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2010年8月25日

胡蝶蘭
わたしの胡蝶蘭。2度目の花を咲かせました。

この数日、ブログ更新も忘れて何をしていたかというと、ひたすら書類の整理、
整理、整理・・・・書類というか、日本語授業で自分が作成したあまたの教材
コピー、「spacesis、謎を追う」シリーズの検索資料コピーがpcサイドに積み
上げられ、通常ですと、一定期間でファイルを作るのですが、この数ヶ月は
その時間がないまま、「プリントしてはホイ」という具合にパソコン横に積み
上げられてきたのです。

そうそう、ポルト市と財団からのJapan Week関係のメールコピーも、必要時に
すぐ情報が取り出せるようにして置くべきもので、行事の内容ごとに分けて
息子の部屋のベッドの上にずっと並べられておったのですが、これも内容を
復習しておくために整理です。

そしてもうひとつの整理は靴と洋服。
何年も着用してこなかったものは、思い切って今年は処分しました。
が、もしかしたら娘が着てくれるかもしれないと思い、長年保存してきた若い
時の気に入りの服は、わたしの身長よりずっと背が高く足も長いモイケル娘に
もう着てもらうこともありません。が、今回はそこまで手が回らず、未だ数箱、
車庫の中で眠っています。

そんなことをしている間に気が付けば、昨日から日本語教室一部は再開です。
というわけで、Back to the work!

さて、なんだかんだとしながら、7月後半から一ヶ月間で読んだのが下記の
本です。

books

藤沢周平を読むことになったきっかけは、補習校時代に授業で受け持った
中学生の国語教科書「蝉しぐれ」でした。
今回の4冊は、時々お互いの本を交換し合っている補習校のI氏からの
借り物で、「用心棒日月抄」シリーズ。

北国小藩の青年武士青江又八郎を中心に、出奔した江戸での用心棒仲間
細谷源太夫や影の組織の女頭領佐知たちとの16年間の交流を語りながら、
江戸の市井の生活も描かれ、3巻までは短編としても読みきれます。

亡き母が生前よく読んでいた時代物ですが、藤沢周平の本との出合いを通して、
今その面白さがわかってきたように思います。
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ー続きはここからー

「砂の器」はご存知、松本清張作。今年は清張生誕100年にあたるそうで、
「砂の器」を始め、二十歳の頃から多くの清張作品をわたしは読みました。
今回は、今再び読んでみたらどうであろうかと、選んでみたのがこの作品です。

清張の社会推理作品は20代の時期、「砂の器」「ゼロの焦点」「点と線」の
代表作は夢中になって読み漁りましたが、その他にも記憶に残っているのに、
「波の塔」「球形の荒野」、そうそう、「霧の旗」などは柳田桐子という主人
公の名前まで今も覚えています。

清張の作品はどれも人間の心の深遠を見る思いがして読後感にいつも寂寞を
持ったものでした。

さて、お次の「P2」。これはわたしが勉強している「spacesis、謎を追う」
シリーズの参考資料として、久しぶりに読んだバチカン、フィリーメーソン
さえ動かす影の秘密組織「P2」に関するミステリー小説で、世界のベストセ
ラーに入っている一冊。

しかもこの本の作者はなんとポルトガル人でポルト出身のテレビ番組製作者
Luis Miguel Rocha(ルイス・ミゲル・ローシャ)で原題は「O Ultimo Papa=
最後の法皇」。

最後の法皇とは、過去400年のバチカン法王在位の中で最短33日で世を
去ったヨハネ・パウロ(ジョン・パウロ)一世のことです。その死には暗殺の
噂も
常につきまとって来ました。アメリカ映画ならば、遺体を暴き検死をするとこ
ろでしょうが、法王の遺体は解剖することが許されないとはダン・ブラウンの
本でも書かれていることです。

「P2」には、聖地ファティマの生き証人、シスター・ルシアや、今もって
ポルトへ向かう飛行中の事故死に不審を持つ人が多い1980年の、ポルト
出身、ポルトガル首相サ・カルネイロ(Sa Carneiro)の話も取り上げられ、
30年ポルトにいるわたしには身近な話題でしたから、随分と興味深く読み
ました。
ちなみにわたしの土曜日日本語教室として借りているアトリエは、サ・カルネ
イロ氏がポルトで弁護士時代にオフィスとしていたところだと聞きます。

う~~ん、なんでもかんでもConspiracy(=陰謀)と勘ぐるのはよくないかも
知れないが、現日本も、P2やメーソンは関係なくとも、あながちどこぞの
Conspiracyがないとは言えない状態かもよ・・・と、この小説に我が母国を
チラリ重ねて見たりもしたのでした。
ダヴィンチ・コード、悪魔と天使などの宗教ミステリーに少し興味を持つ人に
は、お奨めの一冊です。

最後は写真右に見える何やら哲学的な表紙に見えなくもない「テルマエ・ロマ
エ」(ローマの温泉?)、その他「イタリア家族・風林火山」「Buonappetico!」
これ、全部マンガなんです(笑)
作者はイタリア人の夫を持つ、一時期リスボンに在住していたという「ヤマザ
キマリ」氏。

これらのマンガは、この夏、ブログを通して知り合いになり、現在ポルト近郊
に住むピパーナ(pipana)さんご夫妻、同じくブログで知り合ったロンドン在
住でポルト近郊のご主人の実家で夏休みを過ごしていたじょみーさんご夫妻と
初オフ会で出会ったときに、貸していただいたマンガです。

読んでみると、なんとまぁ、わたしの昔のポルトガル体験談とぴったし重なり、
「あははは。おんなじことをこの人も体験してるんやぁ」と納得。懐かしい思い
のするマンガでありましたよ、ピパーナさん。

過去30年間のポルトガル体験を、わたしはまだまだ整理しきれていないので
ブログねたには今のところしていませんが、子どもたちへのメッセージとして、
そのうち始めましょうか^^

といってもやはりJapan Week終了後ですね。なにしろ大してキレもしない頭、
そちらまで回らないだろうから^^;
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コメント
日本語の本は一度読み出すと、止まらずに読んじゃいますよね!日頃、活字というか、日本語に飢えていると、何もせずに読書ということになってしまいます。私もリスボンのお友達に、毎回10冊以上本を貸して頂きます。でもすぐに終わってしまうのが忍びない(汗)。
漫画類は、美味しんぼが好きで、昨年日本へ帰国した際に、ブックオフで大人買い、82冊を購入して欧州へ戻りました(笑)!安く本が手に入るのは嬉しいです。
お読みになられた本、今度探してみます。
2010/08/26(Thu) 19:08 | URL | つなみ | 【編集
Boa noite ^^
マリさんの漫画面白くて泣きながら読みましたw
spacesisさんにも楽しんでいただけたようで良かったです ^^

私もかなり本、漫画を読む上、全部コレクションとして残したいタイプなので本類は増えるばかりです ^^;

お借りしている漫画を返さないと・・・と思いながらバタバタ、気がついたらもう8月末ですね O_o;

spacesisさんの日本語教室はどちらですか?
9月、市内に行く時にレッスンの前か後にでもお渡しに上がろうと思っているんですが ^^

Japan Weekの準備もおありでしょうし、ぱっとお渡しするだけでOKですので ^^
2010/08/27(Fri) 08:37 | URL | ピパーナ | 【編集
胡蝶蘭は!?
華々しい展覧会か、会社設立オープニングパーティでしか見る事が出来ません。
最近はこの不況でとんと見かけないなぁ!
漫画少年のちゅうも、最近はほとんど漫画は見ません。
カミさんは中年になってから一時ハマリ夢中になってみていましたが、最近は落ち着いたようで。
明日は、テニスクラブの納涼親睦会、私は幹事の一人です。
景品に材料を買って来てちゅうの絵を入れたストラップを作成中です。
明日は、弾けるぞ!
2010/08/27(Fri) 19:07 | URL | 親睦会の景品制作ちゅう! | 【編集
>つなみさん

わたしも子供たちがいたころは、ブックオフからマンガ本を
たくさん購入して持って来ましたよ^^送料の方が高くつきましたが^^;

みなさんお好みの読書ジャンルがあると思いますが、
近くに住んでいるのでしたら、お貸しできるのにね^^

>ピパーナさん

読んだ本を全部とっておきたいというのはわたしと同じです。
わたしは映画も大好きなものはDVDなりビデオなりで蒐集してます。
何回でも観るんであります、何回でも感動するんであります(笑)

わたしも借りっぱなしの本、気になっています。
9月上旬に一度女同士でお茶でも飲みましょう!





2010/08/27(Fri) 19:10 | URL | spacesis | 【編集
>ちゅうさん

マンガはモイケル娘の関係で、いったいどんなものを?と
親として一応知っておきたいとの気持ちで目を通していましたね。
で、「俺は鉄平」などは一緒になって笑ったりしてたわけで^^

それにしてもちゅうさん、仕事も趣味も大いに忙しそうで、よろしいこと!

でも、テニス、気をつけてね^^
いつまでも若くないんだからv-23
2010/08/28(Sat) 00:52 | URL | spacesis | 【編集
Boa noite ^^
そうですね、何度読んでも何度見ても何度聴いても感動する、同じくデス ^^

では、また9月上旬に予定をみてご連絡差し上げますね ^^
2010/08/28(Sat) 10:29 | URL | ピパーナ | 【編集
藤沢周平に関して検索していたところ辿り着き、ポルトガル!?という驚きからコメントさせていただきます。
松本清張、藤沢周平、山本周五郎などの愛読者の母の影響で藤沢作品に触れるようになりました。元々サスペンス好きですが、ベッドサイドストーリーとして眠くなるかと読み始めたところ、心奪われ枕を濡らしながら余韻に浸っております。
読む楽しさを再認識しながら色んなご意見を楽しみにしたいです
2010/09/08(Wed) 20:40 | URL | MASAKO | 【編集
>MASAKOさん

初めまして。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

藤沢周平の作品はしっとりしていていいですね。
映画もDVDで数編観ましたが好きです。
下級武士を主人公にしているのが尚更面白い。
特に、女性の描き方が好きです。
わたしはとても真似もできませんが、女としての
たしなみを改めて認識させられ、自由な今の時代とは
違いますが、じっと耐えるゆえの美しさにこの年齢に
なって惹かれる思いです。
もちろん、真似などできませんですが^^;

山本周五郎も若い時に一時読みました。
特にすきなのは「さぶ」です。

清張、周五郎がお母様の影響とするとMASAKOさんのお母様と
わたしは同じ世代でしょうか^^

これからも時々読んだ本を取り上げると思いますので、
よろしかったらまた立ち寄ってください。
2010/09/08(Wed) 22:19 | URL | spacesis | 【編集
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