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2009年6月7日

レダの洞窟(Gruta Ogival)
レガレイラ・レダの洞窟1

レガレイラ森の幾多とある洞窟の中のひとつに「レダの洞窟」がある。 
「レダ」とは、ギリシャ神話に登場するスパルタ王チュンダレオスの
妻で、古代、近代美術作品ではレダと白鳥は度々テーマとして取り
あげられてきた神秘的な謎のシンボルでもある。

レガレイラ・レダの洞窟2

美しいレダに一目ぼれしたゼウスは、白鳥に姿を変え、鷹から逃れる
ふりをして、泉で水浴しているレダの懐に逃げ込み、彼女を誘惑する。
そうしてレダは卵を産む(?)のだが、その卵のひとつからトロイのヘレ
ンが生まれた、というのがギリシャ神話。

洞窟の銅像の後ろには小さな泉があり、手に白い鳩を持つレダの
脚を白鳥のくちばしがついばんでいる。
レダと白鳥の神話は錬金術や異端教では、聖母マリアをもじったミス
テリーな象徴として扱われるようだ。レダの像は常に暗い、湿った
場所が背景だ。

キンタ・ダ・レガレイラの礼拝堂
レガレイラ礼拝堂1

わたしより一足先に礼拝堂に足を踏み入れた夫と息子、
「ここには叡智の目(All-Seeing-Eye)がないぞ。」
とからかい気味に言う。
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ー続きはここからー

ファシャード(正面飾り入り口)に一歩踏み込み、入り口の真上を
見上げると!じゃーーーん!天井にそれとなく!↓
レガレイラ礼拝堂2

ほぉれほれ、こうしてしっかとあるではないか(笑)
しかもテンプル騎士団の十字まで。
おぬしらにはあっても見えんのよのぉと、かの二人をぎゃふんと
やり申しました(爆)

レガレイラ礼拝堂3
祭壇に掲げられている「イエスからマリア(マグダラのマリアかと?)へ
の戴冠」の絵。
使われている色彩の青(もしくは黒)、白、赤(もしくはダークレッド)は
錬金術の三色といわれる。
     
マリアの肩掛けしている帯の色は錬金術のシンボル、黄金だ。

さて、横の狭い階段から暗い地下へおりて迷路を辿ると、出て
来たところが、礼拝堂横。↓
   レガレイラ礼拝堂4
        
闇から光へ、光から闇への巡回は錬金術の迷路である。

そして、礼拝堂の後ろ外壁に目立たないようにされてある不思議な
浮き彫り↓
レガレイラ礼拝堂舌

二つの塔がある上部は最上部、霊魂の世界、真ん中は炎の精神の
世界、下部は地獄を表す。
錬金術の最終目的は不完全な人間という「非金属」を完全な精神性と
いう「金」に変え、精神の救済に辿りつくことである。
             
錬金術に興味のある方は下記、キーワードで検索してみてください。                              
 ★ヘルメス神、ヘルメス・トリスメギストス、二コラ・フラメル、
  サン・ジェルマン伯爵。


レガレイラの森シリーズはまだ続きます^^
写真の整理とシンボルの勉強に少し時間がかかりつい滞りがちです
が、ご辛抱のほどを。   
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コメント
マカオ
土曜日のテレビで、マカオの世界遺産を特集していたんだけど、ママの影響でシンボルが写ってないかじっくり見ちゃった(爆)

きれいなアズレージュタイルもきれいに残っていて、綺麗でしたよ~
ますますポルトガルへの憧憬が深まってしまいました^^
2009/06/10(Wed) 04:07 | URL | なみ | 【編集
>なみちゃん

あははは。
マカオはかつてポルトガル領土でしたものね。

18世紀のイタリア人建築家にコラウ・ナゾニから
とうとうこんなシンボルマニアに^^
でも、財をかけてこんな異端シンボルを遺すことを道楽に
してきた資産家たちの遺産を今はわたしが楽しんでます^^

ところで、カフェ、しばらく開店していませんが、調子はどうなの?

2009/06/11(Thu) 02:01 | URL | spacesis | 【編集
梅雨時だからね(^_^;
体は悪くないんだけど、気力が出なくて。
おこもりしてます~

でも詩は書けるから多分だいじょぶ。

ママの風邪も全快しますように^^
2009/06/11(Thu) 22:31 | URL | なみ | 【編集
>なみちゃん

ほぼ全快。ちょっと咳がのこってますが。
近頃気づいたこと、なぁんにもしないでいると
却って疲れるわたし^^;
優雅にお友達とお食事やらをして、なんて
いつになったらできるのやら(笑)
貧乏性は抜けそうもありません。

鬱陶しい雨も作物にはいるしね^^;
なみちゃん、じっと雨季がすぎるのを
まちましょうね^^

2009/06/12(Fri) 19:16 | URL | spacesis | 【編集
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