2007年1月10日(2)

今日は二つ目の日記です。

イタリアの映画プロデューサー、カルロ・ポンティが本日死去との
ニュースが流れました。

若い方達にはあまり馴染みでない名前かもしれませんが、亡くなった
母の影響もあって、映画の好きなわたしは、殊にカルロ・ポンティ
の映画には母への思いとともに懐かしさを感じてしまいます。

140本近くの製作を手がけたといわれるカルロ・ポンティですが、
女優ソフィア・ローレンの夫でもあります。
それらの映画の中で、わたしが観たものは、思いつくままザッと挙
げても次の通り。

「道」「鉄道員」「ひまわり」「ふたりの女」「旅路」「軽蔑」
「ドクトル・ジバゴ」
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ー続きはここからー

どれを取ってみても、素晴らしい映画でした。
「道」は当ホームページの「思い出のオルゴール」のトップのエピソード
で書いています。
遠い昔、まだ人生のなんたるかも知らない子どもの頃に母と見た映
画ですが、幼いわたしの胸に強い印象を残した忘れられない映画で、
長じて後、何度か見返したものです。

イタリア映画は近年の「パブロ・ネルーダの郵便配達夫」「ライフ・
イズ・ビューティフル」もそうですが、イタリアン・リアリズムと
ヒューマニズムが織り合って、観た者の心に染み、なぜかふっと人
生の儚さ、虚しさを感じてしまうのですが、わたしは好きです。

わたしが観たカルロ・ポンティの映画はどれも絵物語のようなハッ
ピー・エンドではなく、なんだか最も現実に近いエンディングをし
ているように思います。
「道」も「鉄道員」も「ひまわり」「ドクトル・ジバゴ」も素晴ら
しいテーマ音楽が作られており、恐らく今もそれらの曲はエヴァー
グリーンとされているはずです。

なかでも「ドクトル・ジバゴ」は何度も観返しました。
帝政時代の末期、医師ジバゴ主人公の物語。
ロシアの広大な雪原にバラライカの音がかすかに響くそのシーンは、
わたしの故郷、雪国で幼い頃が脳裏をかすり、一瞬心を引き裂かれる
かのような郷愁に襲われるのです。
テーマ曲「ラーラのテーマ」はわたしにとって永遠の名曲です。

カルロ・ポンティさん、94年間素晴らしい映画と人生を見せてく
れて、ほんとうにありがとう。

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コメント
初めまして。スイスにいるPESCAと言います。

私も「道」「ひまわり」「ドクトルジバゴ」これらの作品が大好きです。特に「道」は学生時代に何度も見たのですが、本当に素晴らしい作品だなと思います。
最近(?)のイタリア映画だと私は「イル・ポスティーノ」がすごく好きです。

ところで今、3歳になる長男が魔女の宅急便を気に入ってるんですが、ポルトがモデルだったんですね!いつもどこだろうって思ってたのでわかって嬉しいです。


2007/01/12(Fri) 23:19 | URL | PESCA | 【編集
PESCAさん、初めまして!
ただいま子育て中ですね^^

魔女の宅急便、現在日本の大学で勉強している
わたしの娘も、何度も何度も繰り返し見ていました。

モデルになった街はポルトだけではなく、たしかイタリア、
北欧もそうだとどこかで読んだ気がします。
一箇所だけでなく、色々な街の素敵なところを取ったので
しょうね。
道理でアニメの中の街は素敵なはずです。

わたしはあのアニメを見てすぐ、「ポルトににてるなぁ」
と思いましたっけ^^

「イル・ポスティーノ」はポルトガル語から日本語訳すると
「パブロ・ネルーダの郵便配達夫」になります^^
あれも大好きな映画のひとつです^^
海の波の音をテープに録音する主人公の感性に
わたしは胸が熱くなるほど感動しました。

そちらのサイトへもおじゃまにあがります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2007/01/13(Sat) 03:31 | URL | spacesis | 【編集
二人の女
未だ学生の頃弟(私が産婆さん、後産始末をした16歳差)を連れて神戸の驟楽館で”二人の女”を観ました。ドイツ兵か?に犯された母親(ソフィアローレン)と娘が川の中を歩いてる場面が思い出されます。面白い事に当時未だ幼かった弟が涙を出して映画を観ていたので家へ帰って母に”訳も解らないと思うけどコイツ涙流してた”と話した事を思い出しました。
此方の新聞で巨匠の訃報を読み”道”を口ずさながら貧乏だったけど地味に生きていた過去が懐かしく思い起こされました。
2007/01/17(Wed) 10:42 | URL | nakayoshi | 【編集
>nakayoshiさん
こんにちは^^
「二人の女」は辛い映画でしたね。
映画「道」をわたしが再び観たのは大人になって
からですが、その時初めてジュリエッタ・マシーナ
という女優を知り、惹かれて「カビリアの夜」「魂の
ジュリエッタ」と観たものです。
おチビさんでくるくるした大きな丸い目。
好きでした^^
いい映画は、言葉が分からない子どもにも訴える何かを
持っていると思います。
子どもの頃に見た映画で記憶に残っているものがわたしは
たくさんあります。
みな、どれも忘れられない思い出の映画で、幼い頃の
思い出とダブります。

弟さんは今日本ですか?
2007/01/18(Thu) 02:53 | URL | spacesis | 【編集
有難う御座います。弟を共同経営者にと呼び寄せていましたが母の”接木は駄目”と言はれて日本に帰しました。現在は日本の自動車会社で東南アジアを駆け回っています。勉強はしないで奴ですが囲碁、ゴルフは私より上で私を負かす最後の一手を打つと、負けた私が腹を起て彼の頭を叩くのを常としていましたので、すっ飛んで逃げる空手三段です。ウチの次女とはサンパウロの空手道場でやっていましたので気が合う様です。
2007/01/18(Thu) 06:51 | URL | nakayoshi | 【編集
>nakayoshiさん

あはははは。
16歳もの年下にやられたのでは面目なく、思わずゴツンと
手が出てしまう気持ち、分かります^^

しかし、すっ飛んで逃げるのが空手三段とは!(笑)
わたしも子供のころから、ズ~ッと柔道、剣道、
空手の類を教わってみたかったです。
稽古事はひとつもできずに、とうとう今日まで来て
しまいました^^;

今から始めたのでは、骨折のほうが心配です(笑)
2007/01/18(Thu) 22:59 | URL | spacesis | 【編集
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