2009年12月15日
ジュアンCD
2009年7月にネット発売、息子の一曲が入っているCDカバー。
Full Propulsionが活動グループ名。


リスボン大学でITコースを修学した息子だが、せっかくのそれを一生
の仕事にしたくないと言い出し、英国ケンブリッジ大学認定のCELTA
(Certificate in English Language Teaching to Adults=英語を母国
語としない英語教師の教員資格) を取得したのは3年前。

IT関係の仕事は時間の制限がなく、精神的にも肉体的にも厳しいと
現場の人の話を耳にしていたし、実際健康を害している人も知って
いたので、息子がそう言った時に、もったいないと思ったものの、
敢えて反対はしなかった。

結局、そのCELTAを利用して息子は現在、東京の語学学校のBで
仕事を得て働いているのだが、日本へ渡るとき、何はおいても趣味
のトランス音楽作曲に必要なものだけは、パソコンの箱を分解して、
衝動で壊れるといけないからと、バッグに詰め込み、後生大事に、
自らの背中に背負い込んで行ったのが今年の2月も終わりだった。

語学学校の仕事にも少しずつ慣れ始めたころから、そろそろと音楽
活動をし始め、これまで数回依頼されてパーティー会場などで演奏
しているらしい。が、残念なことに飲み食いは只だが、ギャラも今
のところ只(笑)。

先週も都内の、とある会場で自作のトランス・ミュージックをひっ
さげて演奏していたところ、その会場へやって来たのが

「うげ!ボ、ボスだ!」
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ー続きはここからー

職場語学学校Bのアメリカ人ボスが姿を現したのだそうだ(笑)

「で、あんた、どうしたの?」
「最初は咄嗟に隠れようと思ったんだけど隠れるところがなかった」

当たり前ではないか。頼まれた演奏を途中でほったらかして、ボス
が来たからと消えるわけにもいくまい。
仕方ないから観念して、自分からボスのところまで出向き、
「ハロー・ボース^^」(笑)

大都会の東京で、そんな風にして職場のボスに遭遇するとは、世の中
誠に狭い。

「おっかさんにも昔、バイトのビアハウスで似たようなことがあった
のだよ」息子のこの話を聞いて思い出した遥か昔のできごと、親子で
同じような歴史を繰り返してるとは、と二人で笑いこけていたので
あった。

その話とは、以下、我がホームページ「あの頃ビアハウス」から
抜粋。
      ABゆうこ


グッドチーフ・バッドチーフー」
        
アサヒ・ビア・ハウスでは通算6年ほども歌っていたことになろう。 
もちろんそれがわたしの本職ではない。
エピソード1にもあるように、わたしはそこに出入りして常連に
なり、ある日、そこの名物歌姫であるK嬢にスカウト(笑)された
のである。 日中は東京に本社を持つ、堂島のオフィスで9時から
5時まできちんとお仕事していたのであります。

 オフィスは所長を筆頭に、営業マンが9人、顧問兼翻訳仕事のB
紳士。お湯のみ茶碗にいつもお酒が入ってる経理のおっちゃん。
 だから、おっちゃんの帳簿の字を見ると、通常の数字とちがって
それが微妙に波打っているのであるw。
 それと事務関係処理のわたしと大阪生まれのわたしの同僚である
女子が二人と言う、スタッフである。
 
 オフィスはこじんまりとしていて、みな会社の同僚と言うより
 仲間のような雰囲気で、付き合いは仕事だけに限らず、会社が
 退けた後も皆でよく連れ立っては飲みに遊びに出かけていたもの
 である。
 
さてさて、しかしそれでも、いい奴わるい奴はいるものだ。w
 そんな小さなオフィスでも若いチーフが二人おりました。
 二人とも当時30代のおない年である。
 オフィスで遊びでと、ワイワイがやがや、皆で騒ぎまくっては
 どうしても出てくる日頃の仕事の愚痴話。

 これがある日、前日の愚痴話の内容が、どうもそっくりそのまま
 所長の耳に筒抜けになっているらしいことに、わたしたちは気が
 ついた。
 「おい!おかしいぞ。」とあいなり、所長も退社したとある夕方
 も夜に変わった宵の口、その場にいた全員で、まず、隠しマイク
 が設置されていないかどうかと、みなでオフィス中を探し回った
 のである。(だれじゃ~~、そんなアホなこと考え付いたのは!
 あんなちっちゃなとこで、そんなもん、あるわけおまへん、ホン 
 マに^^;とは、後でみなが思ったことではあった。爆))
                  
 徐々に気づいた我らの結論は・・・二人のチーフのうちの一人が
 隠密やったのだ・・・
 「グッドチーフ・バッドチーフ」はこうして二人の上司に授けら
 れたニックネームである。以後、わたしたちはバッドチーフ同席
 時には、愚痴話は無しにしたのでありまして。
 
 ん?それが「ビアハウス話」になんの関係があるのかって?
 あるんですよぉ、これが。(笑)

 ここからPart 2。

 「ほな、ト○さん、お先に例んとこ行ってますわ。」
 一日の勤務が終わって、帰り支度を終えた若い営業マンのザワ
 ちゃんが、オフィスのドアを開けながら最後に残っていたバッド
 チーフに声をかけた!
 帰り仕度が終わってデスクを離れかけていたわたしは、
「ああーー!ザワちん・・・」と思ったが後の祭り。

 実はわたしがステージに立つその日、所長とバッドチーフを除い
 て皆で申し合わせて、ビアハウスで落ち合うことになっていたの
 である。
 
 「例んとこて、どこや?」
 「ゆうこちゃんが歌ってるとこですがな」
 
 もう、まな板の上の鯉・・・終わり・・・固まりましたです・・・
 ザワちゃんに口止めするのを誰もが忘れたのだ。
 これでなにもかもバレてしまったのである。
 当然その夜は、グッドもバッドもビアハウスにお目見えし、盛り
 上がったのはいいが、わたしはひとつ覚悟しなければならなかった。
 
 原則としてはどこの会社も当時はバイトは禁止である。
 バッドチーフの口から噂が本社に入る前に、アクションを起こさな
 ければならない。
 
 その数年前、ケンブリッジ語学留学のために、社員としては初めて、
 一ヶ月の休暇をわたしが会社に申し出たときに、力添えしてくれた
 専務にわたしは事情を話した。

 「会社のサラリーだけでは、自活しているわたしには、アメリカ
 留学の資金はとても貯まりません。アメリカ留学がわたしの夢
 なのです。」
 
 それからしばらくして、ある日の夕方、マイクを持ってステージに
 立っていると、東京本社からその日、出張で来ていたボスの姿を
 客席の隅で見かけた。逃げも隠れもできない。もう迷うことはない。
 観念してわたしはステージが終わるなり、ボスの席まで挨拶に
 出向いたのは言うまでもない。
 
 以来、オフィスの同僚たちはもちろんのこと、時には本社からの
 知った顔がアサヒ・ビアハウスのホール内に時々見られるように
 なったのである。
 
 思うに、あの楽しき愉快なビアハウスの雰囲気が彼らを魅了し、
 わたしをこっそり見逃してくれることになったのではないかと、
 ずっとわたしは勝手に思っている。
 
 わたしのアメリカ行きはこの数年後になるのだが、この事件の発端
 となったおっとりものの「ザワちゃん」は、後にわたしと現亭主と
 の婚姻届の祭の証人の一人となり、そしてまた、彼とは奇遇なエピ
 ソードが待っていたのである。

 
いや~、人生ってまったくもって面白い!
今回、ボスに音楽活動をしていることがバレタ息子、これがきっか
けで、何かの突破口にならないかなぁ、と密かに期待する母であり
ます。

ではでは。
コメント
同じく!
20代の頃、外資系広告代理店のデザイナーとして入社した。
面接の時、特技(?)としてペーパーイラストの作品を見せた。
社長以下、大絶賛!
で、本業とバイト(ペーパーの仕事)を掛け持ちで儲かった。
会社からも依頼があり、給料とは別に支払ってくれた。
よき時代でした。
そのうち良いことがあるよ!息子さんも!
2009/12/16(Wed) 09:49 | URL | 朝から仕事ちゅう! | 【編集
>ちゅうさん

わたしたちの20代の頃、今のように世の中乾いてませんでしたね。
あの当時の話をモイケル娘に吹き込んだもので、
そのつもりで日本へ行った彼女にある日こんなことを言われました。
「おっかさんから聞いていた日本とちがうど~」^^;

あぁ、ほんまに、どないなっとんねん、日本!
新聞読んで、毎朝頭から湯気があがっとります。
なんとかせな!

あれ?話がコメントと全くちがっちゃったわよ、ちゅうさん(爆)
2009/12/17(Thu) 05:53 | URL | spacesis | 【編集
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