2007年1月10日(1)

馳星周(はせ・しゅうせい)の「不夜城」(Sleepless Town)を
小説名として知ってはいたものの、この本を手にとって読んでみた
のは、当時モイケル娘と連れ立って通いつめていた(笑)MSNネット
チャットルーム「不夜城」がきっかけでした。

歓楽街、新宿歌舞伎町を舞台に、中国人暗黒社会で生き抜いて行く
在日日台人の劉健一(リュウ・ジェンイー)を主人公に、嘘と裏切
りの裏社会に身を置く人間たちを描いた物語です。
日本版ハードボイルド小説に入るかも知れません。

         不夜城

しかし、わたしが好きなハードボイルド作品の主人公であるフリッ
プ・マーローやリウ・アーチャーたちが振りまくような男のロマン
チシズムはこの本にはこれっぽちもなく、殺伐とした読後感だけが
残った、印象深い一冊ではありました。
おっといけない、話が本の方に行ってしまいそうです。     
         
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ー続きはここからー

チャットルーム不夜城との出会いは単純なものでした。
前回のエピソードで書きましたように、インターネットを始めて、
この頃は14歳になっていたモイケル娘に「どうせならチャットを
通じて、ガリッと生かじり日本語を吸収してもらおう」と思って
いましたし、
同時にチャットの持つ危険性も考えて、毎日娘がネット接続する時
は、必ず一緒にパソコンの前で座っていたのでした。
これは、後に、時には2時間に及ぶこともあったりするのですが、
今にして思えば我ながらこの監視はよく辛抱強く続いたものだと
思います。

そうして日本文字でのチャットルームを幾部屋かあたり、どれも若
者たちでにぎわってはいるものの、14歳ではお子様です、相手に
してもらえず、たまたま入った「不夜城」なる怪しき部屋名に入っ
て見ました。
そうです、このチャットルームは日本時間では深夜から明け方まで、
数人の若い人達が集まってなにやら面白おかしいことを文字のやり
とりで会話していたのでした。

まずモイケル娘が入室し、挨拶で始まります。
年齢と現在地を言うわけですが、年齢を言ったところで、普通は
どの部屋でも哀しいかなほとんど相手にされません。(笑)
今はそんなことはないのかも知れず、逆に話しかけられて却って
危険性が増しているかもしれません。
しかし、当時はあまりに若すぎて無視です。
チャットルームというところは、部屋主さん、つまりホストがおり
訪れる人達はゲストとなります。
常連のゲストがつくかつかないかは、ホストのゲスト扱いの腕次第
です。
ホストはあまりでしゃばってもダメ、かといって無口なゲストを放
っておくのもダメ。
ひとりのゲストだけが発言し続けないように、時には話題を切り替
えるコツも要り、 なかなか難しい役割ではあります。

チャットルーム不夜城のホストは、その点理想的でした。
まず、14の年齢と滞在国名を紹介したときに、メンバーが20代
30代だったにも関わらず、うまく話題を引き出してチャットに参
加させてくれました。
           
少々お色気のある話もどぎつくはなかったので、わたしも了承する
ことになり、解散時には「また明日ね」となり、娘も帰宅後のこの
チャットルームを楽しみにし、入室するためにサッサと学校の宿題
と日本からの通信教育を済まします(笑)

彼女のインターネット経歴はこうして14歳の不夜城から始まった
のでした。
2001年夏のことでした。
 
この章、まだ続きます。

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コメント
MSNはよかったねぇ
MSNはホストがハンマーもっていて
嵐とか排除できたからよかったんだけど
Yahooだとそういうことができないから
ちょっと不便だねぇ~
ボイスができるのはいいんだけれどね
続き楽しみにしてます^^
2007/01/12(Fri) 03:40 | URL | ぎたれれ | 【編集
そうそう^^
不夜城などは、ときどき全員がハンマー
持っていたりしてね(爆)
嵐が入ってきたらもぐらたたきの如し!

今思い出してもいい部屋でした^^
ホストだけではなくて、メンバーが面白かった^^

いつも読んでくれてありがとうさん^^
続き、間を空けないようにします~
次に書きたいビデオがあるし^^
2007/01/13(Sat) 03:20 | URL | spacesis | 【編集
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