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2019年8月18日 

古い漁村ナザレですが、近年はサーフィンで世界に知られるようになりました。

ナザレ沿岸は海底谷の地形が世界でも有数の深さを持つため、非常に大きな波が生まれます。地元ではこの波のことを世界中のサーファーに知ってもらうため、サーファーの呼び寄せキャンペーンを展開してきました。

米国人サーファーのギャレット・マクナマラが2011年には24メートルの、2013年には30メートルの巨大な波いのることに成功し、サーファーの世界記録をつくったと言われています。

ナザレ
2011年ナザレ、24メートルの波乗り(Wikipediaより)

この時の感想をCNNのインタビューで「いつまでも落ち続けて両足はストラップから外れかけていた」「全身が粉々になるような感覚だった。本当に難しかった」と答えています。

ナザレ
2013年ナザレ、30メートルの波乗り。(Wikipediaより)

ポルトガルにはもう一箇所、リスボンから北東へ35kmほどにある、Eliceira(エリセイラ)はサーフィンの聖地と呼ばれ世界中からサーファーが集まるそうです。

「波乗り」なんて聞くと、わたしなど年に一度帰国するときに口にする「波乗りジョニー」をついぞ思い浮かべてしまう無粋ものではございます^^;

tofu.jpg
Wikipediaより


「ナザレのイエス」と聖書にも出てくるこの地名には由来があります。その昔、パレスチナのナザレから、海を経て一人の聖職者が「マリア像」を持って流れ着いたという伝説から来ます。

この手の話だとよく聞かれるのですが、この「マリア像」、「黒いマリア像」なのですと!

「黒いマリア像」は、わたしがテンプル騎士団がらみの謎解きのために読んできた本でもよく取り上げられており、これは「聖母マリア」ではなくて、中世からローマカトリックに糾弾されてきた「異端者」(バチカンが宗派として認めない)が崇拝する「マグダラのマリア」だと言われます。

わたしが「異端教の殿堂」と解するフランスのシャルトル大聖堂の「黒いマリア像」は有名ですが、ポルトガルでの「黒いマリア像」は初耳です。

何度か行っているナザレに黒いマリア像があるというのを知り、もう一度行かなければならないと思っていましたが、今回、サンタクルスの帰路、ちょっと寄って寄って~と寄り道してもらいました。

事前に確認しなかったもので、果たしてどの片にあるのか、わたしの第六感に頼ってなのですが、夫は自動車道路からこれまで通り海辺に続く町の通りに入りました。ところが、ひゃ~、小さな町の細い道はどこまでも続く車の停滞です。ナザレでのこんな停滞もあったことがありません。

やっとのこ停滞から抜けて、海岸はだめだこりゃ。で、わたしの感はまだ行った事がないSítio da Nazaré、海岸左側に見える丘陵のある町へと方向転換しました。夫はポルトに引き返そうとしたのですが、あっちに行ってみようと提案。感のなすところです(笑)


ナザレの丘陵、Sítio da Nazaréから見下ろした、この日は穏やかな波の海岸地区。
portugalgoods


031_1.jpg
Sítio da Nazaréの崖っぷち。

Ascensor-da-nazare.jpg
海岸区域からはケーブルカーでスィーティオ(Sítio=場所、区域の意味)へ上れる。

この項、次回に続きます。

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コメント
黒いマリア様にはお目にかかれませんでした。
地球の歩き方には「奥に階段があり、上れば祭壇にたどり着く。このマリア像こそが、ロマノ僧ゆかりの聖母像だ」と書いてあるのですが黒いとは書いてないんですね。
 スペインのモンセラットでは黒いマリア様に会いました。
 ポルトガルそれもナザレにあったとは・・・
2019/08/19(Mon) 11:31 | URL | ムイントボン | 【編集
ムイントボンさん
わたしは祭壇の横から回り後ろから入って目の前で見てきました。

日本語の仕事で長い間中断していましたが、久しぶりに「spacesis,謎を追う」気分です。

スペインのモンセラ、随分昔にわたしたちも行った事がありますが、その頃は黒い聖母像は興味の対称でなかったのが残念です。
2019/08/20(Tue) 06:29 | URL | spacesis | 【編集
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