2006年3月24日(金曜日)
libraria

写真はポルトの世界遺産に指定されている本屋さん

もいける娘の通った高校は、我が家からバスで普通は20分ほどの所にあるダウンタウン「Santa Catarina=サンタ・カタリーナ」通りにある私立高校です。日本の学校ですと、大学以外は、生徒が一旦校内に入ると、授業終了まで自由に内外を出入りはできませんが、ポルトガルの学校は違います。

少しポルトガルの教育システムを述べてみます。初等教育は1年生から4年生まで。生徒数の多い区域によっては、午前の部、午後の部と二部制になります。

中等教育は、5年生から12年生まで。義務教育はこのうちの9年生までですが、公立校は12年生まで全て無料です。国立大学は5年制で、年間授業料が800ユーロほど(\110,000)。入学金はありません。

私立大学もありますが、人気はなく殆どの学生は国立に行きます。ポルトガルの大学生生活は決して楽観的なものではありません。初年度でほぼ半分が留年すると言われるほど、厳しい勉学と試験に追いまくられます。バイトなどしようものなら、ものの見事に留年です。規定の5年で卒業できる生徒はかなり苦労して頑張ったという証明になります。

さて、初等教育は別として、中等教育では、生徒の時間割はコースによって、また教師の時間の都合によっていろいろ違い、日本の学校のように、通しで授業がある、ということはあまりありません。

1時限目があって、2、3時限目がないということはザラにあり、昼休み時間は日によって1時間あったり2、3時間あったりします。殆どの生徒は昼食を摂りに家まで帰り、再び登校です。全員同じものを食べる、という給食という制度はありません。家に帰らない生徒は、キャンティーン(学校内にあるのカフェのようなところ)で、サンドイッチなどの軽食で済まします。

日本の教育との違いでもう一つ述べたいのは、音楽、美術、技術、家庭科などの一般教養としての教科はありません。家庭科は家庭の教える枠、また音楽も然り。しかし、音楽については「コンセルバトリオ」と言って、国立の無料の音楽学校があり、ここの授業は夕方からです。ちょっと年齢は記憶しておりませんが、なにか楽器が弾ける場合、9歳くらいから簡単な試験を受けて、週に7、8時間、実技と論理の授業を修めます。

もいけるも、少し大きくなってからこれを考えましたが、週に7、8時間の授業となると、これは時間のやりくりも送迎も大変なことです。日本の教科通信学習も補習校もあることを考えると、こなせるとは思えませんでした。プロの音楽家になる事を考えているならいざ知らず、無料だからと言って、あれもこれもと手を出すことは、どれも身につかなくなる可能性があります。諦めて、個人のピアノレッスンにしました。

教師の活動についても、日本は制約されますが、ポルトガルでは、一部の私立校を除いては、教師は、普通は違った学校を掛け持ちしてもいいことになっています。

今日はポルトガルのわたしが知っている実態を書いてみました。子供達が通ったのは高校時代の3年間だけですから、その間に知ったことですので、或いは勘違いがあったりするかも知れませんが、そういう点がありましたら、ご勘弁を。

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では、「もいける日記」をば^^

    
     
もいけるのくだらない話(2)  2002年11月 
        山がバッチリ、大・・・

  はずれ!!!

  高校に入ると4コース分かれるうちの一つを選択しなければならない。
  わたしがえらんだのは、サイエンス系で、一番クラスが多い。
  去年は4クラスだったのが、今年になっていきなり8クラスになった。
  
  TLB という科目がある。バイオロジーだが、実際に実験をしてレポートを
  書くのだ。 今日はそのTLBのテストがあった。
  今までした実験のどれかが出るのだ。
  実験を一人でして、レポートを書く。それがTLBのテストだ。
   
  今回先生は「実験1か 実験2 が出る」と言った。
  両方ともわたしが風邪で休んだ時に、行われた実験だ。
  しかし慌てることはない。他の7クラスは実験1が出たと、クラスメート
  から聞いていた。

  よし ヤマをかけて実験1だけ暗記しまくろう!とやる気満々のわたし。
  50%!50%の確立だ。 あぶないです・・。

  わたしのクラスの半分は、医者を目指してるので結構頭はよく、テスト
  にすごくこだわる連中である。
  テストの前日になると「先生!これでますか!先生!わたしすごい
  心配なの、 何もわからないわぁ~」

  それが気に入らなかったのか、テストをやる寸前の先生の態度は、
  腹が立つものだった。
  
  「あんたら 気にし過ぎなんだよ。あたしゃ、それが気に入らないね。
   これをやりなさい。 自分らのせいだよ」
  と、ほざき 「実験1をしろ」と書いてあるテスト用紙を、上から鉛筆で
  「実験2」と書きやがった!!
 
  げっ・・わっかんねー!!
  1行も実験2を読んでないわたしにとって、これは他の誰よりも
  やばいことだ!

  え?どうしたかって?
  周りの人がやっていたことを慎重に観察し、自分も真似事をして
  なんとか実験は出来た。
  レポートはと言えば、自分のできる限りのことを書いた。

  ヤマをかけるこの度胸と はずれても顔色一つ変えずにやってやった 
  この根性を皆、ほめてやってくれ!!(爆)


              母のコメント:褒められませんてば^^;
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コメント
もいけるさん、おもしろ~い♪
お母さん譲りの 肝っ玉。(笑)

それにしても ポルトガルの学校って
日本と全然違うシステムなんですね。。
すごく厳しそう。。
給食がないのは 親にも厳しいかも。(汗)


2006/03/25(Sat) 16:45 | URL | syomin1 | 【編集
syominちゃん
給食がないのは、日本から見るときびしいかもね^^;
でも、こちらの人たち、共稼ぎが多い中でがんばって
ます。昼食は家で取る大人もとても多いし。

そうして考えると、日本はかなり楽かな^^
2006/03/26(Sun) 23:18 | URL | spacesis | 【編集
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