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テンプル聖堂1
エピローグ
 
聖堂騎士団(テンプル騎士団)にまつわる話はその結成から終焉
に至るまでミステリーに満ちている。

聖堂騎士団は西欧中世期に於ける三大騎士団の一つであり、
正式名を「キリストの清貧騎士団・ソロモン神殿の騎士団」
(The Knights of the Temple ・the Poor Soldiers of the Temple 
とも称される宗教的軍事的団体です。
Templeとはソロモン神殿のこと。

12世紀の初めにフランス人ベルナール・クレヴォー(後の聖ベル
ナール。シトー会クレヴォー修道院の創立者。)により任命を受け
たユーグ・ド・パイヤンをグランド・マスターとする9人(11人と言う
説もある)からなるこの騎士団が後に聖堂騎士団として知られる
ようになります。

聖堂騎士団は表向きは聖地エルサレムへの巡礼路警護として
いましたが、彼らの行動はその目的から逸脱しており、もっぱら
したのは、ソロモン神殿の跡地に宿営して、9年近くもの時間を
神殿の丘の地下発掘に費やたことだと言われます。
 
フランス、プロヴァンス、シャンパーニュ、イングランド、トスカーナ、
更にアラゴン、ガリシア(スペイン)スコットランド、ノルマンディ、
ポルトガルが騎士団勢力の主だった中心地となり、騎士団に
寄進された彼らの不動産は、バルト海から地中海、大西洋岸から
聖地にまで及ぶ広大なものでした。

しかし、聖堂騎士団が大きな城を所有できたのは、アラブ人との
戦い(アラブ人からの国土奪回戦争=レコンキスタ運動)に不可
欠であったスペイン、ポルトガルに限られていました。

トマールの「テンプル・キリスト騎士団修道院」がそのひとつで、
ポルトガルに於ける騎士団の総本部でした。 
シリーズの初めは円堂(聖堂)から。聖堂も二回に渡ります。
                      
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ー続きはここからー

テンプル聖堂2

テンプル騎士団が建てた修道院の円堂。
外見は16角形、内部は8角形になっている。
ポルトガルテンプル騎士団初代グランド・マスター(総長)グァル
ディン・パイスが1160年に建てました。
8角形の円堂はエルサレム神殿の丘に建つ「オマール・モスク」
をモデルにしたと言われ、エルサレム神殿の名残と信じられて
います。
テンプル聖堂3
上記写真はwellcome images サイトより。
テンプル・キリスト騎士団修道院外部のあちこちに乗っている
石球の意味するところはまだ不明ですが、モデルとなったオマー
ル・モスクの絵にあります。
テンプル聖堂4
ポルトガル語で「charola(シャローラ)と呼ばれるテンプル騎士団聖堂内。

テンプル聖堂5
色彩が色あせていたのが残念。それでもかつての聖堂の豪華
絢爛さが十分にうかがわれます。
この静寂さにこの豪華絢爛さのミスマッチはなんとも不思議です。

テンプル聖堂6
聖堂の周囲のあらゆる部分が、中心の一点に集中するように
構成されます。
下はキリストの十字架の下の三脚の台。
台の中央にはくぼみがありました。
ここは騎士団参入の洗礼堂でもあるのでしょうか。
(三脚台、三本柱は、後にフリーメーソンのシンボルともなる。)

テンプル聖堂8
聖堂中心の天井にある金箔の天蓋。
その中心には「XPS」とキリストの象徴文字があります。
   
「キリスト」の呼び名は「救世主」を意味するギリシャ語の「クリス
トス=ΧΡΙΣΤΟΣに由来します。
これから、「XP」「XPS」(←こちらはポルトガル語式表示)、また
単に「X」の文字はキリストの象徴文字になります。

あれ?すると、おいおい、「Windows XP」はいったい?と思い、
早速検索(笑)
すると
「Windows XPは「経験、体験」を意味するexperienceから由来
する」なぁんて書いてありますが、それなら素直に「Windows EX
でいいんじゃないの?
なぜにわざわざ言葉の2、3番目の文字を取るのか?

これって本来の「キリスト」の意味をもじってないかなぁ?なんて、
謎解きマニアのわたくしは、思ったりするのでした(笑)

さて、テンプル騎士団、フリーメーソン、ニコラウ・ナゾニに関する
spacesisの謎追いシリーズですが、本を読み、自らの目で現地
確認、そしてネット検索などの情報をあわせての、あくまでも
わたくしめの歴史推理です。
推理するにあたっては、物好きにも結構な時間をかけて脳みそ
の少ない頭をしぼって、アップしております。
その辺のところをお含み置き、楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは、明日から三日間、リスボン近辺にあるSintraまで
現地調査に(笑)出かけて参ります。

その間、別サイト「ポルトガル・ロマン」(ポルトガル案内サイト)、
または「spacesisのホームページ」(猫ネタを含めたBiographicエッ
セイ・サイト)でも、お暇のある方は訪問いただけたら、これまた
嬉しいです。

では、みなさま、日曜日の夜まで、行って参ります。
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