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2008年9月7日

カプーシュ修道院シリーズ(2)エントランスです。(1)はこちら
カプーシュ中1
修道院のエントランス。描かれてある絵がはっきり分からないのが
残念です。

イタリアのアッシジに生まれた聖フランシスコが開いたフランシスコ
会から、分離して、原点に戻った厳格な清貧主義を徹底しようとし
たのが、カプチンフランシスコ修道会です。(Wikipedia)
        
修道服の頭巾(ポルトガル語ではcapucho)が名前の由来ですが、
シントラのカプーシュ修道院は、自然の静寂さと祈りの中でスピリ
チュアルな生活を求めた修道士たちの遺跡といえます。

1830年代には修道院団の廃絶により、このコミュニティは立ち退
きを命じられ無人となりました。
後にシントラに居を構えたイギリス人のモンセラート子爵(シントラ
月山にあるモンセラート宮殿の持ち主)が所有し、現在はシントラ
市に所属しまう。
かなり荒れ果てている往時のままの姿が残っています。
カプーシュ中2
入り口の天井は、この山に落ちていたコルク樫の皮を拾い集めて
造られています。この修道院のドア、窓枠などのいたるところに、
コルク樫が使われていることから、別名「コルクの修道院」とも
呼ばれる所以です。(この名称は18世紀にここを訪れたイギリス
人William Beckfordがその著書で初めて述べている)

カプーシュ中3
よく観察すると、コルク天井には六芒星(ろくぼうせい=ダビデの星)
が、いくつか見られます。
               
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ー続きはここからー

同じく入り口内にある「The Door of Death」と呼ばれる、俗世界
を捨てて修道生活に入る入り口。十字架の下には聖堂騎士団の
シンボルとされる「交差した骨と髑髏」の跡が見られます。
カプーシュ中4
その横にあるもうひとつの入り口を入ると小さな礼拝堂があり、ここ
から修道院内へと導かれる。写真両脇の白っぽい部分は、一面が
デコボコのコーク樫で被われたドア。
カプーシュ中5

↓入り口右側にある「キリストのパッション礼拝堂」。
ドーム型の天井に星が散りばめられた非常にシンボリックなアズ
レージュ(青タイル絵)の背景。ドームに星が散りばめられたシン
ボルについてはどこかで読んだ記憶があり、探してみたが見出せ
ませんでした。
カプーシュ中6
くぼみには十字架を背負う苦痛に耐えるキリストのイメージ像が
置かれるようだが、今回は見られなかった。

カプーシュ修道院内はまるでミニチュアのようで、人間が住める最
小限のスペースしかない。
廊下は人一人が通るのはやっとで、天井も低く、部屋は非常に小
さい。下は石板のテーブルが備えられた食堂。
カプーシュ中7
窓枠窓もコルク樫で造られているので、やはり表面はデコボコ。
カプーシュ中8
↓修道士たちの集会所。
カプーシュ中9 カプーシュ中10

              台所。
カプーシュ中11
      
ーシリーズは【3】に続きますー
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コメント
人間が住めるだけの最低限のスペースに
石でできたテーブル、狭い通路、
本当に「祈るため」の場所だったんですね。

前回の記事のあのお庭でポルト飲みました~~。静かで景色が楽しめて良いところですよね(^^)。

2008/09/09(Tue) 07:42 | URL | tulp | 【編集
>tulpさん

シントラの月山は今でもスピリチュアルな
場所のようですよ。
わたしはもう一度、数日かけてじっくり回りたいと思っています。

ところで、Solar do Vinho do Porto、先を越されてましたね(笑)
多分10月に入ってから夫と再び行ってみる予定です^^
2008/09/10(Wed) 20:07 | URL | spacesis | 【編集
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