2007年10月2日

日本茶がおいしいと思うのは、わたしの場合、帰国して滞在先の妹宅や
和食レストランでの食後の一服である。
コーヒー党のわたしは、長いポルトガル在住でたまらなく日本茶が欲し
いと思ったことはない。そう思わない理由もある。

胃に食べ物が入っていないままに日本茶を飲むと、てきめんに胃が
キュッと収縮するのを感じ、その直後に吐き気が来る。これはよそ様に
いては、冗談ではなくタラと冷や汗をかくことになる。
日本茶だけではなく紅茶もそうである。
   
思うに日本茶紅茶含有のタンニンのせいではないかと想像している。
すきっ腹にはダメなのだ。故に頂いた高価なお茶は、小さな食料貯蔵室
にある冷凍庫の中で長い間眠ることになる。

さて、コーヒー党と書いたが、厳密に言えば党と言えるほど、コーヒーに
詳しいわけではない。
昔、「コーヒー・ルンバ」という歌が流行ったことがある。

   ♪むかし アラブのえらいお坊さんが 恋を忘れた哀れな男に
     しびれるような香りいっぱいの  
    琥珀色した飲み物を 教えてあげました


と歌われる歌の中に出てくる「モカマタリ」を始め、知っているコーヒーの
名前は、キリマンジェロ、ブルーマンテンくらいである。
わたしが好んで一日に何倍も飲むのは、インスタントコーヒーアメリカン
式で、お茶で言えば出がらしのようなものだ(笑)
日本にいた頃は、喫茶店での注文は常に「アメカフェ」こと、アメリカン
カフェであった。

これが、ポルトガルに来た途端、コーヒーに関するこれまでの思い込み
をガラリと変えさせられることになったのである。
ポルトガルのどこのカフェへ行っても「アメカフェ」なるものはない!
なんだ?そりゃ?とけげんな顔をされるのがオチ。
カフェと言えばポルトガルでは「エスプレッソ」なのである。

アメリカ映画を観ると、しょっちゅうコーヒーを飲んでいるシーンが出て
くる。
アメリカ人もコーヒーが大好きな国民だが、ポルトガル人のカフェ、つ
まりエスプレッソ好きは半端ではない。食後、ブレイクタイムには必ず
飲む。普段は家でインスタントのアメカフェを飲むが、休暇などで出か
けると日に3杯のエスプレッソはわたしも飲むことになる。
我が夫もエスプレッソを日に5杯ほどは飲んでいた一時期があって、
わたしを呆れさせたものだ。

エスプレッソは強い。わたしはコーヒーに砂糖を入れない主義だが、
エスプレッソは苦くて砂糖なしではさすがのわたしも飲めない。

さて、では、ポルトガルのカフェはどんなものなのか^^↓
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ー続きはここからー
カフェうんちく2

カップはどこでもデミタスカップ。カフェが半分しか入っていないのは飲
んだからではなくて、始めからこの量だ。

同じポルトガルでもリスボンとポルトではカフェの呼び名が違う。
リスボンではBICA=ビカポルトではsimbalino=スィンバリーノ、もしくは
単にCAFE
と注文する。
ポルトのsimbalinoはイタリアのエスプレッソを作るコーヒーマシーンの
メーカー名、「La Cimbali」から来る。
また、リスボンのBICAもエスプレッソを作る機械の蛇口を言う。
   
しかし、これには面白い説もある。
昔、リスボンの街のダウンタウンにあるカフェで、エスプレッソが出始め
たころ、その苦さに慣れていなかった客は、これまで親しんできたコーヒ
ーの味と違うため、文句を言い出した。

そこで店主は言った。
Beba isso com acucar!=砂糖をいれてそれを飲め」。
(acucarの二番目のcにはニョロの記号がつき、アスーカルと読む)

以後、BICAと呼ばれるようになったと言うホンマかいなと思われる冗談
のような説ではある(笑)

エスプレッソがカップいっぱいに欲しい場合は、
「cafe cheio=カップいっぱい」と頼めばいい。値段は同じである。

余談だが、リスボンとポルトで呼び名が違うものは他にもいくつかある。
生ビールもそのひとつ。
ポルトではCerveja pressao=セヴェージャ・プレサォン(pressaoは圧縮
の意)、あるいはfino=フィーノ(細い、上品な、の意味がある)、リスボン
ではimperial=インペリアル
(ビール工場の名前)と注文する。

ものの名前からして分かるように、ポルトとリスボンはなにかとライバル
意識がちらつくのである。

ポルトガルでは一般家庭でも食後のコーヒーはエスプレッソ。
各家庭ではだいたい下のような簡単なエスプレッソマシーンがある。
        カフェうんちく3
 
下二つの部分に分かれている。下は水が入り、上部には挽いたコーヒ
ーをいれるサイフォンがついている。このまま火にかけると、沸騰した
お湯が下から上に上り、エスプレッソが溜まる。
カフェうんちく1

どこの家庭でもあるのがエスプレッソ用のデミタスカップ。
写真は我が家のデミタス。
コメント
そういえば・・・
こんにちは!
ポルトガルでカフェに入ったときに普通に「カフェ」とお願いすると苦くて大変でした。。。砂糖もたっぷりついてくるけど。
そんなワケでコーヒー大好きだけど、昼間からビールを飲んでいました(〃⌒∇⌒)ゞエヘ

ちなみに今はポルトガルのコーヒーをネットで取り寄せて飲んでます!たぶんエスプレッソ用だと思うのですが、ペーパードリップで飲んでも美味しいです♪
おまけにワインもポルトガルのものをネットで買っています。。。安くて美味い♪

あと、私ブログもHPも持ってないんですよ~(w_-; 実は仕事がWeb制作なので、自分のHPもしっかりしたもの作りたいと思っているのですが、なかなか・・・作りかけで放置しているものばかりです。

完成したらお知らせしますね!いつになるか分かりませんが・・・。
2007/10/03(Wed) 13:48 | URL | tomapote | 【編集
胃を大切に
あっしは紅茶は大丈夫なのですが
ウーロン茶が空腹だと駄目ですねー
コーヒーは缶コーヒーの砂糖抜きの
カフェオレをたまに飲んでます^^
ヨーロッパでは缶のコーヒーが無いと
どっかのチャットルームで聞いた記憶があるのですが
ポルトガルはあるのでしょうか?^^

こちらは秋めいて暖かい飲み物の季節になってきましたよー
2007/10/03(Wed) 16:19 | URL |  | 【編集
そう・・そちらに行ってから、
好みが変わったワタクシです。

一回目の一日目、
「な、なんじゃこりゃ~~~」

三日目には、当たり前。

二回目には、
これが楽しみで楽しみで(^^♪

ワイン、料理、デザート、そしてこれ♪

にが~~い、あま~~い(笑)



なので、
その後は、濃い味好みになり、
砂糖も多目、ミルク入れちゃいます(^^ゞ

この頃は、飲む分だけ挽いて、
コーヒープレスです(~_~)

デミタスカップ、ホント可愛らしくて、
買って帰ればよかったなと・・・

ビールも美味しかった。
「セルヴェージャ」
「カネカ」は覚えなくてはならない
言葉でした・・日本人だなぁ(笑)
2007/10/03(Wed) 22:57 | URL | マー | 【編集
>tomapote
すっかりポルトガルびいきですね^^


飲んでいましたよ。
カフェとfinoを注文すると、必ず夫の前にfino、
わたしの前にカフェを置いていったものでした(笑)

ブログ、HP完成したら教えてくださいね。

>ぎたれれ君

そういわれればポルトも、ジュース類はあるけれど、
缶コーヒーはないみたい・・・
缶エスプレッソは想像できないなぁ(笑)

コーヒーはポルトガル人にとっては休憩の一服だから、
やはりカフェで飲むでしょうね。

飲食物の自動販売機の出現もいたって新しいですよ。

ポルトもここ数日秋雨です。
サイト改築、うまくいってる?^^

>マーさん

エスプレッソは、書いたように、さすがのわたしも
砂糖なしではダメw
でも、カップの底に残った砂糖をスプーンで
すくって食べるのもおいしいのよね^^

マーさん、懐かしいでしょ^^
もう一度来ポのチャンスが来ないかしら^^
そのときは、一緒に乾杯しましょ!




2007/10/04(Thu) 07:21 | URL | spacesis | 【編集
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