2009年4月26日(日)

わたしは日本で大阪にいた時期、ポルトガルに来る前の5年ばかり、
テレビを持たなかったことがある。

朝の出勤前には、もうすっかり古くなってしまい、番組は既にないだ
ろうが、ラジオの中村鋭一の「おはようパーソナリティー」を聞き、オ
フィスが終わってからは、仕事仲間とよく飲み歩いたり、渡米資金を
作るために歌姫のバイトをしたりと、一人住まいのアパートにまっす
ぐ帰ることがほとんどなかったので、テレビの必要性を感じなかった。

たまに、会社の仲間うちで、時の話題の芸能人やドラマの話が出て
も、その中に入ってはいけなかったが、そういうことをさほど気にしな
いタイプで、どうということはなかった。

また、日本の歌にもいい歌があるのは十分承知しているが、洋曲の
方がメロディーも歌詞も自分にはしっくりくるので、歌ももっぱらテレビ
で見て聞いて、という必要性もなかったのだ。好きな歌はLPを買い
(古い!笑)もっぱらステレオで聴いていた。

日本にいた時分からそういうわけだったので、ポルトガルに来てから
は尚更、テレビのタレント云々には疎く、日本にいる人たちから見れ
ば、化石の世紀、ジュラシック時代にいるようなものである。

さて、前置きが長くなってしまった。
こういうわたしではあるが、SMAPメンバーの名前と顔はちゃんと一
致させることができる。

24日のWeb新聞で草なぎ剛君の「裸記事」に、「あらあら」と思って
いたら、即、鳩山大臣の「最低の人間」発言を目にし、正直とまどっ
たのだった。これはちょっと書いておきたい、と思っていたのだが、
すぐに時間ができなかったのと、大臣の発言撤回があったのとで、
話題の機を逃してしまった感はあるが、やはり取り上げてみることに
した。
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ー続きはここからー

わたしが日ごろ、使うまいと心がけている言葉がいくつかある。
「絶対」「最低!」と「許さない」、それに「~してください」である。

「~してください」は、「お願い」のようではあるが、これは「下さる」
の命令形であるから、こういう時には、「~してくださいませんか」
とか「~てくれませんか」とわたしは使う。

「最低」という言葉は人を貶める言葉であるとわたしには思われ、
世の中に「最低な人間」がそうざらにいるとは、わたしは思って
いない。

「許さない」という言葉も、傲慢な言葉に思われる。
人に許されないようなことを一度もしたことがない、という人は恐らく
いないだろうとわたしは思っている。

こういう言葉を平気で使う人は、狭量かな?とも思うので、迂闊に近
づくとなんだか自分もいつの間にかその人から、「最低、許されない」
人間にされてしまうようで、失敗が多いわたしはついつい用心して
避けがちになる^^;

一国の大臣が若造を相手に使う言葉ではない。
(昔とは違い、日本の今の30代は20代と言っていいかも^^;)
人の言葉の端だけをひっ捕まえて批判するのは、大人気ないメディ
アとレベルを同じくするようだが、相手を行き場のない所まで追い
詰めてしまうような言葉は、やはり控えたいとわたしは思っている。


私事になるが、息子が多分小学校5、6年のころだと思う。
ある日、当時通っていたOporto British Schoolから電話が入り、
「息子さんをすぐ迎えに来てください。今日はこのまま学校に置くこ
とはできません。」と言う。

詳しい事情は、来校してから説明するとのことで、わたしは夫に連
絡をつけ、彼が息子を学校へ迎えに行った。
帰るなり、夫はわたしに簡単な説明をして、「ジュアンからも話を聞
いておいてくれ。」と、すぐに職場へと引き返して行った。

簡単な説明というのはこれである。

「息子さんと同級生のH君が女生徒二人の前でズボンを降ろしまし
た。2日間自宅謹慎です。」@@

すっかりしょげ返っている息子を、「まぁ、ここにお座り。」とテーブル
に着かせ事情を質す。

前日の最後の授業である体育の時間が終わった後のこと。
女生徒の更衣室として使われていた息子たちの教室を、ほとんどの
女生徒が着替えを終え帰宅して行ったのに、まだ二人がなかなか
出てこない。
その二人が出ないことには、男生徒は教室に入れないし着替えが
できない。(体育着のままでの下校は禁止されていた。)

しびれを切らした息子たち、外から女子に大声で「早くしてくれ~」と
頼んだものの、からかってか、中で笑いながら出てこようとしない。
そこで、息子と友達が「入るぞ!」と二人、教室に入っていった。
すると、くだんの二人、もう着替えはすましていたが教室から出よう
としないのだ。

そこで、息子とH君、「お前らがここにいたら、俺ら、着替えができん。
出て行ってくれ。」と言うと、えへらえへら笑って、「出ない」と言う。

息子たち 「出ないなら、俺ら、ここでズボンおろすぞ!」
女の子たち 「あははは。おろせるものならおろしたら?」

これにカチンと来た男子二人、せ~の!でずぼんを降ろした^^;
のだそうだ。

これは前日のことで、その話を女生徒から聞いた親が翌朝、校長
に苦情を言ったのである。確かに苦情を言うのは当然のこと。

校長はその朝、息子とH君を呼び出し、
「こういう苦情がきたが、ズボンを下ろしたのはyesかnoか」と質問。
当時まだ正直だった(笑)息子は、「yes」と答えたが、H君は「ズボ
ンがひとりでにずり落ちました」と、のたもうた。
これにはわたしは大笑い。
しかし、「お前もそれくらい言え」とは、もちろん親の手前言いませ
んでしたぞ(笑)

息子は、校長がいっさい彼らの言い訳を聞こうとしなかった、と、
べそをかき、洟をすすりながら悔しそうに、ことの成り行きを話した
ものだ。
このとき初めてわたしは息子に「公然わいせつ罪」なるものがある
ことを話して聞かせた。

事情を知ってわたしたちは、H君のご両親とも話し合い、校長に
子供たちの弁明を聞いて欲しいと申し出たが、突っぱねられてしま
った。

だいたいが、ポルトで私立大学も含めたどんな学校よりも授業料を
高くぶんどっているのに、何ゆえ更衣室くらいないのだ!と、話は
こちらにも飛び、更衣室設置願いまで行った。

校長はあくまで公正さに欠けていた。
以来、私たち夫婦はこの校長に信頼感を置かなくなったのだが、
他にも色々あったようで、そのパンツ事件(わたしはそう呼んでい
るw)からものの1年もしないうちに、校長は学校運営委員会により
罷免された。

こんな我が子の「パンツずりおろし事件」と剛君の全裸事件は比べ
られないのだが、酔っ払って夜中の3時に人気のない公園で裸に
なったとは言え、即、家宅捜査というのは、行き過ぎのような気が
しないでもない。これも有名人であるがためであろう。

もうひとつ、ふと思ったことは、剛君、仕事がオフでそうやって遅くま
ではしご酒するはいいけど、一緒に飲める相手はいなかったのか
な?有名人といえども孤独だな、と。
別にわたしは彼のファンなどではありませんぞ^^;

長くなりましたが、
「最低の人間」「日本の国は日本人のものだけではない」などと、
このところ、鳩山ご兄弟の発言にはため息交じりですが、わたしも
鳩山大臣の言葉をお借りして、幾人かの疑惑の議員さんたちに、

「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者を
イメージキャラクター、おっと、国会議員に選んだのか。恥ずかしいし、
最低の人間だ。絶対許さない」
ときつい冗談でしめくくってみよか(笑)

お口直しの写真です^^
アベイロコウノトリ1
昨日アべイロ市へ向かった高速道路で見かけた光景。
標識橋の上に巣を作ったコウノトリです。
アベイロコウノトリ2
確かにここはうるさいけれど安全^^
コメント
書いてる!頭を掻いてる!?
早速の大臣の撤回コメントを見ましたが、もう遅いよね。
この男の器の小ささが分かっちゃったからね。

子供が小さい頃、叱るときに親としてのルールがあり、子供の逃げ場を一カ所は開けてやって叱る。と、言うのがありました。自暴自棄や自己嫌悪に陥らないようにと。

ほんと!最近あちこちに出歩く用事があり、食事をする機会がありました。
明日は、刺身をメインに飲み放題の集まりに築地へ行きます。
また、うらやましがるブログを書きまっせ!

アカデミー賞のインド映画タイトルは「スラムドッグ$ミリオネア」が正しかった。最後までドキドキの映画です。でも後味は最高!最良だす。
明日はその集まりの前にやはりアカデミー賞の「おくりびと」を見るつもりです。
2009/04/27(Mon) 00:43 | URL | 本日、まったりちゅう!? | 【編集
>ちゅうさん

あら、築地なら娘の職場があるところです~。
紙屋さんなんですよ。ちゅうさん、案外ご存知かも^^

まったくちゅうさんにしろ、かんちがいさんにしろ、
おいしいもののブログ記事にはうらやましい!

「おくりびと」はわたしも興味があり、こっちにも来ないかと
映画館の上映作品を気をつけて見てるのですが、
すぐには難しいかしら・・・

アカデミー賞をとったその映画、ポルトガルでは「ミリョナーリオ」。
わたしたちも見たいと思っているのですが、このところ、
週末がいろいろあって、まだ見ていません。
今週あたり、いこうかな^^
2009/04/27(Mon) 07:13 | URL | spacesis | 【編集
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