2006年3月14日(火曜日)

さて、まだちょっと英語の話です^^
子供達がポルトガルで学校教育を受けていた頃は、「日本の教育は優れている」が頭に
ありました。

ポルトガルでは、学校は勉強する場所であり、もちろん悪い態度などは注意をされて、
矯正されることもあるでしょうが、原則的に一般的なしつけは家庭のすることである、
という前提があるように思います。
子供達が授業を終えて校舎を出た途端、学校はなんの責任も負いません。

そういう意味では、もっと配慮があると思われた日本の教育を受けてきたわたしが、子供達を
BritishSchoolに入れた理由には、家庭では勿論しつけをするけれども、自分の目の
行き届かないところで他人から受ける教育は少年期には大切だと思われたことにあります。
英国の私立校は昔から厳しいdisciplineで知られています。
「鉄は熱いうちに打て」ですw

わたしたちが日本の中学高校で学ぶ英単語には、日常生活用語や英国やアメリカの
子供たちなら誰でも知っている単語が余り含まれていないことに気づき、英語を学ぶのが
嫌いでなかったわたしは、子供達のノートやカードを作ることが大いに勉強になりました。

単に単語を覚えるだけでは、コミュニケーションはできません。
わたしが毎日したもうひとつのことは、ベッドタイムの本の読み聞かせです。
ポルトでも英語の本、特に子供向けの本はほとんど手に入りませんでした。
しかし、ここがわたしの運のいいところだったのでしょう。
ごらんください、この写真^^kikoku_book1
これらの本は息子が4歳の時に帰国していた頃、大阪梅田にある大きな書店
「旭屋」の店頭で投売りになっていたのを、正に偶然にも見かけたものです。
洋書がたったの100円ですよ!迷うことなく30冊近くの全てを買い込みましたw
買った時には知らなくて、数年後に気づかされるのですが、買い手もなく転がっていた
これらの本は、実は児童向けの有名な本だったのです。

本の中でも子供達が喜んだのは、先ごろ亡くなった「Dr.Seuss」のシリーズ」でした。
「I am Sam」で始まる「Green Eggs and Ham」「Fox,Socks ,Bosx、Knox」で始まる
Fox in Socks
言葉の語呂合わせがよくて、何度も同じ言葉が繰り返し出てきて、しかも絵が
面白い。これを毎晩ベッドタイムストーリーとして何度も何度も読んだのでした。

海外で生まれた子供には、日本語の昔話はどうもうまく運びません。
  
  むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
  おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。
  すると、川上からおおきな桃がどんぶりこどんぶりこと流れて
  来ました。


すかさず子供から、
「芝刈りってなぁに?どんぶりこってなぁに?鬼ってなぁに?」
鬼ってわたしの好きな泣いた赤鬼だってあるんだから、デビルじゃないしなぁ。
どんぶりこって擬態語だよね・・およそ日本語ほど擬態語が多い言語ないんじゃ
ないのん・・・えぇ~っとね・・・
おいおい、これじゃ、話が途切れてしまって続かないよ^^;とこんな具合に
なってしまうのでした。

日本にいたら子供もわたしもあんな事ができる、こんな事ができる、と時々思いながらも、
欲言っても仕方おまへん^^;毎日上記に述べたようなことを繰り返していたのですが、
子育てが一段落ついたところで、ふと気づいたことがあります。

あんなこともこんなこともできなかった。
テレビも面白くなかったし、テレビゲームも、ファミリーマーケットも、カッチョ良い
文具品もなかった。
自己啓発、自己活性化のためにと、世間一般に言われる「刺激のある」生活はほぼ
まったくできなかった。しかし、なんと落ち着いた規則的な毎日であったろう。
子供たちの精神が安定していて、ゆっくり時間をかけて学ぶことができたのは、
きっとこの「刺激のない生活」ゆえだったのではなかったかと。

次回はいよいよ、本格的日本語学習取り組みに入って参ります^^


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