2008年10月22日

今日はspacesisの道楽、謎追いシリーズのキンタ・ダ・レガレイラ、
第2弾です。
言葉ではとても言い尽くせず、写真をふんだんにアップしてみます。
今回はレガレイラ館の外装を見てください。
レガレイラ館外1
↑ポルトガル語でファサーダと呼ばれる建物正面の一部。
ゴチック建築の尖塔、ガーゴイル=gargoil(ゴチック建築に用いら
れた鬼、怪獣などの形に作った水落とし口)、CMの頭文字、そして
八角形塔とあまたのシンボルで象られています。

この館と庭園に意味なく作られたものはなにひとつないであろう。
全ては秘儀秘教のシンボルです。
キンタ・ダ・レガレイラの建築や装飾は訪れる者を有頂天にさせる
魔力があり、そこには隠されたストーリーがあるであろうと想像さ
せる強い香水の匂いがします。

    第一章 レガレイラ館について

ユネスコにより世界遺産に指定されていりる建造物のなかでも
エキセントリックな光を放っているのが、シントラ歴史地区にある
レガレイラ館とその荘園。
レガレイラ館は富豪Antonio Carvalho Monteiroが住んでいたこと
から「億万長者モンテイロの館」と呼ばれました。

1904年から1910年まで6年の年月を経て、モンテイロがイタリ
アの建築家ルイジ・マニ二と共に造り上げた館と庭園は錬金術、
メーソンリー、テンプル騎士団、薔薇十字秘密結社のシンボルが
いたるところにはめ込まれています。

その建築様式はロマネスク、ゴチック、ルネサンス、ポルトガルの
マヌエル建築様式と多岐に渡り、館はまるでモンテイロの哲学を
描いた一冊の本のよう。
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ー続きはここからー

レガレイラ館外2
館から延びるGazebo(庭園に造られる見晴らし、露台、やぐらなど
のこと。外壁に取り付けられることが多い)
レガレイラ館外3
見事な細工が施された表に面した入り口の柱↓  
        レガレイラ館外4
出入り口のひとつ。上方にはCarvalho Monteiro(?)のイニシャル
が見える。 
     レガレイラ館外4
      ↓館の尖塔。下はモンテイロの錬金術実験室。
     レガレイラ館外5
ポルトガルの建築様式、地球儀や縄目が見られるマヌエル様式で
造られた尖塔。
     レガレイロ館外6

ゴチック様式のシンボリズムについて            
            
メーソン、フリーメーソンは、今では耳慣れない言葉ではなくなり
ました。しかし、その定義は未だに確固たるものではありません。
  
「メーソン(mason)」とは英語で、ヨーロッパの教会、大聖堂、城を
築いた石工職人のことですが、フランスでは「父なるスービーズの
子ら」「親方ジャックの子ら」「ソロモンの子ら」と呼ばれました。 

彼らは神聖幾何学の原理を用いて、ゴチック建築の代表と言われ
るフランスのシャルトル大聖堂、アミアン大聖堂をはじめ、ゴチック
様式の聖マリア教会のほとんどを手がけているとされます。

ゴチック建築とは単なる美的建築様式に終わらず、三次的な暗号
であり秘儀参入の言語がメッセージとして隠されていると言われ
ます。秘儀参入者とは、教会権力の弾圧から逃れるグノーシス
主義(霊的知識・神秘的洞察)者のことである。
(本「イエスの血統」参照)

こうした解説にお目にかかると、ゴチック建築の不思議なシンボル
にも納得できそうな気がするわたしですが、みなさまはいかに?
コメント
久し振りです。相変わらずの大活躍を読んでいます。
私も一時ヨーロッパのゴチック建築に魅せられた時がありました。特に石工の技術。 でも、それと同時に石から受ける圧迫性に参りました。
私はどうしても木造建築派です。
日本と言う自然の中に居る機会が多い私は木造建築の中で安心感が得られます。
でも、木造建築でも日光の陽明門のような派手な飾りで包まれた物も合いません。
唐招提寺のような機能美のあるシンプルな建造物が合います。
ゴメン、論点がズレましたね。
2008/10/23(Thu) 22:58 | URL | shima | 【編集
木造建築もいいですね。

わたしがゴチック建築に興味を持つようになったのは、ポルトガルの
テンプル騎士団の歴史にからんでいることからです。
そこからフランス、エルサレム、最後にはエジプトに
たどり着きそうで、このゴチック建築に隠されてた悠久なるメッセージを
探ってみたいと思っています^^

ヨーロッパの歴史の勉強にもなり、調べるのはポルトガル語ですから、
言葉の勉強にもなって一石二鳥(笑)
おそらく、ここでは木造建築の研究が難しいのと同様、
ゴチック建築は日本ではできませんものね。ここにいて、
直接見ることができるのですから、せっかくのチャンス、
細々と進めて行きたいと思っています。
2008/10/25(Sat) 03:36 | URL | spacesis | 【編集
是非謎解きをしてください。
言われるように日本には無い物ですから。
エジブトに辿り付く事が出来ますように。
2008/10/25(Sat) 22:26 | URL | shima | 【編集
ありがとうございます。

shimaさんも相変わらず自然とのふれあいを
続けてらっしゃいますね^^
「あかあかや」のお話、お気持ちわかります。
森に降り注ぐ月光はさぞかし美しかった
ことでしょうにね^^


2008/10/26(Sun) 17:54 | URL | spacesis | 【編集
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