2009年12月2日

外出やら忙しいのやらで、ここずっと日本に住む子供たちと話す
機会が少なくなっていた。

「忙」の字は「心を亡くす」と書くが、ほんまやなぁと思う。
家事も夫のことも子供たちのことも、忘れているわけではないのだ
が、忙しいと、時に家族が住んでいる心の領域にまで、我が心を占
めるそのときの事柄が波のように押し寄せ占領し、彼らへの思いを
どこかへどけてしまうのだろう。
そうなると、ものの数日もしないうちに、キャリアウーマンもどき
(本当は格好も何も、ちっともそれらしくないのではあるが)の
満足感と相反して、心が枯渇して行きそうな自分を感じる。

補習校に携わっていたときは、授業のアイディアや学芸会の出し物
のことで、何日も頭の中がいっぱいになったりしたものだ。
当時は子供の学校の送り迎えと食料の買出し以外はあまり外出しな
かった時代で、台所に立ちながらとか、洗濯ものを干しながらとか、
アイロンをかけながらなど、家の中を動き回りながらあれこれ頭を
巡らすのだが、わたしはそれを随分楽しんだものである。

「よし!あの子にはこの方法をとってみよう!」とか、「うん、今年
の影絵の出し物はこれで行こうか。BGMはどれにしようか?」など、
そんなことを考えるのは自分が持つクラスの子供たちと同じくらい
胸がワクワクしたものだ。
一週間に一度の補習校授業だからこそ、できたことでもある。
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ー続きはここからー

時間の余裕は心の余裕でもあると思う。
こうして日々の思いをブログに綴ることも、多くの場合、心に余裕、
つまり時間に余裕がないと、わたしの場合は書くのが辛くなったり
する。

さて、今日は当座の間だけ一段落した(と思うのだが実際のところは
分からない^^;)ボランティアの仕事から解放され、4つの日本語
授業に追われ一歩も家を出なかったのだが、その授業の合間に、久し
ぶりに子供たちとスカイプで話し、ウエブカメラを通して相変わらず
息子のJRがモイケル娘を冗談でからかっている様子を眺めながら、
これがわたしの日常なのだと今更のように思った。

そう思うと、途端に子供恋しさで、思わず涙腺も緩みそうになった。
えへへ、と自分をごまかしてみるが、家の中のあちこちに置いてある
子供たちの写真に目が行くと、もう堪らない。

こんな風に、自分を忙しいように忙しいようにと持って行ってるのは
もしかすると、子供たちが側にいないという心の隙間を埋めようと
しているのかな?と思ってみたり。

こぉんなに小さかった二人が、
joaomariana1

こぉんなに大きくなって
joaomariana2

おっかさんの上にも君らと同じ星霜が降りました。
コメント
おっかさんだもん分かる^^
離れていると、心配で心配でたまらなかったり、考えると止まらなくなったり。
こんな私も母なので、涙があふれることありますです。

若い二人だから大丈夫って思っても、あれやこれや考えちゃうでしょうね~。

でも昔のように連絡が取りにくいこともなく、便利になりましたね。
旦那様はどうしてたのかな?^^
そのうち4人で会える日も来るよね☆
2009/12/04(Fri) 09:15 | URL | なみ | 【編集
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2009/12/04(Fri) 15:26 |  |  | 【編集
読んでいて、何だか身につまされて、私まで涙ぐみそうに
なりましたよ…。
ホントにね、子どもたちが独立したら、もっと時間の余裕
もできるはずだったのに、今の状況はどういうことなんだ
ろうか?って、私も思う日々です。
ホームページを始めたばかりの頃(つい4、5年前)は、
3人の大学生を抱えてお金の余裕も全くなく、長男も家に
いて、こなす家事の量も今より明らかに多かったのだけど
それでも今よりずっとマメに日記の更新もしていたし、掲
示板でspacesisさんとも、沢山オシャベリしてましたよね…。
何だか、あの頃の余裕が、今はないなあ…。

 >心に余裕、つまり時間に余裕がないと、わたしの場合
  は書くのが辛くなったりする。

これは全く同感です。
そして、書きたいのに書く時間がないのも、また辛い(^^;)

昔だったら、引退・隠居が許された年齢でも、今はそうなら
ないんでしょうね…。
でも、忙しいということは、何かがやれているということ、
体も元気だということで、有難いことかもしれません。
ヒマになって、子どもを恋しがり寂しがるのは、自分でも嫌
だし、子どもたちも、まだ、そんな親は見たくないだろうと
思ってます。

時々子どもを思って涙腺が緩みそうなのをごまかしてみる…
それが、ちょうど良い「子どもとの距離」なのかも、とも^^

ま、世の中、面白いこと、楽しいことはいろいろありますか
らね、大人同士、せいぜい楽しみましょ!
たまには、センチモードに、お互い付き合って。
そして、体だけは、お互い気をつけて(^_^)
2009/12/04(Fri) 22:02 | URL | ミセス・かんちがい | 【編集
>なみちゃん

自分が若いころにしてきたことを振り返ると
亡き我が母の思いは、今のわたしの心配や寂しさどころでは
なかったろうとやっと分かるようになりましたね。

なみちゃんが言うように、昔と違い今はネットを通して
しようと思えば毎日でもお互いの無事を確かめあえる
ようになりましたが、それでも一週間くらい話せないだけで、
不安になるのは、子離れしてるようでできていないのかもよ^^;

でも親子のつながりは、完全子離れ完全親離れでなくても
いいとどこかで思ってる自分がいます(笑)
なみちゃんにも人に言えない母の思いがきっとあることでしょう。

夫もできるだけ子供たちとスカイプで、話すようにしています^^

>かんちがいさん

不思議よね、こどもたちがいたころに比べると
歳も重ねてることだから(いや、わたしがよw)体力も衰えて
いるはず、それが、かんちがいさんもわたしもどうやら
以前にも増して忙しくなってる感じですね。

金銭的には無理だけど、時間的にもっと余裕を持って
いいはずなのに、なぜだか動け!とでも言うように、
向こうから色々やってきます。
そして、人好く、こういうことは最初で最後かも知れないからと、
ついつい・・・^^;

ただそういう状態がしばらく続くと弱虫なわたしは
どうも駄目なようで、結局家族に甘えてるのかも^^;

今後もセンチモードの時も、よろしくお付き合いください^^

それにしてもちょっと電車に乗ったら息子さん夫婦にも
お孫ちゃんにも会えるのっていいなぁ。
いいなぁ^^
と二回もくりかえしちゃったw

ちゅうさんの愉快な個展感想、ご苦労さまでした^^
2009/12/06(Sun) 08:53 | URL | spacesis | 【編集
二枚の写真を見比べたら、私にはまだまだ先のことなのに、じーんと涙ができてしまいました。
素晴らしい息子さんとお嬢さんですね。
2009/12/15(Tue) 05:59 | URL | garapy | 【編集
>garapyさん

こんにちは^^

パパに怒れらてしまった息子さんのお誕生日でしたが、
その後、彼のご機嫌はいかがでしょうか^^

garapyさんとこもあれよあれよと言う間に
大きくなりますよ。
今が子育てで多分一番楽しい時期かもしれませんね。
大いに楽しんでくださいね^^

そして、いつの日にかgarapyさんのブログで、今日のわたしの
ように、お子さんたちの過去現在の二枚の写真が載せられる
日を、わたしも楽しみにいたします。
となると、頑張って長生きしなきゃ~~(笑)
2009/12/16(Wed) 05:15 | URL | spacesis | 【編集
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