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2010年8月20日

今日はポルトガル・グッズの紹介です。

数あるポルトガル伝統工芸の中でも布物が好きなわたしは長い間アライオロス
(Arraiolos)絨毯に憧れていました。
しかし、高価なので、我が家は5匹もネコがおり、破損は免れないと手を出し
そびれていたのですが、数年前自宅フラットに移ったのを機に、思い切って
まずリビングに大きな一枚を敷くことにしました。

アライオロス絨毯は、ポルトガル南部アレンテージュ地方のアライオロスと
いう町で17世紀に織り始められたといわれます。正式には「Tapete de
Arraiolos」と言いますが、「アライオロス」が町の名前と同時に絨毯の代名
詞になっています。
arraiolos1
(この画像はsapoから)

写真から分かるように、アライオロシ絨毯は専用の毛糸を使い一目一目刺繍
して埋め込んでいきます。初期の図柄は、アラブ文化の影響で幾何学模様を
あしらったものが多かったのですが、現在は花も組み合わせ、一目でアライ
オロスと分かる独特の図柄を作り上げました。

arraiolos2
これがうちのリビングの大きな絨毯の角。撮影がうまくできなかったので角っこ
のみにてご勘弁^^; 通常アライオロス絨毯の周囲はこのようにループで仕上
げられています。下は両ベッドサイド用。
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ー続きはここからー

arraiolos4
arraiolos5

こちらは、かつてポルトに滞在した日本人の知人が手がけたものの、3分の1
しか刺繍できず、帰国してからではもう時間がなくてできないからと、置いて
行ったものを、義姉が仕上げてくれた貴重なもの。
arraiolos2

アライオロス絨毯は手作りの温かさが感じられ、冬も夏も素足に心地よい。
また、敷物としてだけではなく、高価な壁掛けとしても使われます。

下はわたしの気に入りで、やはり義姉の手によるクッションカバー。
2枚対でいただきました。
arraiolos3

我が義姉は実に手の器用な人で、アライオロスを見よう見まねで仕上げたよう
です。わたしもかつては、レース編み、毛糸編み物、木彫などよくしたものだ
が、このアライオロスだけは手を出しませんでした。理由はただひとつ、のど
が弱いわたしは、毛糸で刺すときのほこりがダメなのでありました。

昔と違い、今はハイパーマーケットなどで安く手に入るものもありますが、
安いと思われるのは全て「中国製」。
昔、うっかりそれを知らずにハイパーマーケットで廉価のを見つけ、小躍り
して買ったところが、「アライオロスがそんなに安いはずはない!」と夫に
言われ、確認するとやはり中国製だったということがあります。

本物のアライオロス絨毯は小さなサイド絨毯で500ユーロは下りません。
大きいのとなると最低バーゲンでも1500ユーロは出すことになります。

それに、なんと言っても嬉しいのが、普通の絨毯と違い特性の毛糸で作るので
すから毛足がなく掃除機をかけるのが楽なこと!
ネコが5匹もいる我が家では、毛足の長い絨毯などとても敷けません。

勿論華麗な高級ペルシャ絨毯とは比べられませんが、カントリーっぽく「手作
りの温もり」と言う点ではポルトガルのアライオロス絨毯は引けを取らない
でしょう。
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テーマ:ポルトガル
ジャンル:海外情報
コメント
こんにちは。

実は、このアライオロス絨毯、自分でもやってみようかと思って本を買ってあるんです。普通の毛糸でできるのだと思っていましたが、特別の毛糸(絨毯用)があるんですか?どんな毛糸なんでしょうか?

最近の若い人はやりたがらないようですけれど、ポルトガルは実用的な手仕事の伝統が根強く残っていますよね。初めて見たときは野暮ったいように感じられたものも、最近は技術に見惚れるようになり、穴があくほど眺めてしまいます。

2010/08/20(Fri) 20:11 | URL | 梨の木 | 【編集
>梨の木さん

こんにちは^^

手芸店でアライオロス用のLã(ラン=毛糸)というと売ってくれます。
普通の毛糸に比べて荒く太いのでしょうか。

また地布は「Juta」といいます。

まずはクッションカバーなどの小さいものから
してみるのがいいかも
知れません。時間と根気が要りますから^^

わたしの知人が置いていったのは、小さめのカーペットですが、
仕掛けたものの諦めたようでした。毛糸のほこりも出るようです。

毛糸が足りないときは、ポルトで入手できますから、
お手伝いできると思います^^

来た当時はわたしもポルトガルのものはセンスがない、野暮ったいくらいに
思っていたのですが、今は、「いぶし銀」の魅力があるぞ、なんて思っています^^

布物も質素ですが素敵なのがたくさんあります。
おいおい、取り上げていくつもりです。

2010/08/20(Fri) 22:24 | URL | spacesis | 【編集
アライオロス!
絶対に行って、絨毯を買いたいと思っていました。3週間ほど前にリスボンに行った帰りに寄りたかったのですが、義母がまっすぐポルトに戻りたいと言うので、せっかく朝早くホテルをでたのに、直でポルトへ。。。アライオロスには行けませんでした。イギリスに帰るまでに行きたかったのに、私たちのポルト滞在もあと少しになってしまい、行けそうにないです。。。とほほ。アライオロス、アライオロスと旦那に言ってたら、今日のSpacesisさんのブログでアライオロスが取り上げられていて、驚きましたよ。やっぱりこの絨毯はアライオロスに行かないと手に入らないんでしょうね。というか、やはり本場でいろんな模様を見てみたいし、やっぱり足を伸ばしたいですね。(自分で作れたら一番すごいですが。義姉様の作品、すごいです!)

ところで、郵便局でいろいろ聞いてくださって、ありがとうございます。今日、私たちもたまたま郵便局にいって聞いてきたのですが、私たちは、一番安いのは航空便と言われました。。。でも、例えば15キロの箱だと58ユーロほどみたいです。なんか謎だらけです。教えて頂いた日通も問い合わせてみましたが、ちょっと高めなので、郵便とどちらにしようかただ今悩み中です。

いろいろと本当にありがとうございます!決めたらまた報告しますね。
2010/08/21(Sat) 07:36 | URL | ルチア | 【編集
>ルチアさん

アライオロスの絨毯、ポルトでも入手できますよ。
わたしもポルトの絨毯店で買いましたから。

絨毯店を探すのも大変でしょうから、ガイアにある
「El Corte Inglese」の5階か6階に絨毯売り場がありますが、
そこでも置いてあります。今ならバーゲン期間ですから案外
お買い得になるかも!

それと、今気が付いたのですが、船便で302ユーロというのは
日本まででした^^;というのは、わたしの別サイト、HPで質問が
あったものですから、間違っちゃってごめんなさい^^;
ルチアさんの場合はヨーロッパ内ですから、それくらいでで
きるのでしょうね^^
2010/08/21(Sat) 07:51 | URL | spacesis | 【編集
ありがとうございます
返信をありがとうございます。アライオロスノ絨毯、ポルトでも入手可能なんですね。デパート、のぞいてみます。あと、テーブルクロスとか、この国はすてきなものが多いですね。

船便の件もありがとうございます。イギリスに出すとなると、もしかしたら航空便しかないのかもしれないですね。あれからやはり、郵便局で荷物を出すことにしました。日通さんで出すほど荷物がなさそうだったので。でも、日通さんは、とても対応が良くて、信頼できる感じでした。大きい引っ越しのときはぜひ利用してみたいです。
2010/08/25(Wed) 16:40 | URL | ルチア | 【編集
>ルチアさん

アライオロスはショッピングセンター内に絨毯専門店にも
置いてあると思います。
うまく見つかるといいですね。
2010/08/27(Fri) 18:53 | URL | spacesis | 【編集
アライオロスじゅううたん
こんにちわ。はじまして。
アライオロスのじゅううたんを、叔父から譲り受けたのですが、こちらのサイトで
はじめて、詳しいことがわかりました。
お好きな方がもっていてくださると、
良いですね。
どんなルーツのものか知りました。
2018/05/23(Wed) 17:28 | URL | アリス | 【編集
アリスさん
初めまして。
譲り受けられたのは素敵ですね。

うちではベッドサイドや廊下にも使っていますが、季節にかかわらず、足ざわりがいいですよ。

海外であまり知られていないのが残念です。

2018/05/24(Thu) 03:39 | URL | spacesis | 【編集
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