2010年1月26日(火) 

2年ほど前から気になっていたものにポルトガルの高級コルクレザーがある。

読んで字の如く、「コルク」が材料である。
コルクはポルトガル語ではCortica(コルティッサ。二つ目のcにはcedilha
と呼ばれるニョロ記号が付く)。
コルクの材料といえば即座に思い浮かぶのが、例えばワインボトルの「コルク
栓」、「コルクコースター」「コルクボード」等で、廉価をイメージさせる
のだが、今回紹介するのは、「これが本当にコルク?」と思われるような
ファッションアイテムだ。

コルクは主にイベリア半島に見られコルクガシと呼ばれる木から剥がされた
樹皮を言う。ポルトガルは世界のコルク生産量の70%を有すると言われ、
コルクガシは国の保護樹木とされる。
下はわたしがシントラ・モンセラーの森で見かけたコルクガシ。
コルクの木1
表皮がゴツゴツしている。

コルクガシは植樹後25年ほどたってから最初の剥皮があるが、最初の
皮はデコボコがあって、加工製品の素材としては不適合だそうだ。
その後9年毎に剥皮がなされ、樹齢は200年ほどだ。

下の写真は、数年前、アレンテージュ地方を家族旅行した際に、田舎道で
見つけた剥皮後の「コルクの木」。
コルクの木2
中に人が入れないようにコルクガシ林は柵で囲まれていたが、こうして見る
剥皮された後の茶色の木は美しくすらある。 

さて、コルクはその断熱性、吸音性、弾力性から近年、環境素材として注目を
浴びている。これに着眼してコルク皮を開発し、このエコ素材にファッション
性を加えたユニークなアイテムを売り出したのが、ポルトガルの「Pelcor社=
ペルコル社」だ。


Pelcor社の高級エコファッション
        
「Pel」はポルトガル語の皮、「cor」はCork、もしくはcorticaの略語で
あろうか。アメリカでも評判を得たペルコル社。2008年にはマドンナが
リスボンでコンサートをした際に、ペルコル社はMのイニシャルをあしらった
コルクバッグをマドンナに贈与。
これを機に「マドンナバッグ・ライン」を発表している。
コルクファッション1  
紳士婦人用のバッグ類を始め、帽子、ベルト、靴、傘とアイテムは様々。
                                                     
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ー続きはここからー

KORUKUFASSHONN コルクファッション4
↑マドンナのイニシャルMが入ったマドンナバッグ。
コルクファッション5
旅行バッグ。

コルクファッション6
こんなのもある。

  
                  (ペルコル社関係画像は全て借り物)  

コルクレザーはコルクの持つ温かい手触り感触と軽さがが魅力、ウォーター
プルーフでそのまま洗うこともできる。
ペルコル社製品はファッション性も優れているが、高級ブランド製品。
店舗はポルトガル国内でもリスボンにしかなく、値段もさることながら、
その辺ではあまりみかけないのである。

ポルトガルの主要産物であることから、コルクのエコファッショはペルコル
社だけではない。

下記は、ポルトでわたしが見つけたコルクファッション展示会。
コルクファッション

バッグ類も素敵です。
コルクファッション

わたしも一本は持ってみたいエコファッション・アンブレラ。99ユーロ。
コルクファッション傘
   
コルクの地肌が他のと少し違うバッグを見つけ、買ってみました↓
コルクファッション6

使い心地は後日、お知らせします。
    

INFORMATION:    
  ポルトでコルクアイテムが入手できる店:
   
 ★ポルトガル・グッズ専門店「Portosigns=ポルトサインス」
        Rua da Alfandega 17, 4050-029 Porto
    (リベイラへ下りる道、「カーザ・デ・インファンテ」の向かい) 

        営業時間: 月~土 10:00~20:00
               日曜日 14:00~19:00 
   
コメント
なんとも!瑞々しい♪
エヴォラの道中記に必ず登場します【コルク樫】これだけの色鮮やかな剥離後の画像は初めて拝見させて貰いました。また、見事に表現されました、表皮の質感も素晴らしいです。ホン~~マに非凡で居られます‥肖りたいですぅ。レンズも良いんですよ、ねぇ m(__)m アッ!アレンテージョの風も心地好さそう。

バージンコルクのスライスでは引きが無いし、コルクブロックのスライスですか、ね。ノンホルマリンの時代です、から、接着も高く付きます。

昨日が仕事始めでした(>_<)時々するのが湯当りです。仕事の後、我が家の風呂で酷い【湯当り】でした。2時間程、洗い場にぶっ倒れた、ままで死ぬかと思いました。正常へ戻る時の心地好さ‥眠って仕舞いました。「大丈夫ネッ」の声で覚醒(+o+)分かっていながら「熱湯はイケません」           
2010/01/28(Thu) 04:23 | URL | 非行左衛門 | 【編集
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2010/01/28(Thu) 16:35 |  |  | 【編集
>非行左衛門殿

あははは。
カメラはオリンパスのそこそこ値段のデジカメです。
2台目のオリンパスで、かれこれ4年になります。
今でもたいしたことはありませんが、デジカメを使い
始めたころの写真はHPにそのまま載せていますが、
ひどいものです^^;

これらの画像は撮り直して少しずつ入れ替えていく
つもりですが、なかなか時間が^^;
修正の腕も上がってきたと思われ(笑)

ところで非行左衛門殿、お風呂は気を付け遊ばせ。
疲れた後の日本のお風呂は本当に気持ちがいいもの、
誠に贅沢のひとつですね^^
わたしはもっぱらシャワーだけです。
しかも昔から朝が習慣ですので、10時半からは日本語があり、
常に急ぎ、カラスの行水のようなものでござるv-8

そうしてみれば、昨年9月の帰国時、湯船につかる間も
なかったのでありました。あぁぁ、もったいなかった!
2010/01/29(Fri) 05:48 | URL | spacesis | 【編集
この記事とは関係ないのですが
はじめまして。パリ在住の日葡家族、梨の木と申します。以前から楽しく読ませていただいておりました。

実は今朝、無料新聞を見ていたらフリーメーソンの美術館がパリにオープンするという記事が目に入り、spacesisさんにお知らせしたくなった次第です。開館は2月10日、一般公開は11日からで、本部(le Grand Orient)内は自由に見学できるようですが、美術館は要予約でガイド付きだそうです。spacesisさんなら隅々まで楽しめるんじゃないでしょうか。わたしも興味はありますが、ガイド付きだと冷やかし半分で見に行くわけにもいかず、ちょっとためらわれます。
ご参考までに、記事のURLを載せておきますね。
http://www.metrofrance.com/info-locale/lumieres-sur-le-temple-des-francs-macons/pjaB!nvoXcd6iuauwFWkO2OOlAA/
2010/01/29(Fri) 21:31 | URL | 梨の木 | 【編集
>梨の木さん

初めまして^^
拙文を読んでいただきありがとうございます。

フランス語は分かりませんが、これは垂涎ものですね!
le Grand Orientはイギリスのロッジが認証していない
非正規のロッジと言われるようですが、フランスでは最大
勢力だそうで、政治活動にも影響を及ぼしているとも言われます。

あぁ、パリへ再び行く機会があるだろうか・・・
フリーメーソン美術館以前に訪問してみたい場所はスコットランド
にもフランスにもありで、大いに心を迷わされます。

梨の木さん、ご主人同伴で、ロッジ内だけでもわたしの代わりに(笑)
覗いてみませんか?^^
実はリスボンにもロッジがあり、ひょっとすると見学可能かも?と
この夏は少しコンタクトをとってみようと大胆なことを考えています。

今回再びナゾニを記事にとりあげましたが、異端、もしくはメーソンに
ナゾニも関連があるのではないかと以前から調べています。
もっと本を読んで調査してり推察する時間がほしいところです^^;

今年はなにやら忙しく、ついついこの方面の記事をあまり
書かないでいますが、私のライフワークですので、どうぞ
気長にこれからもお付き合いのほど、お願いいたします。

ところで、日葡家族とありますが、ご主人はポルトガルの方
なのですね?^^
ポルトガルもその方面では歴史の宝庫だと思います。
こちらにいらっしゃる機会があれば、教会見学など
是非目を凝らしてごらんになってみてください。

面白いニュースをありがとうございました!
2010/02/01(Mon) 04:16 | URL | spacesis | 【編集
どういたしまして。こちらこそ、お忙しそうでしたのに、わざわざお返事いただきましてありがとうございました。

夫に連れられてポルトガルもあちこち観光して歩きましたが、本当に見るべきものがたくさんあるなぁと感じました。惜しむらくは、細部を堪能できるほどの予備知識がわたしにないことなんですが…。(相当楽しめそうなシントラも、真夏の暑さに顎を出しながらあっさりと見学終了してしまった馬鹿ものです)

自分ではなかなか立ち向かう勇気の出ない謎解きに果敢に挑んでいらっしゃるspacesisさんの記事は、いつも興味深いです。今後の調査の話も楽しみにしています。

パリのロッジ、そのうち様子をうかがいに行ってみるかもしれません。その時は、またレポートしますね。

それでは今日はこれにて。(お返事はお気遣いなく。)
2010/02/01(Mon) 21:12 | URL | 梨の木 | 【編集
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