2017年1月3日

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新年明けましておめでとうございます。
旧年と変わらず本年度もよろしくお願いいたします。

クリスマス、元日といい天気だったのが、昨日今日は小雨の静かな正月です。

ポルトガルの正月は元日のみが祭日で、昨日の月曜日から会社員は仕事始め、学校も今日から登校です。わたしも明日からいつも通りの日本語教室開始、新しい年の到来をしみじみ噛み締める間もなく、今年もあたふた出発と相成ります。

ところで、考えて見ますと拙ブログも早や11年目に、手始めにと訳も分からぬまま盲滅法始めたホームページ時代も数えますと13年目というネット暦になり、我ながら長期続いたことに少し驚いています。

当初はポルトガルから日本へ行った遠く離れて住む子どもたちへの遺言代わりのつもりだったのと、自分が日本語を忘れないがために、日々考えたことや、彼らとの思い出話、自らの青春時代を記録として綴っていたこのブログですが、いつの間にか途中からポルトの街の写真撮影と案内が主の、ガイド風になっていたりもしました。

その頃は、今日のように日本語授業も多く受けておらず、子どもたち不在の寂しさを紛らわすために、ポルト一人探検と称して暇を見ては街へ繰り出しました。長年住むものの、子育てに夢中になり見向きもせず生きて来たポルトでの生活でしたが、街をほっつき歩いては様々な発見に出会いブログ記事にせっせとあげてきました。

おかげさまで、ロンドンを拠点とする、とある会員雑誌の編集者に拙ブログに興味を持っていただき、ポルトガル案内記事執筆の仕事が舞い込むという幸運に恵まれ、恐々引き受けたライター歴も今に及んで10年になりますが、続ければ続けるほど、文章を書く才のない自分に四苦八苦しております。

が、ブログは自分の好きな文体で書けますゆえ、皆様にはつたない記事であると思いますが、その点はどうぞお見逃しの上、本年度もお付き合いのほどを宜しくお願いいたします。

また、これまで忙しさにかまけて、ついつい更新が長く滞ったりしましたが、今年は毎日とは行かないでしょうが、できるだけ綴りたいと思っておりますゆえ、乞うご期待!

本日は新年のご挨拶にて。では、みなさま、また明日!
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2016年12月31日 

おおつごもりの今日、例年通りであれば、ふぅふぅ言いながら、ひとりで大掃除をしているところなのですが、昨日、30日まで仕事をしていたゆえ、今年は早々に掃除を引き上げ、夫と昼食、買い物がてら、ダウンタウンへ出てみました。

年の終わりにダウンタウンなど、ポルトに住んで以来、多分始めてのことではないかな?

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街は地元の人間、ツーリストで溢れ、暖かめの大晦日の午後、たくさんの人がオープンカフェでくつろいでいました。

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さて、市庁舎通りことアリアードスに来ると、突然腹にびんびん響くビートがものすごい音量で聞こえてきます
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今宵、ロックコンサートを聴きながら年越ししようと、この市庁舎通りの中央歩道レーンを埋め尽くす若者たちに用意される野外ステージです。除夜の鐘がうるさいどころじゃ、あらへんで(笑)

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腹にも頭にも心臓にもビンビン響いてくるこのビート、自ずと体がリズムに乗りそうですが、この音を数時間聞くのは持たないな、と、そそくさと用を済まし、賑やかなダウンタウンを後にしました。

さて、日本は新年を迎えたことでしょう。本日はこれを2016年の最後の記事にいたします。
この1年、拙ブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。

ではみなさま、Bom fim do Ano!(よいお年を!)
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2016年12月21日 

師走の12月、日本ではお歳暮の時期でもある。クリスマスも今週末にせまり、まだまだプレゼントの買い出しに駆け回る人も多いポルトガルだが、日本のお歳暮にあたるのではないかと思われるひとつが、「カバス(Cabaz)と呼ばれるグルメセット籠です。

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12月ともなれば、大手のスーパーに並ぶ。

ワインを始め、缶詰、ハムソーセージ類、チーズ、ジャムなど、中身は選ぶことができます。

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Wiki より。Cavaz(果物かごの意味)値段はと言うと、40ユーロくらいから上は300ユーロを超えたりする。

日本と少し違うところは、職場の上司や仕事関係のお得意先への義理がらみの付け届けはしない、という点です。丁度クリスマスとあいまって、一年を振り返ってみてお世話になったと思われる人に感謝の印としてクリスマスの贈り物を届ける、という具合です。

この他、、生ハムの脚一本とか、この時期には欠かせないバカリャウ(Bacalhao=大きな干しダラ)などがあります。
 
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生ハムの脚一本。食べるために下は薄くきったもの

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わたしはこの生ハムが大好きなのですが塩気が多いので近頃は血圧の関係上、極力避けなければならないのが残念至極。

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Wiki より。 大きなバカリャウ一枚は5キロ前後、42x92cmの大きさで、厚みは一番分厚いところで5cmにもなる。

上の写真は一枚のバカリャウの切り方を示しているが、切り売りも多い。なにしろ、一枚全部は値もはる。

さて、今日は生ハムにまつわる古い話を引っ張り出しましょう。以下、どぞ。

かつて庭付きの借家に住んでいたころの話ですが、冬の間の湿気を追い払うのに、日中は車庫の戸をよく開け放していたものです。今の自宅フラットと違い、当時は夫の書斎がなく、写真に見られる生ハム、もらって大いに嬉しいのだが、置き場所に困り、車庫の壁にぶらさげて置いたものです。

ある日の夕方、車庫に車を入れ終えて「ただ今」と家に入ってきた夫いわく。

「生ハム、君、上にもってきたの?」
我が家は3階建ての家屋の一番上であった。
「あんな重いもの、わたしが抱えて来れるわけないじゃない」
「でも、壁にぶらさがってないよ」
「ええ??」

慌てて車庫へ行って見ると、確かに夫の仰せの通りあるべき場所に生ハムの脚が・・・ない@@
車庫の奥へツーッと目をやりましたら、れれ?車庫の奥のワイン棚にずらり並んでいるはずのワイン、ウイスキーの本数もガバと減ってるではないか!

し、しまった!そうです、こそ泥にしてやられたのでありました。

当時のわたしは、常日頃から窓開放主義、全面的に人を信頼する人間(笑)日本にいたときからきちんと戸締りをするなど心がけたことがないのです。仕事で日中空けているアパートも、当時飼っていたネコのポチが自由に出入りできるようにと、表通りに面した台所の窓は、いつも少し開けっ放し。それでもあの頃の日本は世界一安全な国と謳われたように、一度も空き巣に入られたことがない。

そんなものですから、ポルトガルへ来てからも風通しをよくするためにと、何の疑いもなく車庫のドアは、特に夏は、そして冬でも天気のいい日には開けっ放しにしておりました。

どうも、それで目をつけられていたようです。

考えて見ると、それまでにも何度かおかしいなぁと思ったことに思い当たる。「確かに夏のシーツ全部を車庫のここに置いたつもりなんだがなぁ。見あたらない」とか、「あれぇ?亭主がいただいた陶芸作家の人形一式の箱、どこへいっちゃんたんだろ・・」等々。

のんきなわたしは、多分自分か夫が整理して車庫の棚に乗せたのだろうくらいに思っていたのですが、思い当たる節がたんとあることにそのとき初めて気づいた。道理でそれらが出てこなはずです。

ふん!ワイン、ウイスキー、それにこの生ハム一本で、こそ泥たちめ、今宵は酒盛りかと思うと、さすが、のほほん者のわたしも面白くない。

こういうことが数回あったというので、物を盗まれるよりも自分が家にいるというのにこそ泥が堂々と入っていたいうことに恐れをなし、とうとうわたしはドア開放主義を止め、以来車庫のドアをしっかり閉めることにしたのでした。

今はこの生ハムを狙う相手が「こらぁ!」の一言で散らばる、たかがネコたち(笑)可愛いもんです^^

バカリャウに関しては下記に記事を書いています。よろしかったらどぞ。

・「これがなくては始まらないイヴ


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2016年12月20日 

気のあった者同士、いつもの4人仲間で忘年会をしようよと、先日曜日はポルトダウンタウンのレストランで昼食をしてきました。

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よく利用するポルトガル伝統料理のレストラン「Solar Moinho de Vento 「風車」の意味。

ポルト在住期間も来年5月から39年に入ろうと言う長老(!)のわたしを始め、30年程の同年代二人、それにおそらく20年近くの若いOちゃんと、各々、ポルトガル人の連れあい抜きの会食ですから、みな本音がでることでること。その間柄ゆえ、久しぶりに会っておしゃべりするのが楽しいのです。

かつては子育て、子達の日本語教育等が我らの話題の中心でしたが、やがてその子どもたちも、Oちゃんのを除いては独り立ちし、うち、我がモイケル娘を含む3人は所帯を持ちです。長年共にポルト補習校に携わってきた同僚だったI氏は既に二人の孫がおり、「次はあんただね」と今回は囃し立てられて参りました。が、こればかりは天のみぞ知る。

さて、そうこう話しているうちに、話題の行き先が老後を越えてその向こう、つまり終活となるのが、近頃定番になって来た我らであります。一人が、実は時間的、距離的に墓守も大変なので兄弟で話し合った結果、日本での墓地を売ろうとしたところが、お寺から「では、土地を平地にして返してください」と言われ、その費用に200万円かかると言われた、とのこと、なんとまぁ!!

してみると、亡くなった我が母の実家、弘前にある先祖代々の墓も、おじたちの連れ合いたちも分骨などして、現在墓守をする従弟も子供がいないもので、先の問題がもちあがっているのを耳にしましたが、核家族化し、少子化になり、古い慣わしが消滅しつつある事態が、都会のみならず田舎にも押し寄せているのだなぁ、と思わされた一件でした。

ポルトガルと言えば土葬の習慣でしたが、近年はCremaçãoと言って火葬を望む人が増えて来、古い習慣の変化はこの国にも色々現れてきています。で、今回わたしたちの終活話で持ち上がったのが、ロッカー式納骨堂です。

ポルトガル語でColumbário(コルンバーリオ)と言います。先祖代々の墓地があれば別ですが、それも
田舎にある場合は、新しく墓地を買い求めたりするのですが、土葬だと日本同様、高いのです。それで、近年出てきたのがこのコルンバーリオです墓地の一角にこんな感じで設置されています。

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う~ん、あまり入りたないな、と見た目に思ったものですが、同じポルトに子供たちが住む友二人と違い、
夫とわたしの場合は娘はもう日本在住確定ですし、息子も今のポルトガルの状態では帰ってこない確立が高い。

ならば、誰も来ぬ墓地などあっても仕方あるまい、あるいはこのロッカーも要らないかもね、と夫と話していたのが去年くらいでしょうか。すると、今年の春先、突然夫が「買ったよ、将来の家」と言うではないですか(笑)

えー!、どこに?いつの間にそんなお金、持ってたの?と問うと、「だから、ほら、近くの墓地に」 がーーーん!何が将来の家よ、冗談きついよ。聞くと義兄も義姉も同じブロックに買ったという^^;なんだかなぁ、と思いながらもさすが仲のいい兄弟だわい、と受け入れざるを得ないのでありました。

わたしたちからするとまだまだ若いOちゃんそっちのけで、60代の我ら(来年の1月までかろうじてひっかかることができるわたしだw)、レストランで食事しながらこんな話に盛り上がり、わーっはっはと時に大笑いして盛り上がっていたとは、満席の周囲の客たちはつゆ知るまい。

どうもどうも皆様、クリスマス間近、年末お正月も少しに控えているこの時期に、滅相もない題材でごめん遊ばせ。

食事も終わり、今年もI氏の畑でとれた貴重な大根をヨッコラショとかついで、その重さで少し汗をかきながら、人出で賑わう暮れかかったポルトの市庁舎通りをのぼって帰宅したのでした。

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虫食いがあり見た目は悪いが、水分たっぷりのI氏の大根はまことにおいしい。

本日も読んでいただきありがとうございます。
ではまた!
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2016年12月16日 

毎年のことだが、この時期の悩み事にクリスマスのプレゼント買出しがある。

家族を始め、クリスマスの祝いに集まる親戚の大人子ども、普段あまり付き合いのない親戚にも届ける。その他、名付け親であればその子どもたち、それに常日頃お世話になっているお医者さん、ポルトガル語を習っているディアス先生、お手伝いさんもいる。

わたしの場合、息子、娘、妹などが日本にいるので、テーブルワインを送るなどすると、中身より送料の方が高いということが、ざらにある。ポルトガルは送料が高いのだ。

プレゼントはもらったら喜ばれるものを、と、あの人にはこれ、この人にはこれと、一人ひとりを思い描きながら買おうとするのだが、いよいよNatal(ナタル=クリスマスのこと)と切羽詰まってくると、それどころではない。とにかく人数分の数を揃えなきゃ、と相なり、ごった返しのショッピングセンター、書店を回ったりするので、体力たるやなかなかに消耗するのである。

息子と娘の学校教育が終わるまでは、どうしても教育費にお金がかかっていたので、限られた予算でたくさんのプレゼントを用意するのは決して楽なことではなかったのだが、今年は、わたしたちにとっては「エイヤ!」という気分で少し奮発してみることにした。

するとまぁ、あららと言う間に、先週で買い物はほぼ終了。あっはっは。買い物に時間がかかったのは、
予算とにらめっこしながらだからなのだと、今更知ったというわたしである。

ポルトガルのボーナスは昔から給料の一カ月分となっているので、夫がまだ若かった頃は、ボーナスは全部クリスマスプレゼントに使われていたの。夏は夏で出たボーナスは家族旅行に費やしていたのだから、端から見ていたわたしは、いったいこれでどうやって貯金できるのだろうか、と焦ったりしたものだ。

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プレゼントはもらうより上げるほうが楽しいし嬉しい、と思うようになったのは近年のことである。
わたしは夫からのプレゼント以外は(毎年、日本への航空券なのだわさ^^)、クリスマス、誕生日と言えどもなくても構わない。取り立てて、欲しいものはもうないといってもいい。いただいてどこぞに仕舞いこんでいるものがどれだけあるだろうかと思うと、もったいないな、の感がある。

そこで、数年前から夫には、プレゼントの対象は子どもだけにしないかと提案してあるのだが、夫の考えは違うようだ。また、子どもには日本のお年玉のようにお金であげるのはどうかと、再三夫に言ってきたのだが、これも受け入れてもらえなかった。

子供が小さいうちは物であげるのもいいが、たくさんのプレゼントの中にひとつ「お金」があってもいいのでは?物の場合、ダブルこともありうる、それに、わたしは長年チャイナフリー(チャイナ製品ボイコット)主義なので、ほとんどの子どもおもちゃがチャイナで作られるゆえ、そうでないおもちゃを探すのが大変なのである。お金なら、子供が積み立てて将来何かにつかうことができようし、それで好きな物を買うこともできよう。

そう提案してきたのだが、その習慣がないポルトガルのことゆえ、夫はわたしの提案を受け入れてこなかった。が、今年は、12才、13才になる子どもたちには、ついに日本からわたしが持ってきた「お年玉」
袋に入れて渡すことになった。なにしろ、おもちゃを上げる年齢ではもうない。かといって、身に着けるものも、それぞれ好みが出てきて、あげた物が必ずしも喜んでもらえるとは限らない。図書券と言う手もあるが、それも本好きならではの話だ。

ふっふっふっふ、だんなさん、ね?わたしの言うことも一理ありますでしょ?数年内には、サントス一族のクリスマス祝日には、大人へのプレゼントなしということもあり得るかしら?

なにしろ断捨離を始めているわたしである、なのに、毎年毎年、物が増えるのは実は困るのであります。
欲しい人があればあげるのだが、それも気をつけねばならない。下手すると周りまわってそのプレゼントが贈った当人に渡らないとも限らない。クリスマスは色々気を使うシーズンでもあるのだ。
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