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2009年8月12日

今夏は、ずっと23度から24、5度の気温で、とても夏とは思えないほど涼しく、クーラーはおろか扇風機もなしで過ごしてきました。
過ごしやすいといえばそうなのですが、農作物はいかに?と、少し気にかけていたところ、昨日から急激に30度と気温が上昇し、
この夏初めて夏汗をかいております。

周囲はほとんど長い夏の休暇に入っているものの、9月休暇を予定しているわたしは、今週いっぱい、まだ自宅日本語教室を続けているわけですが、このような長い休みを利用して、普段手をつけない押入れや台所、整理ダンスの奥などの整理をする人も多い。

今年2月に鬼籍に入った義母の家に住んでいるアーティストの義兄もその一人で、どうやら、屋根裏部屋に上がって整理と決め込んだらしい。

屋根裏部屋はバスルームの天上に四角い出入り口があり、かなり長い梯子(はしご)をもって上らないといけないので、それこそ30年近くも、誰も上がっていないはずである。

わたしも6年ほど義母たちと同居していた頃、一度だけ上がったことがある。屋根裏部屋の天井は低いが結構広さがあり、ベッドなどの古い家具や古着や古靴、その他、箱に入ったガラクタ類が置いてあった。屋根裏部屋の出入り口から直接折りたたみ式の梯子でもついてあれば、子供たちのかっこうの隠れ場、遊び場になったことであろう。

亡くなった義母の家は、我がフラットからすぐの所にある。ポルトに来た当時の6年間を夫の母たちと同居してきたわたしたちは、娘が生まれる直前に、同じ通りの10数メートルほど離れた借家に引っ越したのだが、以来、夫は義母が亡くなるまで、夜の食事後には毎日欠かさず、母親を訪ね、一日のひと時を彼女と過ごして来た。

義母が亡くなった今も、独り身の兄に気を配ってか、夫は未だに、その習慣を続けている。

ある夜、
「見つかったよ。ローザ・ラマーリュの陶土人形が。屋根裏部屋に入ってたんだ。」と言って二つの古い段ボール箱を抱えて帰って来た。

ローザ・ラマーリュ(Rosa Ramalho。1888~1977)はポルトガルの著名な陶土人形作家で、その独特な作風は一目で彼女の作品だと分かる。

生存中、夫の患者であった彼女は、大きなダンボール箱にいっぱいの自分の作品を夫に届けたそうで、わたしも結婚当時、義母から「これは、お前たちのものだよ。」と大量の人形作品を見せてもらったことがある。

そのうちのひとつは、わたしち一家が借家に引越しした際に持って行き、車庫に入れて置いたところが、知らぬ間に泥棒に拝借されてしまったのであった。

そのうちのいくつかが、どうやら義母の屋根裏部屋に置かれていたらしい。

そんなわけで、今日は日本語教室の合間をみて、箱からローザ・ラマーリュと娘のジュリア・ラマーリュの人形を取り出していたのだが、あらら、行方不明になったと諦めていたわたしの気に入りの大きな「クリスマス飾り」が二つ、
出てきたのであります。
(文体、ここから変わる。笑)

ジュリア・ラマーリュ1
大小さまざまの陶土人形。宗教をテーマにしたものが多い。

ジュリア・ラマーリュ2
クリスマスの飾りもの。高さ40cmほど。これと下のCeia(=セイア=最後の晩餐。聖夜に発音が似ているのは
興味深い。)は、わたしの気に入りだ。

ジュリア・ラマーリュ3
RRの最後の晩餐。サイズは50X30cm

夫に、後で見ておいて、と手渡されたダンボール箱の中身に、少なからず喜んだのでありましたが、さて、ふと横にもうひとつ、小さな古い箱があります。これもローザの作品かな?と思って開けてみると、出てきたのが↓

タイムカプセル

うわ~、懐かしい!これは、ポルトガルの地を踏んで足掛け3年、行動的な息子を連れての初めて帰国の折、、空港内、うっかり目を話してどこで見失うやも知れぬ、と言うので買い求めた幼児用の紐です。

どれどれ、とふたを取ってみると・・・・ん?ん?っと、だんなさん・・・・若い頃のわたしが送った手紙ではありませぬか・・・

手紙

航空便、絵葉書はアメリカのアリゾナから、または日本からポルトガルへ。宛名が日本語で書かれてあるのは、大阪から夫の留学先広島へと、どっさりの手紙の束・・・

大阪で知り合ってまもなく、わたしたちは大阪と広島、そして半年後にはアメリカと広島に、日本での結婚後しばらくはポルトガルと日本にと、当時は、遠距離に離れていることが多かったのでした。

アリゾナにいた頃は、3日にあげず、手紙を送ったもので、我ながら、なんとまぁ、ぎょうさん(たくさん)書いたことであります^^;
誤解をといておくと、内容はラブレターとは程遠いもので(笑)今で言うと日々の日記、つまりブログの走りでしょうか

夫、ご丁寧にみんなとってあるとは^^;いえ、今更、自分が書いたものを読むなんてこと、気恥ずかしくて、読みやしませんて(笑)

英語で学校教育を受けてきた我が子たち、「おっかさん、このスペルが間違ってる、この英語の言い回しが可笑しい」と英文ラブレター(笑)の過ちを指摘されるのが関の山、我が子たちにも、読ませてみたい、なぁんてことも思いませんです、こればかりは(笑)

う~~ん、困った、いかに処分しようか・・・と、考えあぐねているのであります。

夫め、証拠固めにと・・・^^;

と、こういうわたしも実は夫の古い手紙はとってあるんだった(爆)

それぞれ、思いのあった手紙はなかなか捨てられずに今日まで30数年。どっかとポルトガルの生活に根をおろして、独りで生きてきたような顔をして、偉そうに一人前に夫に振舞うことも多い近頃、思いもよらず、目の前に姿を現した自分の若い頃の手紙に多少戸惑いを覚えた今日でした。

★関連記事「生ハムどろぼー」はこちら。
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コメント
ひゅーひゅー\(>▽<)/
手紙いいね。私も中学生の頃はまってたな…毎週会う友達に送るの(`_`)
2009/08/14(Fri) 20:16 | URL | もいける | 【編集
>もいける君

あははは。補習校のMちゃんかな?
懐かしいねぇ。

この手紙は見せないジョ~~(笑)
2009/08/15(Sat) 20:39 | URL | spacesis | 【編集
直してあげるジョ~~(`_`)
2009/08/16(Sun) 17:35 | URL | もいける | 【編集
ご~~~~ん・・・・^^;

早くなんとか処分しよう・・・
2009/08/16(Sun) 18:12 | URL | spacesis | 【編集
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