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2009年5月25日

キンタ・ダ・レガレイラの広大な森は、異端の秘儀思想やカバラ、フリー
メーソン、テンプル騎士団、錬金術のシンボルがいたるところに散り
ばめられている。

錬金術思想はもとをたどればヘルメスにちなむようである。
わたしも現在時間を見ては「ヘルメス思想」とやらを勉強中ですが、
なかなかまとまりません。
しかし、自らが理解混沌としているものの、そうこうしているうちに画像を
忘れることを恐れ、また新鮮な興味心と探究心が失われてしまわない
うちにと、まず自分のメモとして、キンタ・ダ・レガレイラスの錬金術のシ
ンボルと興味を誘われたものをここに載せたいと思います。
新たな情報を得次第、順次、書き変えていくつもりです。

ちなみに、筆者はこれらを勉強しているからとて、その思想に深く傾いて
いるわけではありません。
ひとえに謎めいたシンボルとその向こうにある人間の思想を探ってみた
いとの好奇心があるのみです。
勘違いや勝手解釈もありますので、そのあたりは「こんな素人の見方が
ある」と承知いただいて読んでくださることを望んでおります。

錬金術(Alchemy=アルケミ)は、古代の衣服をつけた
現代化学である。」
               (アンドルー・トマス)
いわく、錬金術とは賢者の石を追い求めることではなく、不完全な
人間という「非金属」を完全な精神性という「金」に変える錬金術
的なプロセスを婉曲に表現したものである。

錬金術は、中世ヨーロッパの非キリスト教への弾圧に対して、弾圧
される側の人々が非キリスト教的な知識や行動をごまかすために
使った手段である。
ユングいわく、「錬金術は、地表を支配しているキリスト教に対して
いわば地下水をなしている」(wikipediai)


2008年に引き続き今年2009年もキンタ・ダ・レガレイラを訪れて
きました。
二度目の今回は森の中のシンボルを探すのが目的でした。

レガレイラ・ヘルメス

写真はレガレイラの森にある翼のある帽子のヘルメス像。
ヘルメスはオリンポス12神の一柱。翼のある帽子をかぶり(足にも翼
がある)、手には二匹の蛇が絡み合った魔法の杖こと、カドゥケスを
手にする。ローマ神話ではマーキュリーと呼ばれ、ゼウスとアトラスの
娘マイアの間の息子で「アルカディア(下記参照)」の洞窟で生まれた。
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ー続きはここからー

レガレイラ・かえる
レガレイラ宮殿入り口前の柱に彫られた蛙。
蛙は錬金術のシンボルとしてイラストの地中、もしくは、他のシンボル、
蛇、白鳥、半月などが段階的に重なった一番下に描かれる。
下は同じ柱の亀。
        
レガレイラ・亀

↓森の中の小さな岩に埋め込まれたアズレージュ。
レガレイラ・INRI
朽ち果てていますが、中心、長方形のアズレージュには「INRI」 IESVS
NAZARENVS REX IVDAEORVM(=ラテン語、ユダヤの王、ナザレの
イエスを意味する)と書かれ、下にはAdesima-qualta ESTASAM(ラテ
ン語=14番目の場面)とある。

14番目の場面とは、十字架を担いで刑場ゴルゴタの丘へ向かうイエ
スの道行きの最後の場面、アリマタヤのヨセフに引き取られた遺体が
墓に収められた場面のことであろうか。
絵の矢印の意味は不明。周囲の小さな丸いアズレージュは朽ち果て
ているが、13個埋め込まれていた可能性がある。

レガレイラ・ピラミッド1 レガレイラ・石1
石ピラミッドと「ネバーエンディングストーリー」に出てくる岩男のような岩。

参照:「アルカディア」は古代のペロポネソス半島の山岳地帯。
画家二コラ・プッサンの「アルカディアの牧人たち」の絵に出てくる言葉
で聖杯へのキーワードとも言われる。
アルカディアにて我
プッサンの絵「アルカディアの牧人」(wikipediaより)
墓石には「アルカディアにて我」と刻まれている。プッサンのこの絵は
レンヌ・ル・シャトーをめぐる聖杯伝説の謎の言葉にもなっている。

あんなんこんなんで、話があちこち飛んでいるのですが、どこかで
つながっていると推理しています。
時間がないと頭の整理ができず、果てしなく範囲が広がり最後には
ボツ~、なんてことにならないよう、根気よく進んで参りたいです。

今日もspacesisの謎追い趣味にお付き合いいただきありがとうござ
います。続きます。
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