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2008年12月4日

ポルトには昔ながらの古い通り(通り=Rua「ルア」とポルトガル語
でいいます。)がたくさんあります。主に旧市街を中心に残っている
のですが、今日は大寺院「Se」周辺の路地を紹介します。
路地ペナヴェントーザ1
大寺院セ・カテドラルの下の集落に入る道。

↓セ大寺院は路地からはこんな風に見上げることになる。
路地ペナヴェントーザ4

大寺院からは前方にポルトの町並みが眺められ、下には古い家
がびっしり立ち並んでいるぺナ・ヴェントーザ通りが見下ろせる。
↓アズレージュ(azulejo=青タイル絵)の外壁が美しい。
路地ペナヴェントーザ2
         
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ー続きはここからー

路地ペナヴェントーザ3
     この区域の家々は恐らくポルトでもっとも古い歴史をもつであろう。
路地ペナヴェントーザ5
        ↓この家は気に入って以前にも写真に撮っている^^
         路地ペナヴェントーザ6

洗濯物がこんな風に頭上にたなびいているのも路地ならではだ。
   路地ペナベントーザ7 路地ペナヴェントーザ8

路地ペナヴェントーザ9

こちらはspacesisの道草案内(笑)
サンベント駅から「セ大寺院」に向かって道を上って行く途中、右手
に見えた廃墟の大きな天窓に惹かれ、行ってみました。
天窓1
ポルトガル語で「claraboia」という天窓です。是非シリーズに取り上
げてみたいもののひとつ。拡大してみました。↓
天窓2
ああ、もったいない。かつてはどんなにか美しい天窓だったろう。

そうして出くわした小さな広場のぼろぼろの家。なにかプレートが
貼り付けてあります。↓  
alexandreherculano1
alexandreherculano2
 「Alexandre Herculano、ここに住む」とあります。

Alexandre Herculanoは、19世紀のポルトガルの詩人作家で
あり、歴史家及びジャーナリストと、多くの顔をもつ人です。
彼はまた、政治活動にも加わり、旧勢力をバックに絶対主義政策
をとったドン・ミゲル時代に一時期イギリスやフランスに亡命し、
1832年にブラジル皇帝の座をおりたドン・ペドロ4世が、ヨーロッ
パでの傭兵を雇い、ポルトのPraia da Memoriaに上陸た際に、
その兵の中に入っていました。
    
この時代はポルトガル内戦と呼ばれるのですが、詳しくはこちら、
メモリア海岸のオベリスク」にてどうぞ。

古い路地裏なんて薄汚い・・・なんて思わずに足を踏み入れて見る
と、なかなかに味わいがあり、改めてポルトの魅力に引き込まれる
わたしでありますが、いかがでしょうか?^^
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