FC2ブログ
2009年3月29日

海
昨日の穏やかな大西洋の景色。手前波間にポツポツ見えるのは
波乗りをしているサーファーたち。


安楽死が法律で許可されている国は、勿論それなりの条件がある
のですが、世界にオランダ、ベルギー、そして国ではないが、アメリ
カのオレゴン州だそうです。

この問題に関して、わたし自身の結論は出ていないので、それに
ついて書くことは今日は避けるのですが、4,5日前にこんな二つ
の話を耳にしたのです。

ーベルギー、アントワープに住む93歳の安楽死を希望する女性が、
法律的にその希望が受け入れてもらえず、ハンガーストライキに
入った。93歳のこの女性は、病気をしているわけでもないのだが、
「もう生きているのがイヤになった」のだと言う。ー


すると、その翌日、ポルトガルのラジオ番組で、ポルトガル南部、
アルガルヴ地方に住む91歳のアンゴラ(アフリカ系)女性の話が
話題にのぼりました。
アンゴラからの移民で苦労のしづくめ。
学校へ行くこともなくずっと文盲で来たところ、一念発起、小学校1
年生から勉強を始めるのだそうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村
ー続きはここからー
91歳の女性が、果たして小学校での勉強にちゃんとついて行いけ
るのか、体力面で継続できるのかなどの疑問は別として、わたしは
この二つの話に、なんと言う人生のとらえ方の違い!としばらくの
間、考えさせられたのであります。
そして、わたしも時々、いっちょ前に人を励ますときに使うこんな例え
話を思い出したのでした。

自分の好きなスピリッツ(お酒)が3分の1入ったグラスを手に、
「あと三分の1しか残ってない^^;」と見るか、「あと3分の1も残って
る^^」と見るか。
これは、物事をネガティブにとらえるかポジティブにとらえるかの違い
でしょうか。
どちらのとらえ方をするかによって、人生もまた大きなうねりを見せて
違っていくような気がします。

アントワープの女性については、もっと詳しい情報が入ってこないの
でなんとも言いがたいのですが、ふと、この女性は子供とか孫とか
の家族は、愛する人はいないのだろうか、これまでどんな人生を送
って来たのだろうか、と、苦労の連続の人生だったであろう、ポルト
ガルのアンゴラ女性のそれよりも、わたしは興味を覚えてしまいます。

夫の母は14年間寝たきりで、後半の7、8年は流動食も飲み込む
ことができなくなり、鼻チューブを通して栄養をとり、家族が話しか
けても反応がなく、意識がないようで眠る月日でしたが、時々そう
いう義母のことを知っている人が言うのには
「それは生きているとは言えない。死んだほうがましかも知れない。」

言うことが分からないわけではありませんが、ただ、それに対して
わたしは言ったものです。
「死んだほうがましかどうかは、周囲のわたしたちは分からない。
なぜなら本人は言葉を発することも、なにかの意思信号を送ることも
できないのだから。」

14年も寝たきりの義母を見ながらわたしは思ったものです。
意識がなく眠っているだけだと思っているのは周囲の人間の思い
違いであって、実際には周りで何が起こっているのか、周囲の人
間がどんな話をしているのか、彼女は全て知っているのかも知れ
ない、と。

わたしたちは毎日生きているには違いないけれでも、確実に日々
死という未来に向かって時間を刻んでいるのもまた事実です。
彼岸のことは、誰一人として帰ってきた者がいないので、「死」が
果たしてどういうものであるかは、想像する以外はないのですが、
ベルギーの93歳の女性は、どんな風に想像して、「安楽死を」と
希望するのかと、この数日、なにかの拍子に頭をよぎって離れない
対照的な二つのニュースではありました。

spacesisさんはどっちのタイプかって?
う~ん、それも自分の身になってみないと分からないと思いますが、
わたしは多分、91歳くらいになって、「どれ、孫も一人前になったと
ころで、経済的に余裕もできたし、念願の大学へ行くべか^^」てな
ことも、言い出しかねないかしら(笑)

そそ、その頃には、我がモイケル娘の「MSFEこと、麻衣子老人支
援財団
が出来ておりますようになんまんだ~~(笑)

ということで、今日は昨日の「あっと驚くシンボル」の続きでなくて申
し訳ござらん。そちらは明日ということで。
関連記事
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ