FC2ブログ
2008年3月11日

かつての夫の同僚であり、現在外部仕事上のパートナーでもある
ドクターTは数年前に定年退職したものの、私立病院では未だに
現役です。夫の長年の職場仲間の一人で、お付き合いする時は
家族ぐるみです。

息子がまだ小学生の頃、T氏家族4人と我ら家族3人(モイケル
娘はまだ赤ん坊であった)とでロンドン旅行をしたこともあり、つい
この間では、昨年秋のパリ旅行で一緒しました。
一緒にロンドン旅行した当時小さかった二人の子どもも夫々家庭
を持ち、T氏たちの子育ては一応一段落、それでというわけでは
ないのでしょうがしばらく前から夫婦揃ってスポーツにはまって
いるようです。

週末にFozの海岸通りを散歩するとグループでジョギングしてい
るT氏に出会うこともあります。
リスボンで毎年開催され、大統領や首相が参加して行事を盛り
上げるリスボンマラソンにも参加しているのですが、このT氏夫妻、
今回はポルトでのマラソンでも走りました。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村
ー続きはここからー

3月19日は、ポルトガルの父の日にあたります。
そうです、一般的には父の日は6月第三日曜日とされていますが
ポルトガルでは、イエス・キリストの養父ヨセフの生まれた日を
「Dia do Pai(父の日)」としています。

先週日曜日には先がけて市の後援で大手のスポート店「Sport
Zone」主催の「Corrida do Dia doPai(父の日マラソン)」が
催されました。
父の日マラソン2

父の日マラソン1
 

参加費一人50セント(約80円)で登録し、指定のマラソンTシャツ
を身につければ誰でも参加でき、参加者1人が登録するごとに
Sport Zoneから更に50セントが加算され、集まった参加費は
今回は「自閉症を持つ人たちを援助する協会」に寄付されます。

さて、その父の日マラソン参加者、今年は過去で一番多い15000
人となり、15000ユーロの寄付金が集まりました。

Parque da Cidade(市民公園)を10時半に出発するこのマラソン
は4キロ歩きコースと10キロのマラソンコースとがあり、歩きコー
スはベビーカーを押したり、年輩の夫婦でゆったり歩いたりの
参加者の姿が多く見られたようです。

天気が曇りだったのは残念でしたが、雨が降らなかったのは
幸いでした。
5000メートルマラソンは高校時代に学校の恒例行事で走らされ
たことがありましたが、その時始めて「マラソンとはこんなにも
苦しいものなのか」と自覚したのでした。
後に大人になって苦しいことに出合ったときは、人生はマラソンに
似たところがあると思ったりしたものです。

5000メートルどころか、運動不足でもう走ることそのものが難しい
年齢のわたしですが、歩きコースなら!と来年は是非わたしも
参加しようと思っています。

ところで、今日Dia do Paiのいわれについて調べていましたら、
ポルトガルのこんな話を見つけました。

昔あるところに、年取ってもう働けなくなった父親を捨てようと
決心した貧しい息子がありました。冬のある日のこと、息子は
マントとブロアパン(とうもろこしの粉で作られたパン)を手に持ち、
老父を山に誘いました。山頂に着いた息子は、もう食べさせること
ができないのだと言い、マントとブロアパンを老父に与え置き
去ろうとしました。

息子の仕打ちを哀しんだ父親は尋ねました。
ー息子よ、どうしてナイフを持ってこなかったのだ。
ー何ゆえに?
ーこのマントとブロアパンを半分に切ってそれをお前に持って
 帰ってもらおうと思ったのだ。
ー何ゆえに?
ーいつの日にかお前がわたしのように年取り働けなった時に
 お前の息子もこうして父親を山に捨てるであろう。
 その時にその息子がお前に残し与える分として、この半分を。

老父の目をじっと見つめ、その言わんとするところを理解した息子
は後悔の涙を浮かべ再び老父を家へ連れ帰り、貧しいながらも
心をこめて老父の最後の日まで面倒を見ました。


と言う話なのですが、この話は深沢七郎の「楢山節考(ならやま
ぶしこう)」を思い出させます。
いずこの国も貧しい農民は似たようなことをしたのですね。しかし、
ポルトガルの物語は「楢山節考」と違いハピーエンドです^^
関連記事
コメント
家族団欒!
M嬢も帰省し、一家四人揃ってにぎやかですね。
昔、亡くなった父の米寿か卒寿のお祝いで
料亭から出る時(2階)ちゅうが兄弟の中では
一番若いので父をおんぶしたら、『パキンッ』と
肋骨の一部が割れて、そのまま病院へ。
兄弟から白い目で見られた事思い出しました。
最近、面白い仕事が入りそのイラストのキャラを
S姐さまをイメージして描きました。
採用されたら、なにがしの御礼を!?
見たら・・・笑えますぜ!
2008/03/12(Wed) 10:10 | URL | 本日はテニスちゅう! | 【編集
描いてあった!
父の事、「ちゅうさんの猟奇的~」の中の「事件-2」で描いてありました。
2008/03/12(Wed) 10:15 | URL | 本日はテニスちゅう! | 【編集
おお!ちゅうさんのお仕事のモデルだなんて
光栄な!
し、しかし、笑えるキャラって・・・(汗)
どんなんか気になる~~@@
たとえ採用にならなかったとしても見てみたい!

ところで、ご尊父様の件に限らず、ちゅうさんもわたしに
負けず劣らずすることが面白くなっちゃう人柄ですねぇ(爆)

久しぶりに「ちゅうさんの猟奇的」サイト、
のぞいて来ようかしら^^

一日一笑!これもいいですね!
せっかくの面白いサイト、近いうちにまた
ブログ上で案内させていただきます。
2008/03/12(Wed) 17:57 | URL | spacesis | 【編集
spacesis様
ポルトガルは、昔からマラソンの強い選手が多かったですよね、男女共に。
高校時代、マラソンは、春の10kmと秋の50kmと、2回ありました。
もう長いこと走っていないなぁ…、10kmだったら、また走ってみたいですね。

ポルトガルって、コルクがしのプランテーション経営等で、農民には、貧しい
方々が多かったという話は聞いたことがありますが、実際にこういった話を
聞くと、実感できますね。
2008/03/13(Thu) 13:23 | URL | 孤舟居士 | 【編集
>孤舟居士さん

マラソンのロザ・モタ、カルロス・ロペスは国民的英雄でした。

ロザ・モタはポルト出身ですが、現役で活躍中にポルトの
日本人会忘年会に招待して一度お会いしたことがあります。
気どらないとても感じのいい方でした。

わたしは高校時代のマラソンで懲りたのでした(笑)
それで、来年は歩くほうに参加しようと思ってます。

ところで、もうひとつのコメント、いただきましたよ^^
近ごろ全員集合で落ち着いてpcに向かえず
少しお返事が遅れますが、宜しくね^^

2008/03/14(Fri) 18:27 | URL | spacesis | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ