quime1

ポルト大学の祭典「Queima das Fitas=ケイマ・ダス・フィータス」は、
「卒業祭典」とも言えるでしょう。
毎年5月の第2週目日曜日から8日間に渡る学生の大イヴェントです。
しかし、日本と大いに違うのは、卒業試験前の卒業祭典だという点。
この祭りの後に、卒業生は厳しい最終試験に臨むことになるのです。

え?すると、おいしいところ先取りで、この後の試験によっては卒業でき
ず、もう1年居残りということにもなるのでは?
まさにその通り(笑)

それでわたしは常々、ポルトガル人は面白いことをやるものだなぁ、と
思ってきたのです。
日本人のわたしは時折ちゃらんぽらんではあるが、どうしても真面目が
抜けず、「先ずすべきことを終えてから大いに祝おうじゃないか」となる
のですが、考え方というかメンタリティーが違うといいましょうか。
この後に苦しい卒業試験が待っている、だから楽しいことは今やっちゃ
おう!と、一週間も全大学が昼夜ドンチャン騒ぎをするのですね^^
卒業できなかったらまた翌年この大騒ぎができるぞ、てなもんかしら(笑)

ということで、みなさま、こんばんは。
1週間の仕事も終えて週末に入ったところで、今日は今週日曜日で終幕
となるポルトの「ケイマ・ダス・フィータス」を数回に分けてお届けします。

「Queima」は「焼く」、 「Fitas」は「リボンの複数」ですから、「Queima das
Fitas」とは「リボン焼き祭り」。
なんだかあまりしまらない名前になってしまいますが^^;
下写真にある黒い書類入れカバン(Pasta)に挟んであるリボンがFitasです。
にほんブログ村 海外生活ブログ ポルトガル情報へ blogram投票ボタン
queima2 
             
queima3
学部によって色分けされるこのリボンには、たくさんに人からの祝いや
記念の言葉が書かれています。
今年はわたしも、自宅日本語教室の生徒さんに頼まれて、日本語で
書きました。「ご卒業おめでとうございます」。
・・・って、ペドロ君、卒業できなかったらどないすんねん(笑)

さて、祭典の第一日目、オープニングは夜の行事、セレナーデからです
が、現代版セレナーデは小夜曲どころか、ロックコンサートです。
この祭典のために大人数が収容できるように、ポルト市民公園に
「Queimodromo」と称する施設が設けられ、一晩中のにぎやかさです。
写真がQueimodromo内。
queimodromo1
queimodromo2-xutos
25年のキャリアを持つロックグループ「Xutos & Pontapes」
(両方とも「蹴飛ばす」の意)
      queimodromo3-pedroabru
こちらはポルト出身のシンガーソングライターの「Pedro Abrunhosa」。
サングラスを決してはずさないことで有名。

queimodromo4
queimodromoでは軽く飲食ができる。
            
queimodromo3
飲酒は18歳以上O.K。よって大学生から堂々と飲める。

下はカラフルなスィートもある^^
queimodromo5

さて、Queimadromoの夜間コンサートは一週間、ほぼ明け方まで続く
ので、周辺の住民たちにはロック音楽と学生たちの奇声嬌声でたまら
ないことでしょう。
住民の中には、この祭典の時期一週間を、休暇をとって避難する事態
も起きており、一考が案じられますね。

わたしがこんな風に楽しげにレポートできるのも、自分がQueimodromo
の周辺に住んでいないからです(笑)
そうでなかったら、今頃怒り心頭に達してること間違いなし!
市当局に夫を介して苦情を言っていることでしょう。
毎夜、これじゃぁ、たまったもんではありません。
案の定、これは新聞にも取り上げられていましたが、祭典もいよいよ明
日で終了。

トップ写真は、この祭典のハイライト、パレードの大学1年生。
コスチュームの説明は次回、パレードにて。

今日も長いブログを読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。よろしかったらどれでも結構です、クリッ
クお願いいたします^^
コメント
近くに住むのはちょっと・・・
すごく楽しそうなんですけど、近くに住んでいたら、眠れなくて大変そうですね

いま、ガル・コスタのノッソス・モメントス、チェックしました

ぼくも、カエターノ・ヴェローゾとの共演「ドミンゴ」で聴いたガル・コスタの歌声にすっかり魅了されてしまった一人です。

はじめて聴いたのが、二十歳のときでした。

ライナーノーツに「一日を台無しにする音楽」と書いてありましたが、まさしく買ってから一週間はずっとリピートして、「ぼ~っ」と聴いていた記憶があります。

普段は通勤中にケイタイから拝見させていただいているのですが、今回はパソコンからのコメントです。

せっかくですので、ぼくのとくに気に入っている曲をおすすめしていきます。

http://www.youtube.com/watch?v=vBHPzclndlw

ぼくがブラジル音楽にのめりこむきっかけになったのが、ジョアン・ジルベルトでした

カエターノ・ヴェローゾもガル・コスタも「あたしたちがこんなにモダーンでいられるのは、ジョアンのおかげ」と賛辞を惜しみません

ぼくもまたジョアンの子供です

このあいだ、「プラッサ・オンゼ」というお店に初めて行ってきましたが、おもったよりもこじんまりとした印象で、拍子抜けしてしまいました・・・

ぼくも人前で歌うことがありますよ

三軒茶屋の、三角地帯ゆうらく通り商店街に出没

上のリンク、もしよければ(そしてダメだしをいただければ笑)
2009/05/10(Sun) 06:24 | URL | しおん | 【編集
>しおんさん

ボサノバは代表的な曲しか知らず、ジョビンのCDを一枚
持つのみです。
ジュアン・ジルベルトの代表曲が「イパネマの娘」とは迂闊でした^^;

ボサノバの語り調は心地よいですね。
ブラジルのテレビ小説をよく見ていますが、ドラマの中によく
実在の歌手が登場して歌います。
そして、サンバ学校やダンスホールも必ずと
言っていいほど、
ドラマに出てきます。歌と踊りはブラジルでは必須でしょう^^

ポルトガルでは「ブラジル人はカーニバルのために1年働く」なんて
少し皮肉っていいます^^;

一時期アメリカのジャズ界もブラジル音楽を参考にしたというくらい
ですから、ブラジル人の音楽センスはすばらしいですね。

ジョアン・ジルベルトの経歴をちょっと探ってみましたが、
年齢を重ねるば重ねるほど、歌にいい味がでるのは、
シャンソンとボサノバかも知れません。どちらも人生のひだを
歌いこみ息が長い。
何気ない歌詞の中にハッとさせられる言葉があります。

若いアーティストだけに焦点をあてる日本の芸能界には食傷気味。
見た目や若いだけではなくて、こういう大人の歌手が日本には
少ないと思います。

しおんさん、ボサノバならずっと歌い続けられると思います、是非
続けてください。
日本に住んでいたら、聴きに行きたいところです^^
2009/05/10(Sun) 20:13 | URL | spacesis | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
Click for Porto, Portugal Forecast 
ポルトガル ポルトの口コミ
ポルトガル ポルトの口コミ にほんブログ村 外国語ブログ マルチリンガルへ
にほんブログ村