舞台に飛び出して行った。

出てしまってからハッと気がついたのが、足に履いてる「便所」と書いてあるスリッパ!(爆)
おまけに、手に持ってなきゃならないはずの十手をトイレに置いてきてしまい、「御用だ!御用だ! 」と突き出す手には、十手なし・・・周りの小役人の役を演じている人らの後ろに後ろにと隠れて誤魔化そうとしたが、そんなもん、ロケじゃあるまいし本番なんやから、どうやって誤魔化すのよ(笑)

これを聞いたときには、気の毒よりも大爆笑が起こってしまって、我らは抱腹絶倒。

役者さんの世界って、NGがたくさんあるでしょ?あれ、爆笑ものが多いですね。ただし、劇場での本番は、やり直しがきかない。困りますよね。

中川君によると、立派な役者さんも時には失敗するのだそうで、そういうときは、舞台が終わった後に、役者さんからはちゃんと陳謝として、全員に何がしかが配られるのだそうです。

あれから40年も経つというのに、今思い出しても、「便所」と書かれたスリッパを履いて、「御用だ、御用だ!」と空の手を突き出し、にっちもさっちも行かなくなっている彼の姿を思い浮かべると、あっはっはと笑わずにはいられないわたしです。

中川君、どうしているでしょう。中川君からもらったヅラをつけたサイン入りのブロマイド、どこへ行ってしまったかなぁ^^
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コメント
笑わせてもらいました。
自由人yuさん~きっと笑顔の絶えない愛されキャラだったことが想像できます。

劇団四季に入れたということはかなり選ばれた人なんだと思います。中川君いまもどこかでご活躍だといいですね。
2019/08/01(Thu) 15:21 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
いえいえ、実は20代は色々迷いが多くて暗い顔してたと思います。

劇団長のSさんは自分で演出したかったのですね。モームばっかりで。

30代に入って夫からモーム短編集を贈られた時は奇遇だなぁと思ったものです。

京橋界隈をうろつかなくなってから中川君、件の劇団関係の人達とはいつの間にか遠縁になりそのままです。

20歳の時の楽しい思い出です。
2019/08/01(Thu) 21:58 | URL | spacesis | 【編集
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