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2008年1月10日

息子が結婚?いえいえ、あやつはまだまだです(笑)
何しろ、親のわたしに言わせるとヘンチクリンなニューミュージック作曲
に夢中になっておるのですから、とてもとても。
   
じゃ、モイケル娘がいよいよ?!!
ままま、そう慌てず^^
今日はわたしの知っているポルトガルの嫁入り支度のお話をば。

息子娘に拘わらず、子供が結婚するとなるとたいていの親は物入り
なのになかなか難儀します。 出せる親はいいのですが、懐具合が
あまりよろしくない親には苦労です。
   
ポルトガルには今のところ、日本のような「結婚式場」なるものの出現
はありません。
結婚式の多くは、洗礼を受けている人なら教会で、洗礼していないけ
れどどうしても教会で挙式したいという人は大急ぎで洗礼を受け、
「にわかカトリック信者」になります。
この洗礼を受けていないと教会での挙式はポルトガルではできない。

少し裕福な親をもつのなら、披露宴はたいていQuinta(キンタ)と
呼ばれる、元々は個人のぶどう農園、もしくは別荘用のぶどう農園で
すが、結婚披露パーティー会場として料理付きで貸切できるところが
あり、そういう場所を利用します。
わたしがこれまで出席した披露宴はたいていそうでした。
ポルトなら豪華な披露宴としては、ワインディーラー、Tayler´s社の
持つロッジを借り切ってのものがありました。
   
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ー続きはここからー

身近なものとしては、土曜日のランチをとる我が家の近くのシュラスコ・
レストラン(ベーべキューレストラン)では、店内のコーナーのテーブル
を予約、教会での挙式後招待客とともにそこで飲み食い、というのも
あります。日本のように、ホテルでの披露宴はまだまだ一般的では
ないようです。

また、もっと質素にしようと思えば、わたし達の場合のように自宅を
披露宴会場に開放という手もあります。
  
さて、披露宴そのものは簡素にしようと思えばできるのですが、所帯
道具一式を揃えるのは、細かいものから大きいものまで、それらを
リストアップして買い揃えようものなら、大きな金額になるものです。

これは我がお姑さまから教わったのですが、ポルトガルでは
「enxoval=エンショヴァル」と称して娘が12、3歳くらいになると、
母親が将来のために少しずつ嫁入り道具を買い集めて準備して
いくのだそうです。
  
最初のころは「随分先のことではないの・・・なんだかなぁ。」と思って
いたのですが、そのうち、我がモイケル娘が12歳くらいになると、夫の
家族や親戚から、果ては我が家に通うお掃除のおばさんまで、
「これをモイちゃんに」と頂くものの中に、タオルやリネンの敷き布に
レース編みをあしらったのや、美しい刺繍入りのテーブルクロス、
手作りの素晴らしいレースのベッドカバーなどが贈られるように
なりました。
いくら娘がまだ使うには早いからと、娘にと言われていただいたものを
我が家に使うわけにはいきますまい。
それが少しづつ増えてきて今では結構な数になりました。
   
考えて見れば、手編みのベッドカバーなどは大きいので、1年やそこ
らではできあがらない。
来年結婚します、と聞かされてもお祝いには間に合わないわけです。
   
シーツやタオル類、テーブルクロスなどは上等なものだとかなり値が
はります。こういうものを一度に取り揃えるのは、そうでなくても物要り
な時期、ファッション性にこだわらないのであれば、経済面でも探し
求めるのに費やす時間面でも案外いいのでは?
と、途中でその利点に目を向けるようになりました。

かくして、我が家のenxovalなるものを、日本人のわたしも真似てみる
ことにしたのです。

enxovalは、母親が娘の嫁入り支度にと言いますが、我がお姑さまは、
己が娘には勿論、我が夫になる息子とその兄にもしっかり用意して
おりました。

わたしがポルトガルに嫁いだ後の6年間は、そのお姑さまと同居しまし
たので所帯のための細かい生活用品は要りませんでしたが、彼女が
息子のために準備しておいたという、enxovalの中のレース編みの
ベッドカバーや同じくレース編みの何枚ものテーブルセンター等は、
即使用できました。

そして、夫のenxovalは全てこの箱の中に入れられて準備されていた
のでした。
enxoval

宝箱ではありません(笑)88x42x52の木製の大きな道具箱です。
箱の5面には深い模様彫りがほどこされています。

わたしたちの物になってから30年近くになるこの夫のenxovalの
道具箱はやがて我が子たちに引き継がれていきます。

次回、enxoval(2)では、いったいどんなものが、入っていたのか、
入っていくのかご紹介しましょう。

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コメント
この道具箱、spacesisさんの物になってから30年ということはその前にも何十年と使われていたわけですよねー。なんとなく祖母の家にあった「つづら」を思い出します。。。

そういえば私はポルトガルで挙式するのが夢だったのですが、現実的にいろいろな無理がありあきらめました(ノω・、) でも、異国を感じる函館の教会で5月に式を挙げます!
お正月にドレスを試着したのですが、二の腕が太すぎて泣きました。。。

道具箱の中身が楽しみ~~♪
2008/01/11(Fri) 13:57 | URL | tomapote | 【編集
かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もブログ拝見させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

私も、娘を持つ者として、今回のお話、興味深く読ませていただきました。
12歳までは、まだ時間がありますが、そういう時期から、いろいろと準備するのですね・・・
まだまだ・・・と思っていても、あっという間に嫁ぐ日が来てしまうのでしょうか??
・・・嬉しいような、寂しいような・・・
2008/01/11(Fri) 19:21 | URL | GIRAS+SOL | 【編集
spacesisさん、こんにちは。
これは、spacesisさんのお義母さんだけの話でなくて、ポルトガルのどのお母さんも大体同じなんですか? 贈り物も、将来の結婚に向けてですか、、、。 すごいですね。 12歳ということは、うちも遠くもない話です、、、。 そうやって、心の準備もするのなんでしょうね。 これは、○○さんから、、とみんなからの心のこもったものに囲まれて、暖かい新居が出来上がるわけですね。 
2008/01/11(Fri) 20:33 | URL | かたこ | 【編集
>tomapoteさん

あら、つづらとも言えますね。
その言葉、思いつかなかったのでした(笑)

tomapoteさん、5月に挙式とのこと、おめでとうございます!
ポルトガルでの挙式は記事にわたしが書いたように
カトリック信者でないと教会では挙げられないみたいですよ。

わたしたちの場合は夫は習慣で洗礼を受けているものの
わたしは信者ではありませんので、教会では挙げていません。

ウエディングドレス姿、素敵でしょうね^^
二の腕云々なんて気にしない!
こちらの女性、堂々と逞しい二の腕を出しています^^

これから忙しくなりそうですが体調を整えて大きな
イヴェントに備えてくださいね。

enxovalの中身は大したものではないのよ^^撮影して載せますね。

>GIRAS+SOLさん

こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
わたしもそちらのブログ、時々拝見しては読み逃げしてます^^;

お嬢さんの学校生活がよくトピックに出ていますね。
わたしの子供たちがポルトガルの学校に通学するように
なったのは10年生からですので、小学校のポルトガルの
学校の様子が分かって、色々面白いです。

ほんと、まだまだと思っていたらあっという間でした。
結婚は当分先でしょうが(できれば結婚して欲しいというのが
母親としての気持ちです^^)あらよあらよという間に、息子は
リスボンへ娘は日本の大学へと親元を離れて行ってしまいました。

夫は一時期「どうするの!」なんて、のたもうておりましたが(笑)
このあたりの心情は、帰国子女物語大学受験編でで綴ってあります。

GIRAS+SOLさんのお宅はもう少し先ですね。
ポルトガルでの子育て、日本語教育と、大変でしょうが、
再びと来ない子育ての今を楽しんでくださいませ。

>かたこさん

今の若いお母さんはどうなのでしょうか・・・
わたしが来たのはかれこれ30年前になりますから、当時とは
比べ物にならないほど、昨今は物が溢れています。

良否を別にして、ポルトガルもやっと消費国の仲間入りを
することになったと言えます。
すると、時間に追われて、かつて女達がせっせとしてきた
編み物や刺繍の習慣が廃れました。

でも、二人の娘さんを持つうちのお掃除のおばさんも
enxovalに入れておくのだと生活用品などバーゲンで買っては
せっせと集めていました^^彼女はわたしと同じ世代です。
次回enxoval(2)では、その辺も触れてみたいと思っています。

かたこさんも今から少しずつ準備なさる?^^







2008/01/12(Sat) 05:01 | URL | spacesis | 【編集
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