2006年3月15日(水曜日)

わたしがポルトガルに来た26年前は、テレビが白黒だったのに、えっ!と
驚いたものである。
  
日本では5年間ほど「テレビを持たない主義」を通したわたしではあるが、
それでも白黒テレビが日本では既になくなって、カラーテレビが当たり前の
時代に入っていたくらいは、いくらなんでも知っていた。ポルトガルでカラ
ーテレビがお目見えしたのは、それから数年たってからである。

テレビチャンネルも当時は2局のみ、いずれも国営放送だ。午後から放送開
始、夜11時ころには終了である。そのときは必ずはためく国旗をバックに、
ポルトガル国歌が流された。だから、わたしはポルトガル国歌を自然に覚え
てしまったといういきさつがある。
(日本のNHKで国歌は流れますっけ?あ、一日のうちで放送終了時というの
がないのかな・・・)

それはさて置きまして、タイトルの「大草原の小さな家」だが、これはアメ
リカの作家ローラ・インガルズ・ワイルダーが、自分の子供の頃に住んでい
たミネソタ州の小さな村、ウォールナット・グローブでの様々な出来事を綴
った本で、アメリカの子供なら必読と言える名作である。
これを原作にして作られた、マイケル・ランドンのドラマは我が家の永久保
存版となっている。

わたしたち家族は夕食卓を囲みながら、何度このドラマを見たことだろう。
特に娘などは、セリフを殆ど暗記するほどの執心ぶりであった。
亭主にいたっては、「まぁたか・・・」と言いながらも、わたしたちと同じ
ように、次がどんな展開をするのか全て分かっていながら、いつの間にか各
々のエピソードから目を放せなくなっているのであった。
   
ドラマはもちろん素晴らしい。
しかし、わたしが子供達にこのドラマを見せだしたのには、もうひとつ理由
があった。ポルトガルでは海外ドラマや海外映画は吹き替えをしない。
そのまま原語で放映される。これはある意味、とても素晴らしいことだ。
吹き替えをすると、本当のドラマや映画の味がどうしても損なわれてしまう
のである。

だから、この「大草原の小さな家」を通して、子供達には英語のセリフをそ
のまま、学んで欲しいと思ったのである。
   
子供たちをポルトガルの学校ではなく、英国式教育のBritish Schoolに通
わせることをわたしたち夫婦は話し合い、決めました。
できれば、自然な言い回しの言葉をこのドラマを通して学んでくれたらそれ
に越したことはあるまい。これがわたしの作戦であった。
そして、この作戦はみごと功を奏したと言える。

ドラマは、ローラとその父親チャールズが主人公ではあるが、その他、様々
なキャラクターを装って多くの子供が出場してくる。同時に世間には、よく
いがちな種々のタイプの大人も描かれている。

「大草原の小さな家」では、言葉だけでなく、そのドラマを通して感動した
り、ミセス・オールソンや意地悪でわがままなその娘ネリーに憤慨したりと、
世間の一窓を垣間見ることができる。

私自身も、ドラマのローラの両親のように子供と真剣に向き合う親になりた
いと願い、その通りにはできなかったが、子供を育てる上で多くのヒントと
教訓を「大草原の小さな家」から得たと思う。

我が家にある録画ビデオ本数、一本が6時間撮りで20本以上はあろう。
ビデオを通しての疑似体験が、あたかも私達家族の思い出であるかのように、
記録されている1セットである。

        参考:原題 Little House on the Prairie
           原作 Laura Ingalls Wilder


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2006/03/16(Thu) 20:57 |  |  | 【編集
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