2007年2月19日

今日は我が子たちの日本語教育ではなくて、英語の方を。 

夫もわたしも英語を自由に操るというわけではありません。
が、わたしたちが出会った頃、夫の日本語は皆目ダメで、わたしは
ポルトガル語など耳にしたこともありませんでした。
二人の意思をなんとか通じさせる手段が、英語でした。

当時わたしは海の向こうの文化の香り、英語に興味を持ち独学して
いて、いつかアメリカへ行ってみたいとの夢が徐々に実現されつつ
あり、英語で話すことは、わたしにとって学んだことを生かすチャ
ンスでこそあれ、少しも億劫ではありませんでした。

1978年1月に終にその夢を果たさんがため渡米して、アリゾナ州
ツーソンにあるアリゾナ大学でESLコースをとった頃の思い出話
は、当ホームページサイト「アリゾナの空は青かった」に拙い文で綴って
あります。

発音云々を別にして、英語のみならず母国語でない言葉で、日常会
話の域を出て、自分の思うことを日本語同様伝えられるかというこ
とになると、これは中々に難しいことだとわたしは思います。

子どもたちをOporto British Schoolに送ることになってから後は、
周囲はポルトガル語、母親であるわたしとは日本語、学校では英語
でと子どもたちは幼い頃からして3ヶ国語をたまたま耳にすることに
なったわけですが、英語も学校に任せきりにはせず、家でわたしが
できる範囲内のことは?と方法を探ってみました。
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ー続きはここからー

日本語もそうですが、英語も小学校4年生くらいになると、歴史、
科学、作文が入り、親が段々太刀打ちできない難解度になっていき
ます。会話面もそれは免れません。
子どもたちはドンドン新しい言葉や言い回しを吸収し、それを日常
会話で使っていきます。

わたしたちのとった方法にひとつは、テレビドラマを通して学んで
もらうのはどうか、ということでした。
その最高の材料があったのです。
マイケル・ランドンの「Little House on the Prairie=大草原の小
さな家」でした。
littlehouse


子どもたちが毎日見たこのドラマは、名作ではありますが、当時す
でに古いものになっていました。
このドラマがポルトガルでは繰り返し繰り返し放映されたのです。
見ていて、ふとこれをいい教材にできるのではないかと思いつき、
わたしはできる限りのエピソードを録画することにしました。

教材というのは、英語を学ぶだけではなく、多くの素晴らしい教訓
がこのドラマにあると気づいたからです。
(これについては、「ポルトガルよもやま話:大草原の小さな家」
に綴ってあります。)

ドラマはインガルズ一家を中心に、ミネソタ州にあったウォールナ
ット・グローブという小さな村の出来事が展開され、主人公の少女
ローラが大人になり、更に続いて行きますが、これを本当に何度も
何度も繰り返し見た子どもたちに、言葉の面でも物の捕らえ方の面
でも全く影響がないわけはないとわたしは信じています。

もう一本、アメリカドラマで同じようにあげられるものに、
「Highway to Heaven」があります。
(天国への早道という意味ではない。キリストの守る中を歩むとき、
人は天国への道を歩んでいる、という意味)。
同じくマイケル・ランドン製作ですが、地上に降りた天使をマイケ
ル・ランドンが演じ、様々な社会問題を取り上げ、その中でかろう
じて解決策を探っていく天使の姿を描いたドラマですが、これもと
てもいい教育材料でした。

子どもたちだけではなく、大人であるわたしにもドラマを通して英
語の使い方、そして多くの教訓を与えてくれた作品です。

言葉はただ耳から聞いて語彙そのものを暗記して覚えるよりも、物
語性のある映像の場面場面と合わせて記憶することがいい方法では
ないかと、わたしは思うのですが。

わたしの二人の子どもはそれぞれに20歳を過ぎましたが、このふた
つのドラマはとても記憶に残っていて、今でもこのオープニング曲
を聴くと、たまらなく懐かしい思いに駆られるようです。
そして、記憶に残っている場面場面の台詞がそのまま彼らの口から
出てくるのを聞くのは、面白いと思うと同時に、子どもの記憶に残
す映像の力を改めて認識します。

我が家にはこのふたつのドラマを録画したものが、今でも40本近く
保存されてあります。


「ポルトガルよもやま話:大草原の小さな家」はちら
「アリゾナの空は青かった」はこちら

 註:「Highway to Heaven」は日本で放送されていないかも知れ
   ません。You Tubeにて検索すると映像を少し見ることが
   できます。

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コメント
英語学習
小さい頃から英語やってると
やっぱりその後の人生変わるのでしょうか
しかし小さい頃に負荷がいっぱい
かかって大変なことだとは思いますけれどね^^;

あっしはといえば
あきらめずに英語ちまちまとやっているのですが
最近チャットで19歳の若いアメリカ人と知り合って
メッセンジャーで何やらやりとりを2,3回したのですが
なかなか言いたい事が英語で思うようにでてきません^^;
相手の発言はわかるのですが
(わかりやすい単語だけで話してくれてます)
自分で発言するとなるとすぐに
It's hard to explain for me 
みたいな感じで逃げてしまうことが多く
かなりへこんでます^^;
でもまぁ独学だからということで
言い訳をしてるのですが
お金払って人に習う前にやるべきことは
まだまだたくさんあるので
亀のごとくゆっくりと取り組んでおります^^

ドラマは「friends」をたまに見てます
面白くないと続かないのでコメディがいいみたいです^^
2007/02/20(Tue) 03:27 | URL | ぎたれれ | 【編集
英語をやるというより、英語で生活することが、
もし英語圏外の人間だったら、その後の人生に
変化をもたらす可能性がある、でしょうね。
必ずしもそうなるとはわたしは思わない。

少し大きくなってからだと、確かに重荷がいっぱい(笑)
だから、親の赴任に伴って日本から海外に出る子どもたちは
大変な苦労をすることになります。

その点うちの子供たちは、幼児期からごく自然に
3ヶ国語を耳にしてきたので、確かに少し大変なときも
あったでしょうが、重荷とは感じなかったのでは
ないかと思ってますが、これは母親がええように
取りすぎかな(笑)
ま、なんでも楽しては成長せんで(笑)
その点、きついおっかさんだったかも知れませんが^^
それくらいで丁度いいと思っているのであるよ(笑)

短い会話の中にもNativeであればこそ使う言い回しや
語彙があるので、チャットを通しても大いに学ぶことは
できると思うよ。
モイケル娘が日本語口語を学んだように^^

好きなればこそ、きっと長く続けられると思います。
牛の如く亀の如くでいいから、楽しんで勉強してください^^
2007/02/20(Tue) 04:47 | URL | spacesis | 【編集
言葉の問題とは一寸違うかな?
実は長女のお見舞いにと次女が植木鉢の花を持って来ました。オイ一寸待て、それは駄目だ!どうして?病気の人が寝付く(根つく)日本語のゴロあわせの説明が徹底しない。西向くサムライ、網走番外地の高倉健の留置場番号は42(死に)死苦(4x9=36)八苦(8x9=72、36+72=108(除夜の鐘の数、煩悩)余り相応しくない例を惹いて焦りましたがココ生まれには通用しません。
この帽子ドイツんだオランダ位なら時間差笑いも起こりますが。僅か2~3ヶ国の言葉でさえも上手く操れません。東西で通用するオトシバナシとそうで無いモノ。酌に触らず桶にーとは思いますが、言葉を教える事は文化を理解して貰って始めて可能でしょうね。
礼金は何とか外国語になりそうですが、敷金って何?その理由を説明しようとすればする程外国人には猜疑心を呼び起こしそうです。


2007/02/20(Tue) 09:32 | URL | nakayoshi | 【編集
見習いたいです。
子供が興味をひくことで
学ぶというのは 本当に素敵な学習方だと思います。
学ばされている事に気付せない母ちゃんの勝ち!
いつも思うのですが、spacesisさんは子供と
一緒に御自分も学んでらっしゃるので
それが特に素晴らしいと思うんだぁ。

ところで、日本への帰郷、もうすぐ?
カゼ気味、早く良くなって下さいね。

あと、私事で申し訳ありませんが
メールを送らせて頂きました。
お時間のあるときで構いませんので
見てやってください。<(_ _)>




2007/02/20(Tue) 11:01 | URL | syomin1 | 【編集
<<物語性のある映像の場面場面と合わせて記憶することがいい方法ではないかと、わたしは思うのですが>>

わが子、
英語を覚えるには程遠いですが(^^ゞ

NHKの海外ドラマ、Full Houseが大好き。
下手なアニメより楽しみにしています。

家族愛やら、兄弟愛、ユーモア、
善悪、対する大人の計らい等々・・・
楽しみ、そして吸収しています(^^ゞ

子供ながらに、
眉をひそめたり、
共に笑ったり、感動したり、予測したり、

そして時に、質問攻めになったりします(^^ゞ
この質問というものが、
親としても嬉しく、
親子で毎週楽しみにしています^^;
2007/02/20(Tue) 21:39 | URL | マー | 【編集
>nakayamaさん

四苦八苦=煩悩の108と言うのは、初耳です。
これは賢いことを聞きました^^

日本語は語源を調べていくと面白くて記憶に
残りますね。
推敲、矛盾等の語彙、また四字熟語なども
成り立ちを知るとなかなか興味深いです。

日本語のダジャレを外国の人に教えるのは
非情に難しい^^;
で、わたしも日本語教室では取り上げることは
殆どありません。落語や漫才の面白さも然り。
日本に住んでもらい、文化を理解して更に勉強して
もらうことになりますね。

礼金が2,3ヶ月分というのはどこの国にも
ないのではないのかしら?
これ、返ってこないのですもん。
ポルトガルでも最初に2ヶ月分+一か月分の家賃を
要求するところが多いですが、その2ヶ月分は
退去するときに2ヶ月は家賃を払わなくていい
ということになります。

つくづく思います。
日本は何でもお金がかかるなぁと^^;

>syominちゃん

そそ。こちらも子ども同様楽しまなくちゃ^^
子どものことは負担に思ったらあかんと思うのよね。
だから、そうやって考え方を切り替えたのでした(笑)

でもね、時々下手して子どもらに言われたこと
あります。
「いったい誰の勉強やねん、どっちが楽しんで
るねん。」て(笑)

メールの件、了解です。
2007/02/20(Tue) 21:48 | URL | spacesis | 【編集
>マーさん

もうちょっと古い(笑)それと似たようなタイプの
ホームドラマでマイケル・J・フォックスの
「Family Ties」を
我が家ではよく見ました。
あれも随分長い間続きました。

そうそう、マイケル・J・フォックスは「
Back to the Future」の
映画シリーズも何度繰り返してみても面白く、
子どもたちもわたしも大ファンです。
こうして映画やドラマを繰り返し見て覚える
言葉が
何かの拍子にひょこっと出たりするのです(笑)
2007/02/20(Tue) 22:02 | URL | spacesis | 【編集
ワザワザのご返信に感謝!
今サンバに狂うカーニバル、そんな国でも保証人の変わりに3ヶ月前払いの制度が有り、それを銀行が融資する商いも有ります。社会通念は各国それぞれで戸惑いますね。
さて、spacesis 思わず遠くから ジパング 行とやら、大宰府から porto 周りで結構、東風に託してsao paulo な わすれそ!
2007/02/21(Wed) 03:14 | URL | nakayoshi | 【編集
Highway to Heaven はだいぶ昔ですが日本でも放映されていましたよん。

わが息子フランシスコも、家ではポル語と日本語が飛び交い、エスコーラでは英語でしたが、混ざるので曜日で英語の日を決めて、英語しか使わないようにしたり、工夫しました。
ドラマを教材にするという手があったのに!
大草原もハイウェイも、日本に戻ってから吹き替えで見ていました。早く思いつけばねぇ~

東京方面の日程が決まったら、教えてくださいね。お会いするのを楽しみにしています♪

2007/02/21(Wed) 13:19 | URL | Sophia | 【編集
>sophiaさん

これもひとつの方法ということですが、一度
見たものを繰り返し見るのはいや、という人
には、きっと効果なしでしょうね。

「Highway to Heaven」日本でも放映されましたか。
わたしは深く印象に残っているエピソードが
いくつもあります。
今再び見ても胸にジンときます。

こんなドラマがなくなったのは、「お涙頂戴はごめんだ」
と人の心が乾いているからかな?など思うこの頃です。

メール、お送りしました^^
2007/02/22(Thu) 18:56 | URL | spacesis | 【編集
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